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顔面けいれん(痙攣)

顔面痙攣、眼瞼痙攣の鍼灸治療

顔面痙攣、眼瞼痙攣の原因

顔面痙攣・眼瞼痙攣の原因|顔面痙攣・眼瞼痙攣【神経系疾患】

顔面痙攣「けいれん」は表情筋が自分の意思とは関係なくピクピク動いてしまう病気です。 片側眼のまわりの軽いピクピクした動きから始まり、次第に額、口へと広がります。また緊張するとけいれんが強くなります。特に中高年の女性に多くみられます。進行はゆるやかですが、放置しても自然に治ることはありません。 顔面痙攣「けいれん」は片側の顔面の筋肉が、無意識のうちに(不随意に)、ぴくぴく引きつるように動いてしまう病気です。片側の顔面の痙攣)が、不随意に、発作性に、反復性におこる病気です。最初は、目の周囲の筋肉(眼瞼)がぴくつくことから始まります。時間がたつにしたがい、ぴくつく範囲や程度、頻度が増えて行きます。目の周囲だけでなく、鼻、口の周囲に広がっていきます。痙攣の頻度が少ない頃、痙攣のあい間には、顔面のゆがみなどはありませんが、痙攣の頻度が増え、痙攣が絶え間なく、起こる様になると、顔面がゆがんだままになったり、ほとんど片目がつぶったままになってしまいます。顔がぴくつくというだけで、命に関わる病気ではありませんが、とくに顔貌を大切にする女性にとっては、とってもわずらわしい病気です。悪いことに、この病気は女性に多いのです。顔面の筋肉の動きは、顔面神経という神経により行われています 顔面痙攣「けいれん」は顔面が不規則に運動するもので、チックと呼ばれることもあります。顔面神経麻痺、頭部外傷などの後遺症として起こることもありますが、従来、はっきりとした原因のないものが多いとされてきました(特発性顔面痙攣)。特発性顔面痙攣の原因について、最近では頭蓋骨内で顔面神経を血管が圧迫して起こることが分かってきました。

片側顔面痙攣「けいれん」は脳の血管により顔面神経が圧迫されて生じることが多く、顔面神経麻痺とは病気の原因が異なります。一方、末梢性顔面神経麻痺の後遺症として顔面けいれんが生じることもあります。

眼瞼痙攣はまぶたを開閉する筋肉(眼輪筋)に、本人の意思に関係なく力が入る病気であり、40歳代以降の女性に多く見られます。「大脳基底核」という脳の部分の機能異常が指摘されています。

初期はまばたきが多く、目が開けにくい、まぶしい――という症状があります。その後下まぶたがピクピクと痙攣し、上まぶたに移行します。次第に痙攣の回数が増え、日常生活や仕事に大きな支障をきたします。さらに進行すると突然両目が開けられなくなり、しばらくの間全く見えなくなってしまいます。まぶしい場所や疲労、ストレスで悪化しやすくなります。

三叉神経痛や片側顔面痙攣「けいれん」は、それぞれ三叉神経と顔面神経に対する血管圧迫が原因で発生します。三叉神経や顔面神経は、“脳幹”と呼ばれる脳の部分から出て、頭蓋骨の小さな穴を通り、顔面に出てきます。神経が脳幹から出た直後の部分(神経出口部)において、血管(多くの場合は、直径1ミリ程度の動脈)により圧迫されることが、三叉神経痛や片側顔面痙攣の原因となるのです。持続的な血管圧迫により障害された神経が、異常興奮をおこすことで、顔面の突発的な痛みや痙攣がおこるようになります。鍼灸は神経に対する圧迫血管を収縮させることにより、病気の治療ができることになります。

