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虹彩毛様体炎

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虹彩毛様体炎について

虹彩毛様体炎の原因|虹彩毛様体炎【眼科疾患】

虹彩毛様体炎とは、虹彩と毛様体が炎症をおこす病気です。
虹彩および毛様体が炎症により腫れたり、充血したりします。眼の前のほうに位置する虹彩や毛様体の炎症なので、前部ぶどう膜炎ともいいます。
黒目(角膜)のすぐ後ろに透けて見えるいわゆる茶目を虹彩といい、これは目の中に入ってくる光の量を調節する働きがあり、カメラのしぼりにあたります。この虹彩の後ろに水晶体という部分があります。水晶体はカメラのレンズと同じで、私達が見ようとするものを正しく、網膜に焦点を結ばせる働きがあります。この水晶体のピント合わせに虹彩から続く毛様体という部分が活躍しており、さらに毛様体で作られる房水という液体が目の圧力(眼圧)を一定に保ち、さらに水晶体に栄養を与えるという重要な働きをしています。網膜に映った像が視神経を通して脳に伝えられ、私達は、初めてものを見ることができるのです。脈絡膜は身体の中でも血管の豊富な部分で網膜の裏側から栄養を与えてくれています。また、脈絡膜は色素の多い組織で、暗室効果を作り、網膜に鮮明な像を結ぶ助けをしています。このように虹彩・毛様体・脈絡膜からなるぶどう膜はものを見るために重要な働きをしてくれています。

虹彩毛様体炎原因

  1. 結核
  2. 梅毒
  3. 薬物中毒
  4. 外傷
  5. ウイルス
  6. トキソプラズマ、回虫などの感染症
  7. 関節リウマチ
  8. 糖尿病
  9. ベーチェット病
  10. サルコイドーシス
  11. 原田病
  12. 原因不明のもの

虹彩毛様体炎は原因によってではなく、炎症の起こっている部位に基づいてつけられた病名です。そのため、細菌、ウイルス、真菌(カビ)などによる感染性虹彩毛様体炎や、免疫反応によって起こる虹彩毛様体炎など、さまざまな原因による虹彩毛様体炎が含まれます。虹彩毛様体炎原因の特定が難しいこともあります。
免疫反応による虹彩毛様体炎としては、原田病は、ベーチェット病、サルコイドーシスなどが含まれます。ほかに、若年性関節リウマチ、慢性関節リウマチ、強直性脊椎炎、ライター症候群などのいわゆるリウマチ性疾患や、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患などがあげられます。また、アトピー性皮膚炎に伴って起こる虹彩毛様体炎もあります。

虹彩毛様体炎症状

  1. 結膜の充血:目が赤い、ゴロゴロする
  2. 視力の低下
  3. 目のかすみ、まぶしいなど
  4. 眼が痛い

急に片眼または両眼の球結膜の充血が起こります。自覚症状としては、眼が痛くなったり、まぶしく感じたり、見えにくくなったり、眼がかすんだりします。飛蚊症が現れることもあります。虹彩の前の前房という透明な液体の入った部分に濁りがでて、ものがかすんで見えたり見にくくなったりします。角膜の周りに充血がみられます。
白内障や虹彩毛様体炎を起こすこともあります。

虹彩毛様体炎検査と診断

  1. 細隙灯顕微鏡検査
  2. 血液検査
  3. 胸部X線検査

虹彩・毛様体の部分に炎症が認められれば、本症と診断されます。しかし、虹彩や毛様体の炎症を直接みるのは難しいことが多いので、眼のなかに細いスリット状の光を入れて、顕微鏡で観察する検査で角膜と水晶体の間の前房水(ぜんぼうすい)に炎症による混濁があるかどうかをみます。前述のようにさまざまな全身疾患に合併することが多いので、血液検査、胸部X線検査などを行って、原因疾患が何かを調べることが大切です。

虹彩毛様体炎とぶどう膜炎

虹彩毛様体炎はぶどう膜炎の一種で、特殊なぶどう膜炎の一つです。

特殊なぶどう膜炎:
  1. 虹彩毛様体炎
  2. 水晶体起因性ぶどう膜炎
  3. ポスナー・シュロスマン症候群
  4. 周辺性ぶどう膜炎
  5. 桐沢型ぶどう膜炎

