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腎盂腎炎

腎盂腎炎の鍼灸治療 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒

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腎盂腎炎について

腎盂腎炎症候群の原因|腎盂腎炎症候群【泌尿、生殖器疾患】

腎盂腎炎とは、細菌の感染により、腎臓が炎症を起こした状態です。
腎盂腎炎は、女性が多く、20〜40歳代では、男女比は1対30といわれます。女性に多い理由としては、女性は男性より尿道が短いことと、尿道口と肛門が接近しているために、上行性感染による細菌感染が起こりやすいこともあります。また、尿の流れが悪くなると細菌が上へのぼりやすくなり感染を起こしますが、とくに高年齢になると男性の前立腺肥大が増えるため、50歳以後の男女比は小さくなります。前立腺肥大による腎盂腎炎の起こりやすい理由は、前立腺は膀胱のすぐ下に位置し、尿道を取り囲むように存在しています。そのため、前立腺が肥大することで尿道が圧迫され、尿の流れが悪くなり、細菌に感染しやすくなると考えられています。

腎盂腎炎に対する当院の取り組み

当針灸院(鍼灸院)の腎盂腎炎の治療目的は、腎盂腎炎患者にできるかぎりの回復の機会を提供することです。
腎盂腎炎に対して、当針灸院(鍼灸院)は25年間、腎盂腎炎の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電灸針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用でより良い成果を上げています。
当針灸院(鍼灸院)の治療は腎盂腎炎の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当針灸院(鍼灸院)は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の80%は経過がよいと考えられます。

腎盂腎炎の鍼灸治療法

腎盂腎炎の鍼灸治療症例と臨床経験

腎盂腎炎の鍼灸治療症例 :腎盂腎炎300名。取穴:中脘、関元、気海、中極、神門、百会、腎兪、次髎、命門、陰陵泉、三陰交、足三里。電気針。気海、お臍に間接灸9壮。

腎盂腎炎の鍼灸臨床経験 :当針灸院(鍼灸院)では、多くの腎盂腎炎患者の症状を回復させてきました。今も多くの腎盂腎炎患者が通っていらっしゃいます。腎盂腎炎患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、腎盂腎炎患者は正常な生活を送ることができるようになりました。

腎盂腎炎の鍼灸治療のメカリズム

腎盂腎炎の原因|腎盂腎炎【泌尿疾患】

当院独自開発した【腎臓透穴針】:患部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、生殖神経の伝達を通じ、腎盂腎炎を改善する仕組みです。
1.【腎臓透穴針】:特殊なツボにハリを打ちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.腎臓糸球体の血流量が増え、腎臓組織への血流供給が増えるようになります。
4.腎臓の免疫力を高め、腎臓の炎症が修復させます。

【腎盂腎炎治療の実際様子と流れ】
腎盂腎炎の原因|腎盂腎炎【泌尿疾患】

1.当院独自開発した【腎臓透穴針】治療法:
 特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。

腎盂腎炎の原因

腎盂腎炎の原因は、大腸の常在細菌の1種である大腸菌です。病院の外で起こる(院内感染でない)腎盂腎炎の約90%を引き起こしています。感染は通常、外陰部から尿道を経て膀胱へ広がり、さらに尿管を逆行して腎臓に及びます。

 

腎盂腎炎の分類

  1. 急性腎盂腎炎:主な症状は発熱、悪寒、震え、腰背部や脇腹の痛み、吐気・嘔吐などです。ときには短時間のうちに40℃を超える高熱になることもあります。しかし高熱が出ても、肺炎や扁桃腺炎に比べて全身の状態は悪くありません。また、頻繁に尿意をもよおして尿の回数が多くなりますが、量は少なく、排尿時の痛みや残尿感など腎盂腎炎のような症状も現れます。また、白血球が混じるために白く濁ります。
  2. 慢性腎盂腎炎:症状はさまざまですが、活動性の慢性腎盂腎炎の場合は急性腎盂腎炎と同じような症状が現れることもあります。非活動性の場合、多くは、微熱やだるさを感じ、食欲不振、吐き気などもありますが、自覚症状がない場合もあり、慢性腎盂腎炎を判別するのはとても難しいといわれています。