顔の神経を動かしているのは顔面神経ですが、脳の奥から出たばかりの根元の部分は、神経を囲うものがなく、外からの刺激を受けやすい状態にあります。そこへ、動脈硬化などにより蛇行した動脈が接触し、その拍動により神経が刺激されてけいれんを引き起こします。 顔面神経は左右対称に走行していますが、動脈硬化などの病変は通常一方に起こるため、症状は顔の片側だけに起こることがほとんどです。「片側顔面けいれん」とも呼ばれています。 動脈硬化が進行しやすい40〜60歳代の方に多く、また理由は明らかではありませんが、女性に多い病気です。睡眠不足や過労などストレスによって誘発されるとも言われています 片側顔面痙攣「けいれん」の場合、まぶしい、目が乾く、目を開けていられない、目の周囲がピクピク動くといった症状が現れます。左右両方に発症し、進行性である。重症の場合、完全に目が開けられない状態となる為、視力があるにも関わらず生活上は盲目と等しくなることがあります。ドライアイ眼部ミオキミア、眼部チック、といった疾患と間違えやすいです。 けいれん、という名称から痙攣が起きている状態と思われがちだが、必ずしも痙攣が起きているとは限らない為、ドライアイとの鑑別は重要である。 下まぶたの引きつる感じから始まり、目の周りのピクピクとしたけいれん、頬、額、口、顎へと症状が広がります。重症になるとけいれんが持続し、目や口周囲のけいれんが同時に起こり、顔が歪むことがあります。また、けいれんと同時に耳鳴りが現れることもあります。これは、鼓膜の振動を内耳へ伝える耳小骨という器官の周囲にある筋肉が、顔面神経の支配を受けているため、けいれんの際にその振動が伝わることにより起こります。顔面けいれんとよく似た病気に「眼瞼けいれん」があります。これは目の開閉に関わる、目の周囲にある筋肉「眼輪筋」のけいれんにより引き起こされますが、原因は明らかではありません。症状は両側に起こるのが特徴で、目の周りのぴくつきやまぶたの開閉の違和感、また光をまぶしく感じたりします。顔面けいれんのように、他の部位にけいれんが及ぶことはないと言われています。

顔面筋が不随意にけいれんを起こし、不快な症状をだします。眼の周囲の筋肉がピクピクけいれんし勝手に眼が閉じてしまう、頬や口周囲の筋肉のけいれんで顔面がゆがんでしまうなどの症状です。最初は眼の周囲の筋肉だけのけいれんです。徐々に周囲の筋肉に広がり、最後は片側顔面筋全体にけいれんが生じます。ほとんどは片側性です。当初は時々生じる程度ですが、ひどくなると1日中続くこともあります。緊張すると悪化することが多いため人前に出られず、社会生活に支障をきたすことがあります。

顔面けいれんをきたす原因を列挙しますと、ベル麻痺の後遺症、脳腫瘍(しゅよう)、椎骨(ついこつ)脳底動脈系の動脈瘤(りゅう)や血管奇形、特発性などとなります。従来特発性として原因が明らかでなかった症例の中で、動脈による顔面神経の圧迫が原因となっていることが多いと報告されています。

過労や睡眠不足などが続いているときに、目の周りや顔の一部が、自分の意思と関係なく、ピクピクとけいれんを起こした経験をおもちの方もおられると思います。 一過性であることがほとんどですが、なかには自然に治らない。血管の老化が要因の病気である場合もあります。

検査と診断

誘発検査 口をすぼめたりまばたきなどの動作で、けいれんが誘発されるかを調べます。
CT・MRI 血管の蛇行(動脈硬化)の有無や、けいれんを起こす他の病気(脳腫瘍など)がないかを確認します。

べル麻痺では顔面神経の麻痺が生じますが、片側顔面けいれんでは反対に顔面神経が過剰に興奮して顔面筋の不愉快なけいれんが発生します。中年以降に発症し、男性よりも女性に多い疾患です。原因に関しての研究も進み、いろいろな治療法が開発されています。

「まぶたがぴくぴくする」という症状は、患者さんからよく聞く訴えです。ただ「まぶたの痙攣」はすべて「眼瞼(がんけん)痙攣」と単純には片付けられません。顔面ミオキミア、本態性眼瞼痙攣、片側顔面痙攣などが考えられます。

顔面ミオキミアは顔面神経が支配する眼輪筋の一部に異常な興奮が発生することで生じます。下眼瞼に多く生じ、眼精疲労や寝不足のときに起こったり、顔面神経麻痺の後に起こったりします。また、そのほかに脳幹部の腫瘍や炎症でも生じるといわれています。