ぶどう膜炎はぶどう膜の一部または全体が炎症を起こす病気です。ぶどう膜は血管に富む組織ですから、炎症が起こりやすく、特に全身的な炎症の一部分症として発症することがあります。ぶどう膜とは、脈絡膜と毛様体、虹彩の三つをまとめて呼ぶ総称です。これらは眼球全体を包み込むよう広がっています。ぶどう膜のうち脈絡膜は、網膜と強膜の間にある膜状の組織のことで、眼球内部の広い範囲を覆っています。脈絡膜にはたくさんの血管があって、そこを流れる血液が網膜に酸素や栄養を送り届けています。
 毛様体は、その筋肉によって水晶体(カメラのレンズに該当)の厚さを変えてピントを合わせたり、房水を作って眼球内に栄養を供給しています。虹彩はカメラの絞りに該当し、周囲の明るさに合わせて瞳孔の大きさを調節しています。
 これらの組織は眼球全体を覆っているために形は球形で、血管やメラノサイトが豊富で色もぶどうの実に似ていることから、ぶどう膜と呼ばれています。ぶどう膜炎がぶどう膜の一部に限定されている場合は、その場所によって前部ぶどう膜炎、中間部ぶどう膜炎、後部ぶどう膜炎と呼ばれます。ぶどう膜全体に及ぶ炎症は、びまん性ぶどう膜炎、もしくは全ぶどう膜炎と呼ばれています。また、ぶどう膜炎は、炎症を起こしている部位によって虹彩炎、脈絡膜炎、網膜脈絡膜炎と呼ばれることもあります。ぶどう膜炎、普通は片側の眼だけに発症しますが、両眼に出ることもあります。

虹彩毛様体炎西洋医学的な治療

  1. ステロイド剤
  2. 消炎鎮痛剤
    点眼や内服。

しかし炎症により虹彩と水晶体の癒着が起こることがあり、ステロイド剤は虹彩毛様体炎、白内障などの原因となりますので、効果があって副作用のない治療といえば、鍼灸治療しかないです。

虹彩毛様体炎鍼灸の治療法

虹彩毛様体炎鍼灸治療症例と臨床経験

虹彩毛様体炎鍼灸治療症例 :虹彩毛様体炎の原因治療が必要です。虹彩毛様体炎患者さん10名、取穴:新明、翳明、太陽、晴明、翳風、養老、合穀、光明、足三里。

虹彩毛様体炎鍼灸臨床経験 :当鍼灸院では、多くの虹彩毛様体炎患者の症状を回復、或いは改善してきました。今も多くの虹彩毛様体炎患者が通っていらっしゃいます。虹彩毛様体炎患者の一人一人の症状に合わせて、当鍼灸院はきめ細かく具体的な針灸治療方法で対応しています。今までの虹彩毛様体炎針灸治療では、虹彩毛様体炎患者の生活の質と予後は比較的良好です。多くの虹彩毛様体炎患者の視力と視野障害の回復が可能になりました。
ステロイド剤は虹彩毛様体炎、白内障などの原因となりますので、効果があって副作用のない治療といえば、鍼灸治療しかないです。 虹彩毛様体炎にぶどう膜のなかの特に虹彩に強く症状がでた状態です。膠原病などに合併して見られることもありますが原因不明なものも多く、再発しやすい病気です。徹底的に完治するまで鍼灸治療を続けるのが必要です。

虹彩毛様体炎の鍼灸治療のメカリズム

虹彩毛様体炎の原因|虹彩毛様体炎【眼科疾患】

当院が独自開発した【眼底透穴針】治療法:
眼球の奥にある特殊なツポに一本の針を通し、微弱電流で刺激し、電気信号は網膜にある視細胞のところで、電気エネルギーに変えて、炎症を吸収し、虹彩毛様体炎を修復させます。
更に電気エネルギー信号は視神経を伝わり、後頭葉にある皮質視中枢に達し、視中枢の働きを活性化する仕組みです。

  1. 【眼底透穴針】を使い:特殊なツボにハリをうちます。
  2. ハリに微弱電流を流します。
  3. 電気信号は網膜にある視細胞のところで、電気エネルギーに変えて、眼球の免疫を高めます。
  4. 炎症を吸収し、虹彩毛様体炎を修復します。

虹彩毛様体炎治療の実際様子と流れ
虹彩毛様体炎の原因|虹彩毛様体炎【眼科疾患】

 1.当院が独自開発した【眼底透穴針】
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。

虹彩毛様体炎鍼灸治療症例

有馬さん、60歳、男性、会社経営、川崎市在住。2年前から、虹彩毛様体炎に罹り、ステロイド剤点眼薬を一日10回ぐらい使わないと眼の痛みが止まらなく、苦痛でした。あまりにもステロイド剤点眼薬を使うため、左眼が白内障も出てきました。当院で13回ぐらい鍼灸治療をした後、左目はステロイド剤点眼剤を使わなくなり、右目も赤みも痛みも無くなり、30数回治療で、両眼が完全に回復し、ステロイド剤点眼剤もやめました。

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