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頭部外傷後遺症

頭部外傷後遺症の鍼灸治療(通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

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頭部外傷後遺症について

頭部外傷後遺症の原因【交通事故(後遺症】

頭部外傷後遺症とは、頭部外傷のあとに起こってくるさまざまな障害です。
頭部外傷で、損傷部位の脳細胞が行っていた機能が失われると後遺症が残ります。
頭部外傷の種類には、頭皮外傷、頭蓋骨骨折、脳しんとう、脳挫傷、脳裂傷、脳の内部や脳と頭蓋の間に血液がたまる頭蓋内血腫などがあります。頭蓋骨が骨折しなくても脳がダメージを受けることもあります。脳の損傷の重症度は、外傷の程度とは必ずしも相関しません。
歩行者の交通事故死亡原因の約7割は頭部外傷後遺症です。また頭部外傷での死亡の7割は交通事故です。頭部外傷を受けた人の4分の1に後遺症が起こるといわれています。
頭蓋骨のなかには脳が入っており、大脳、小脳、脳幹に分かれています。脳幹には呼吸器、心臓など生命維持に必須な中枢があります。この中枢に重大な損傷が起これば即死となり、医療の対象とはなりません。直接、脳幹に損傷がなくてもかたい頭蓋骨で密閉された大脳で急に多量の出血をしたり、はれたりすると、脳内の圧力が上がり大脳からの圧で脳幹を圧迫し意識がなくなり死に至ります。このような場合は、血のかたまりをとる手術や脳のはれをとる点滴をおこないます。
頭部外傷でいちばん大切なことは、意識障害としているか)です。直後から意識消失が続く場合と、受傷直後に意識消失したあといったんよくなり、その数十分から数時間内にふたたび眠るように意識がなくなる場合があります。意識消失時間が短いとき、本人は覚えていないことが多く、他人が見たほうが正確です。
高齢者の場合、受傷してから徐々に物忘れなどの痴呆症状があらわれ、3週間から3カ月して痴呆がはっきりしてくる場合があります。「慢性硬膜外血腫」といって、徐々に出血していることがあります。この場合は開頭し血腫をとり除くと痴呆がよくなることが多いです。

頭部外傷後遺症に対する当院の取り組み

当鍼灸院の頭部外傷後遺症の治療目的は、頭部外傷後遺症患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと頭部外傷後遺症の完全な回復までの時間を短縮することです。
頭部外傷後遺症の治療は、西洋医学以外に東洋医学の針灸治療があります。当鍼灸(針灸)院は頭部外傷後遺症患者の期待に応えるため、25年間、頭部外傷後遺症の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用で良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の90%は経過がよいと考えられます。
当鍼灸院の治療方法は頭部外傷後遺症の原因に応じて、多岐に渡って行います。当鍼灸(針灸)院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そして頭部外傷後遺症の治癒で、頭部外傷後遺症患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。

頭部外傷後遺症の鍼灸治療法

頭部外傷後遺症の鍼灸治療症例と臨床経験

頭部外傷後遺症の鍼灸治療症例:患者277名。取穴:風池、風府、大椎、天宗、風門、肺兪、後渓、曲池。電気針、20分間後、吸い玉20分間。

頭部外傷後遺症の鍼灸臨床経験:当鍼灸院では、多くの頭部外傷後遺症の症状を完治、或いは改善してきました。今も多くの頭部外傷後遺症患者が通っていらっしゃいます。頭部外傷後遺症患者の一人一人の症状に合わせて、当鍼灸院はきめ細かい針灸(鍼灸)治療を行っています。中国鍼灸の針灸(鍼灸)治療では、頭部外傷後遺症患者の回復と予後は良好で、多くの頭部外傷後遺症患者は普通の生活が可能となりました。
頭部外傷後遺症後遺症の鍼灸治療は、一般的なリハビリより、回復の程度がよく、全快した人が多いです。

頭部外傷後遺症の鍼灸治療のメカリズム

頭部外傷後遺症患者さんの神経、筋肉組織機能の回復を促進すると考えられます。

頭部外傷後遺症の鍼灸治療のメカリズム

 頭部外傷後遺症の原因| 頭部外傷後遺症【神経疾患】

当院独自開発した【脳透穴針】治療法:頭部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ脳組織と情報処理機能を改善する仕組みです。
1.【脳透穴針】:特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.大脳大動脈、大脳中動脈、大脳小動脈の血流量が増え、脳への血流供給が増え、損傷した脳組織と働きを修復します。
4.「確率共鳴」という現象が起き、大脳の情報処理機能を活発化させます。
5.脳の運動エリア、感覚エリアと黒質の働きが活発になって、被殻、尾状核、小脳や脊髄の神経細胞が活性化されます。