本態性眼瞼痙攣は、まぶたを閉じる筋肉(眼輪筋)の痙攣によって突発的に両眼を閉じてしまい、しばらく開けることができなくなります。最初はまぶしさを強く感じ、まばたきが増え、ひどくなると目が開けられなくなってしまうこともあります。そのため車の運転などができなくなったりして、仕事や生活をする上で支障が出ることもあります。ただ、痛みを伴うことはありません。四十〜七十代の中高齢者に多く発症し、男女比はおよそ一対二で女性に多い傾向があります。原因は大脳基底核の機能異常と推定されています。  片眼のまぶただけで、その他の症状は一年間ないので、顔面ミオキミアの可能性が高いです。ただ長期間経過後に前記の眼瞼痙攣や片側顔面痙攣の症状が出ることもあります。診断には、眼科的検査だけでなく、基礎疾患の有無を調べるために頭部MRI検査なども必要になってきます。明らかな病変がなければ、そのままで経過観察します。

ジストニアの分類

ジストニアという病気は、筋肉の緊張の異常によって様々な不随意運動や肢位、姿勢の異常が生じる状態をいいます。ジストニアには、全身の筋肉が異常に動いてしまう全身性ジストニアと、局所のみの筋緊張の異常による局所ジストニアに大別されます。症状は筋肉の異常収縮によるものですが、筋緊張を調節している大脳基底核という部分の働きの異常によっておこると考えられています。原因のわからないものを本態性ジストニア、脳卒中や脳炎などの後遺症として起こるものを二次性ジストニアと呼びます。本態性ジストニアの中にはDYTという遺伝子の異常による遺伝性ジストニアというものがあり、15の型が知られています。日本では瀬川病と呼ばれるDYT5ジストニアと捻転ジストニアと呼ばれるDYT1ジストニアが主で、これらは主として小児期に症状が出現します。局所ジストニアでは、目のまわりの筋肉が異常収縮して目が開けられなくなる眼瞼けいれん、首の筋肉の異常によって首が曲がってしまう頚部ジストニア(痙性斜頸)などがあります。書字や楽器演奏などきまった動作時だけ症状がでて動作が妨げられるものを、動作特異性ジストニアと呼び、書痙の多くがこれに含まれます。これらは特定の職種に生じる傾向があり、職業性ジストニアとも言われています。また精神疾患に用いる向精神薬の影響で出現するジストニア症状を遅発性ジストニアと呼びます。

  1. 本態性ジストニア (原因のよくわからないもの)
    全身性ジストニア
    • 若年発症型ジストニア
    • 成人発症型ジストニア
    • 孤発性ジストニア
    • 遺伝性ジストニア
    局所ジストニア
    • 痙性斜頚 (頚部ジストニア)
    • 眼瞼けいれん
    • 書痙
    •  
    • 職業性ジストニア
    •  
    • 痙性発声障害
    その他
  2. 二次性ジストニア (脳の病気で生じるもの)
    脳性麻痺、脳血管障害、脳炎、先天性代謝異常などが原因となる。

片側顔面痙攣の場合は、血管の圧迫を解除する手術療法もあります。ただ薬物療法が効かない場合や手術を避けたい場合は、最近ボツリヌス毒素療法が行われるようになっています。この毒素は筋肉の収縮を抑制する神経毒であり、薄めたボツリヌス毒素を眼輪筋、顔面筋に注射することによって、一時的に注射部位の痙攣を消失させます。

対症療法のため、治療効果はよい時に注射後三〜六カ月程度しか続かないです、再度注射する必要があります。副作用は目が閉じにくくなったり、ものが二重に見えたりします。

眼瞼痙攣

眼瞼痙攣は、間代性・強直性の攣縮が両側の眼輪筋に不随意に反復出現する疾患です。発症は下眼瞼部のピクピク感から始まり、次第に上眼瞼部に進行し、重症例では開瞼障害を来して機能的な失明状態に至ります。進行は緩徐ですが、自然軽快はまれです。
本態性の眼瞼痙攣は、局所性ジストニアに分類され、他のジストニアと同様に、大脳基底核を中心とする運動抑制システムの機能障害によって生じると考えられています。その他、パーキンソン病などにみられる症候性、向精神薬や抗不安薬などの投与後にみられる薬物性の眼瞼痙攣があります。
眼瞼痙攣では、特に40〜70歳代の中高齢者で発症例が高く、男女比は1:2〜3と女性に多く見られます。