腎盂腎炎の症状

腎盂腎炎の症状は、悪寒やふるえを伴うようなひどい発熱、腰背部痛、倦怠感が腎盂腎炎の主症状です。腎盂腎炎には、腎盂腎炎などの下部の尿路感染を合併することもあるので、その場合は症状として、排尿痛、頻尿(ひんにょう)、残尿感を伴います。
腎盂腎炎の約3分の1で、痛みを伴う頻尿など腎盂腎炎の症状もみられます。片方または両方の腎臓が腫大し、感染を起こした側の背中(腰背部)に圧痛があります。腹部の筋肉が強く収縮していることがあります。感染や結石の通過による刺激で尿管がけいれんすることがあります。尿管がけいれんすると、腎疝痛という激しい痛みが起こります。
腎盂腎炎は症状が感じられない場合や、風邪のような症状が現れる場合もあり、腎盂腎炎と気づかずに放置してしまうことがあります。特に小児では、熱以外の症状がはっきりしないことも少なくありません。少しでも異常を感じたら専門医を受診しましょう。 また、急性の腎盂腎炎は十分に治療しないと慢性に移行しやすいので注意が必要です。

   

腎盂腎炎の検査

腎盂腎炎の検査は、尿検査を行い、尿中の白血球や細菌を確認します。白血球が一定数以上ある場合、尿路感染症である可能性が高くなり、さらに発熱や腰背部痛など腎盂腎炎に特徴的な症状がある場合、急性腎盂腎炎と診断されます。 一方、発熱や腰背部痛などがなくても、過去に膀胱炎や急性腎盂腎炎などにかかったことがあれば慢性腎盂腎炎が疑われます。 また、尿検査と並行して病原菌の種類を特定するために尿の細菌培養検査も行います。

腎盂腎炎の診断

腎盂腎炎の症状があって、尿検査で炎症細胞の白血球を多数認め、尿培養で細菌が見つかれば診断が確定します。

腎盂腎炎の西洋医学治療

腎盂腎炎の疑いがある場合は、検査に使う尿や血液をまず採取し、ただちに抗生物質による治療を開始します。使用する薬の種類と投与量は、臨床検査の結果、患者の状態、院内感染かどうかに基づいて決定します。院内感染の場合には、細菌が抗生物質に対して耐性をもっている可能性があります。

腎盂腎炎の予防

腎盂腎炎は、女性なら生涯に一度はかかるといわれるほどポピュラーな病気です。排尿を我慢したり水分補給が少ないと起こると思われがちですが、あまり関係はありません。とはいえ、膀胱を健康に保つには、1日に適量(1リットルから1・5リットル)の水分をとり、排尿を3〜8回するのが理想です。
 腎盂腎炎の大半は細菌感染による急性細菌性腎盂腎炎です。主な症状は排尿の回数が増える、排尿時に痛む、排尿しても残尿感があるなどで、通常、熱は出ません。泌尿器科、婦人科、内科を受診して尿検査をすれば診断がつき、抗菌薬を処方されます。ただし、薬を飲むだけではなかなか症状は改善しません。ゆっくり休むことが何より大切です。なぜなら、元気なときは免疫力で細菌を排除できるのですが、疲労やストレスがたまったり、かぜを引いたりして免疫力が低下すると感染してしまうからです。男性の尿道が約16センチあるのに対し、女性は約5センチと短いため、膀胱に細菌が入りやすいと言えます。一年に1、2回の発症であれば、重大な病気に発展することはほとんどありません。
膀胱の感染を年に3回以上起こす女性には、以下の方法が予防に役立つ可能性があります。

  1. 水分摂取量を増やす
  2. 頻繁に排尿する
  3. 性交後は早めに排尿する
  4. 殺精子薬が使われている避妊用ペッサリーの使用は避ける
  5. 低用量の抗生物質を継続的に服用する

腎盂腎炎の生活注意点

腎盂腎炎の予防の3原則は「膀胱内で菌を増やさない」「膀胱内に菌を入れない」「身体の抵抗力を落とさない」こと。日頃生活の中のちょっとした心がけで、腎盂腎炎は防げることができます。

  1. 身体の抵抗力・免疫力を落とさない。→ストレスや過労、過激なダイエットを避ける、風邪は早く治すなど、細菌に負けない心身の状態を保つ。
  2. トイレを我慢しない。
  3. 水分を多めにとって、なるべくトイレに行く。
  4. 生理用ナプキンやおりものシートは、3時間以内に変える。
  5. 下半身を冷やさない。
  6. 外陰部を清潔に保ち、排便のときは前から後ろにふく。
  7. 過労に注意し、バランスのとれた食事をする。
  8. 水分を多めに摂って、尿と一緒に菌を外に出すようにする。
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