【 頭部外傷後遺症治療の実際様子と流れ】
 頭部外傷後遺症の原因| 頭部外傷後遺症【神経疾患】

1.当院独自開発した【脳透穴針】治療法:
 特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。

中国鍼灸の新聞の紹介記事

 頭部外傷後遺症の原因| 頭部外傷後遺症【神経疾患】

『週刊文春』
 出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
 出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
 出版社:徳間書店
『週刊大衆』
 出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
 頭部外傷後遺症の原因| 頭部外傷後遺症【神経疾患】

頭部外傷後遺症と西洋医学

頭部外傷後遺症の分類

  1. びまん性軸策損傷:精神機能や認知、記憶などの高度な脳機能は、限られた脳の部位だけではなく、広い範囲の脳が関わって機能をつかさどっているため、脳の神経細胞が広範囲に侵されるびまん性軸策損傷では、より後遺症が出やすいとされています。これは便宜上2つの群に分けられます。1つは、脳の損傷によって直接起こった症状で、障害部位により片まひ、言語障害、視力障害、聴力障害、外傷性てんかんなど多彩です。
  2. 不定愁訴型頭部外傷後遺症:見かけ上または検査所見上、客観的に一応正常であるのに、頭痛、頭重感、めまい、耳鳴り、手足のしびれ、不眠、精力減退、集中力低下や情緒の不安定など、自律神経失調症ないしは更年期にみられるいわゆる不定愁訴があらわれてくる場合です。

頭部外傷後遺症の原因

頭部外傷後遺症の原因は約7割が自動車事故で、その他に自宅での転倒、暴行、スポーツやレクリエーション活動中の事故、職場での機械操作中の事故などがあります。

頭部外傷後遺症の症状

頭部外傷後遺症の症状には、局所の脳組織の挫滅(ざめつ)(脳挫傷)では、受傷部位から後遺症の予測が可能です。
片側の前頭葉や側頭葉の前から数cmまでの範囲は、比較的後遺症を起こしにくい場所です。前頭葉のいちばん後ろには手足を動かす運動中枢があり、侵された側と反対側の半身の麻痺(片麻痺(かたまひ))を来します。前頭葉の後ろには頭頂葉があり、頭頂葉のいちばん前には手足の感覚(体知覚)の中枢があります。体知覚中枢(たいちかくちゅうすう)は運動中枢と接して存在するため、通常は運動麻痺と感覚障害の両方が認められます。そのほか、言語障害は一般に左の脳の障害で起こりやすいとされています。広範囲の損傷や、脳の深部の損傷では意識障害が後遺症として残ります。重症の場合には、開眼はしていても意思の疎通ができず、運動や言語も損なわれた遷延性(せんえんせい)意識障害(いわゆる植物状態)になります。生命維持中枢(脳幹(のうかん))の機能は保たれているので、呼吸や心臓機能に障害は認められず、脳死とはまったく異なります。

頭部外傷後遺症の検査と診断

頭部外傷後遺症の検査は頭部CT・MRIで、頭部外傷後遺症の所見を示します。
頭部外傷後遺症は、転落、暴力、交通事故などによる頭部の打撲が原因で、症状と頭部CT・MRI所見で診断されます。

外傷性てんかん

頭部CTで脳挫傷などの脳組織の損傷が認められる時や、脳の損傷による症状がある場合に、外傷性てんかんを起こす可能性が高いと考えられています。  外傷性てんかんの発生頻度は、入院を要した頭部外傷患者の5%以下、昏睡状態の重症頭部外傷では15〜35%で、発症する場合は受傷後1年以内で約50%、2年以内で80%程度と報告されています。