眼瞼痙攣の初期症状としては、眼瞼の不快感、羞明感、瞬目過多などがあります。症状が進行すると、眼瞼が頻繁に攣縮し、さらに進行すると随意的開眼ができず、視力異常がなくても機能的に失明状態に至ります。
精神緊張の影響を受けることも多く、緊張で増悪する例がある一方、日常では重症であるのに、診察室では無症状という例も見られます。
症状は通常、両眼対称性ですが、軽度の左右差が認められることも少なくありません。

■眼瞼痙攣の訴え
まぶしい 95%
目を開いていられない、目をつぶっていたほうが楽 92%
目が乾く 51%
外に出ると目が開けにくくなる 49%
目に違和感がある 41%
下を向いていたい 34%
眼瞼が下垂する 29%
瞬きが多い 26%
手指を使わないと開瞼できない 16%
目の周りがピクピクする 8%
額や眉間に皺が寄る 8%

初期の眼瞼痙攣は、患者さんの訴える症状からだけでは、診断が難しいことが多いようです。実際に患者さんの中には前の病院で、ドライアイと診断された、うつ病と診断されたなど、誤って診断される事例が多くあります。
そのため、他の疾患と鑑別し、正しく診断するために、まず問診を行います。眼瞼痙攣の疑いがある場合、眼科的検査と瞬目負荷試験を行い、他の類似症状を示す疾患と鑑別する。次に重症度のJankovic分類を行い、重症度に合わせて治療を行うことが望ましいと考えられます。
瞬目負荷試験では、軽瞬テスト(軽く瞬きさせても、強い瞬きしかできない)、速瞬テスト(速く瞬きさせても瞬きが遅くなったり、できなかったりする)、強瞬テスト(強く瞬きさせると、目を開ける際に瞼が痙攣したり、遅くなる)などが行われています。なお、この瞬目負荷試験中に口角に不自然な収縮が見られる場合、メージュ(Meige)症候群の疑いが強く、鑑別診断の重要な要素となります。
診断が紛らわしい疾患として、顔面痙攣、眼部ミオキミア、チック、眼瞼下垂、開眼失行があげられます。

・顔面痙攣
通常片側性であり、他の同側顔面筋にも同期性攣縮が見られることが鑑別診断のポイントになります。
・眼部ミオキミア
筋繊維束攣縮の群発により、体表面からさざなみ状の不随意収縮が観察できる現象です。針筋電図で特有の筋放電パターンが観察できれば、診断は容易です。
・チック
発症年齢が若いこと、一時的に症状を抑制できるかどうかが鑑別診断のポイントになります。
・眼瞼下垂
余剰の皮膚を持ち上げてから、上方に眼球運動させると、上眼瞼は正常に後退するので鑑別が可能です。
・開眼失行
臨床的には額を上に持ち上げて開瞼しようとすることが鑑別のポイントになります。

顔面痙攣、眼瞼痙攣鍼灸治療法

顔面痙攣、眼瞼痙攣鍼灸治療症例と臨床経験

顔面痙攣、眼瞼痙攣鍼灸治療症例:顔面、眼瞼痙攣患者45名、取穴:頬車、翳風、陽白、瞳子髎、糸竹空、攅竹、四白、迎香、聴宮、聴会、合穀。針体から低周波を50分ほど流し続けます。

顔面痙攣、眼瞼痙攣鍼灸臨床経験:顔面、眼瞼痙攣には鍼灸の効果がよく、治療は、まず鍼灸を選択すべきです。

顔面痙攣、眼瞼痙攣鍼灸治療のメカリズム

顔面痙攣患者の動脈の異常な位置や、動脈の屈曲部に圧迫される第7脳神経の圧迫を解除すると考えられます。眼瞼痙攣患者の大脳基底核の運動制御システム機能を改善すると考えられます。

顔面、眼瞼痙攣鍼灸治療効果

顔面、眼瞼痙攣患者45名、完治したのは25名、有効率78%。

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