認知症(痴呆)
認知症(痴呆)とは脳や身体の疾患を原因として、記憶・判断力などの障害がおこり、普通の社会生活がおくれなくなった状態です。
認知症(痴呆)は、はじめのうちは歳のせいによるもの忘れとの区別がつきにくい病気です。大きな違いの一つとして、認知症(痴呆)は記憶のすべてを忘れてしまうのに対し、歳のせいによるもの忘れは記憶の一部を忘れているという点があげられます。
| 認知症によるもの忘れ | 老化(歳のせい)によるもの忘れ |
| 病気 | 病気ではない |
| 進むことが多い | 半年〜1年では変化なし |
| もの忘れ以外に時間や判断が不確かになる | 記憶障害のみ |
| 物盗られ妄想などの精神症状を伴うことがある | 他の精神症状を伴わない |
| しばしば自覚していない | 自覚がある |
認知症(痴呆)は、脳が病的に障害されておこります。認知症(痴呆)の原因となる病気は、頭蓋内の病気によるもの、身体の病気によるものなどたくさんあります。 しかし、多くは「アルツハイマー病」と「脳血管障害による認知症」です。なかには、原因となる病気を適切に治療することで痴ほう症状が軽くなるものもあり、それらは認知症(痴呆)全体の約1割を占めているといわれています。
日本では、脳血管障害による認知症(痴呆)の方がアルツハイマー病よりも多いといわれていましたが、最近ではその割合が逆転し、アルツハイマー病の方が多いとの報告があります。
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| 「平成7年度 東京都社会福祉基礎調査・高齢者の生活実態」より |
認知症(痴呆)鍼灸治療症例 :認知症(痴呆)患者75名、取穴:頭皮電気透穴針療法。取穴:百会、前頂、承霊、懸顱、後頂、太陽、風池、人中、神庭、印堂、大椎。百会、前頂、後頂を一本の針で、神庭、印堂を一本の針でツボを貫通し、オームパルサーで、小程度の電流を流します、約1時間。
認知症(痴呆)鍼灸臨床経験 :認知症(痴呆)の原因治療が必要です。対症療法としての鍼灸治療も効果があります。
認知症(痴呆)患者の神経の電気信号が、針から微弱電流に強いられ、「確率共鳴」という現象が起き、低下していた脳の情報処理機能を改善しました。また、大脳大動脈、大脳中動脈、大脳後動脈の血液量を改善し、脳細胞の代謝機能を増強すると考えられます。
カリフォル二ア大学の放射線医学専門の趙長煕教授がfMRI(機能的磁気共鳴映像法)を使って、さらに脳の内部の変化を観察しました。電気刺激をする時に、脳の運動エリア、感覚エリアと黒質の働きが活発になっています。
認知症(痴呆)患者75名、有効率75%。