小児の頭部外傷後遺症

頭部外傷後遺症の多くは軽症で、小児の場合はほとんどが完全に回復します。しかし、米国では毎年100万人近い小児が頭部外傷後遺症を起こし、約16万5000人もが入院治療を受けています。入院した小児の約20人に1人が死亡し、また約10人に1人の割合で中等度から重度の長期に及ぶ合併症が起こります。
頭部外傷後遺症が最も多い年齢層は、1歳未満の乳児と15歳以上のティーンエイジャーで、少年の受傷率は少女の2倍にもなります。重症の頭部外傷後遺症は、自動車と自転車の事故によるものが多く、一方、軽症の頭部外傷後遺症は、家の中や近所での転倒によって起きています。高層アパートに住んでいる小児に、高所からの墜落による死亡が多くみられますが、これは防ぐことができるものです。米国では、乳児の頭部外傷後遺症の3分の2近くは、虐待によって起きています。
頭痛は、たとえ軽い頭部外傷後遺症でも起こります。緊急の診察を要するのは、脳機能の悪化を示す症状が起きているときです。
乳児では、頭蓋骨骨折により脳を覆っている膜が突出したままになって、髄液がたまって袋状になる成長骨折が起こります。この袋は3〜6週間かけて生じますが、これにより頭蓋骨骨折が初めて確認できることもあります。
重症の頭部外傷後遺症によって脳の発育が障害されると、身体的、知的、精神的な発達が妨げられます。合併症には、外傷の直前に起きた出来事の記憶を失う(逆行性健忘症)、行動の変化、情緒不安定、睡眠障害、知的能力の低下などがあります。重症の外傷で24時間以上意識がない場合、その50%は長期の合併症があり、2〜5%は重度の身体障害が残ります。幼い小児、特に乳児では、年長の小児よりも重症の頭部外傷後遺症で死亡する危険性が高くなります。
重度の頭部外傷後遺症の受傷後1週間の間に、5歳以上の小児の約5%と、5歳未満の約10%にてんかん発作が起こります。受傷後すぐに発作が始まるケースの方が、7日以上たってから起こるケースよりも、けいれん性疾患が後々まで残る可能性は少なくなります。
重症ですが比較的まれな合併症が、頭蓋内出血と血腫です。硬膜外血腫が生じると、年少の小児では数分から数時間にわたって徐々に意識が失われる傾向がありますが、一方、成人では症状が遅れて現れます。頭部外傷後遺症の乳児を揺すると、しんとう乳児症候群と呼ばれる状態を引き起こし、眼球の奥に出血する網膜出血をもたらします。 軽い頭部外傷後遺症の小児は、ほとんどが帰宅します。両親には、小児の嘔吐が長びいたり、眠気が増したりしないかを観察するように指示がなされます。夜は、小児をずっと起こしている必要はありませんが、医師の指示に従って、たとえば2〜4時間おきに起こして目覚めるかどうかを確かめる必要があります。中には入院して様子をみることが必要な場合もあります。該当するのは、眠気、意識消失(短時間でも)、しびれ、筋力低下、左右の瞳孔の大きさが異なる、けいれん発作、特定のタイプの頭蓋骨骨折(たとえば後頭部の骨折)などです。小児の頭蓋骨骨折の場合、脳の損傷を示す証拠がなければ必ず入院するとは限りません。それとは対照的に、乳児の頭蓋骨骨折で、特に陥没骨折の場合は、ほぼ必ず入院して観察します。また、虐待の疑いがある場合も病院に留めおかれます。

頭部外傷後遺症の西洋医学治療

頭部外傷後遺症の西洋医学治療には、薬物療法や心理カウンセリングしかなく、根治の治療法はなく、慢性になると治療困難となります。

頭部外傷後遺症患者の質問

全身性頭部外傷後遺症ZC様

[ 症状、ご相談内容 ] :
5月末に交通事故に遭いました。 症状は、脳挫傷、高次脳機能障害等です。 脳挫傷の後遺症で、嗅覚の消失、味覚減退、複視、小脳の損傷によるふらつきが主です。 率直に、治療して改善する可能性はありますか?

当院の返事:
今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。一度お電話予約した上でご来院ください。

患者様の返信:
病院の検査と薬以外にも何か出来ることはないかと調べていてこの中国鍼灸と 出会いました。
藁にも縋る思いで通い始めたところ4週間後の検査では複視が跡形もなく消えていました。
これには病院の医師も驚いていました。
鍼治療は初めてでしたし最初は不安でしたが今では心から感謝しています。鍼で病気が良くなるなん て不思議ですが効果は絶大でした。 総院長先生の腕は確かです。ありがとうございました。

頭部外傷後遺症ZC様

[ 症状、ご相談内容 ] :
後遺症に加え、後遺症なのか分かりませんが、神経損傷などではないのですが、 左手に若干麻痺があり、動きが良くありません。 そちらについても効果はありそうですか? 治療について、前向きに検討したいと思っています。
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