てんかん(癲癇)
てんかん(癲癇)とは、脳細胞のネットワークに起きる異常な放電のため、てんかん(癲癇)発作を来す疾患或いは症状です。
てんかん(癲癇)は熱がなくて、痙攣や意識消失するなどの発作をくり返す病気です。てんかん(癲癇)はからだの一部の痙攣だけで、意識が正常な単純部分発作てんかん(癲癇)、部分発作で意識がはっきりしなくなる複雑部分発作てんかん(癲癇)、全身の発作症状を起こす全般発作てんかん(癲癇)などがあり、てんかん(癲癇)が部分発作から全般発作へ広がっていくこともあります。
てんかん(癲癇)発作の形として、全身の筋肉がかたくなりその後ガタガタふるえる発作(全般強直間代痙攣、大発作)、意識消失して動きがとまる発作(欠神発作、小発作)、からだがピクッとする発作(ミオクロニー発作)、感覚発作など、いろいろなてんかん(癲癇)発作があります。
てんかん(癲癇)の多くは脳波検査で発作波が検出されます。新生児から学童まで、どの年齢でも起こりますが、てんかん(癲癇)の種類によっては特定の年齢にのみ起こる場合もあります。
てんかん(癲癇)の原因は脳の損傷や神経の異常で、いろんな誘因もあって、てんかん(癲癇)の根本的な原因を特定するのは難しいです。また、てんかん(癲癇)発作症状については一人一人異なるため、似た症状のてんかん(癲癇)患者はいても全く同じ発作症状のてんかん(癲癇)患者は無に等しい程多種多様であるため、てんかん(癲癇)の治療も症状と同様に、十人十色で難しい疾患です。
北京中医針灸院のてんかん(癲癇)の治療目的は、てんかん(癲癇)患者のできるかぎりの回復の機会を提供することとてんかん(癲癇)の完全な回復までの時間を短縮することです。
てんかん(癲癇)の治療は、西洋医学以外に東洋医学の針灸治療があります。当院長はてんかん(癲癇)患者の期待に応えるため、25年間、てんかん(癲癇)の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用で良い成果を上げています。1990年4月から2008年10月の間、当院で鍼灸治療を受けたてんかん(癲癇)の患者さん250名を集計しましたところ、120名が完治ました。
北京中医針灸院の治療方法はてんかん(癲癇)の原因に応じて、多岐に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そしててんかん(癲癇)の治癒で、てんかん(癲癇)患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
もう一つ注目すべき点は針灸治療を受けて治ったてんかん(癲癇)患者120名の中、てんかん(癲癇)の症状は再発した方がいませんでした。針灸治療は
てんかん(癲癇)の再発予防にも効果があることが分かりました。
てんかん(癲癇)発作は異常発火の起きた部位や、広がり方によって異なります。てんかん(癲癇)発作の起こり始めにおける異常発火の広がりによって大きく全般発作てんかん(癲癇)と部分発作てんかん(癲癇)の2つに分類されます。
てんかん(癲癇)発作の起始から大脳皮質全域にわたる発火の場合を全般発作と言います。全身の痙攣を引き起こすてんかん(癲癇)全般性強直間代発作(大発作)や、意識消失が主体でけいれんを伴わないてんかん(癲癇)欠神発作(小発作)が含まれる。他にてんかん(癲癇)汎ミオクロニー発作、てんかん(癲癇)強直発作、てんかん(癲癇)脱力発作などが含まれる。
脳のいたるところで放電が起こり、全般発作が15分以上続くような状態をてんかん(癲癇)重積発作と言います。重積発作が起こった場合は生命に危険が及ぶ可能性があり、通常は救急処置が必要です。
脳の一部の異常興奮によっててんかん(癲癇)発作が始まる場合を部分発作と言います。さらに、意識障害を伴わないものをてんかん(癲癇)単純部分発作、意識障害を伴うものをてんかん(癲癇)複雑部分発作と言います。なお、発作の起始には脳の一部から発火が始まり、その後発火が大脳皮質全域に広がる場合を二次性全般化発作と呼ぶ。二次性全般化発作はいわゆる大発作と類似の症状を呈するが、発作初期の発火様式から部分発作に分類されます。
側頭葉内側の発火の場合などには、意識がないままに単純な動作を続ける自動症と呼ばれる現象が見られることがある。
てんかん(癲癇)の国際分類は以下の通りです。
正常な中枢神経にはニューロンのシグナル活動を微調整する機構が備わっていて、それはイオンチャネルの不応期とGABA作用性の介在ニューロンによる周辺抑制という機構です。例えば部分発作の場合は、電気活動の亢進による細胞レベルでの発作開始、周辺ニューロンとの同期、脳の隣接領域のへの伝搬という3つのプロセスが発作には必要となるが上記の機構が働いていれば通常、このようなことは起こらないと考えられていますので、正常な脳はてんかん(癲癇)を起こさないです。これらの機構が破綻することにてんかんの原因があると考えられており、実際一部のてんかんではナトリウムチャネルの異常が指摘されています。
てんかん(癲癇)発作に伴う主な症状は、強直性、間代性などの不随意運動、つまり痙攣(けいれん)ですが、痙攣を伴わないてんかん(癲癇)発作もあります。また、意識障害として、突然意識を失う・記憶が飛ぶ・急に活動が止まって昏倒する場合もあります。ただし、大半の発作は一過性であり、数分〜十数分程度で回復するのが一般的です。
てんかん(癲癇)発作に拠って影響を受ける部分は、主に意識と随意運動で、呼吸や瞬き・瞳孔反射といった通常の場合における不随意運動はあまり影響されないです。 てんかん(癲癇)の種類によって、症状が違ってきます 。
突然意識がなくなり、全身を硬直して突っ張り、続いて手足がピクピクとけいれんするてんかん(癲癇)発作を起こします。目は中央あるいは一方向に寄り、泡をふいたり、尿失禁することもあります。
5歳から15歳ぐらいの子どもに起こります。突然意識がなくなり、動きがとまります。姿勢はそのままで、目つきの焦点が合わないようになり、持っているものを落としたり、呼んでも反応がないことなどで気づかれます。数秒から数十秒で意識が戻ります。ピカピカする光の刺激で発作が引き起こされることもあります。
手や足などからだの一部分が突っ張ったりピクピクしたりするてんかん(癲癇)発作、からだの一部がくり返す自動的な動き、においや同じものが見えるなどの感覚発作など脳の一部分に限られた発作の症状を起こします。ふつう意識は保たれます。これらの発作のあとに全身のけいれんを起こしたり、部分発作の症状がはっきりしないで、全身のけいれんで始まることもあります。
てんかん(癲癇)部分発作を起こしていながら意識がはっきりしなくなった場合を複雑部分発作といいます。意識がなく、口をモグモグしたり、手をくり返して動かしたり、歩き回ったり、精神症状を出すなどの精神運動発作と呼ばれるものも含まれます。
4歳ごろから12歳ごろに起こり、15歳ごろまでに自然に治ります。顔の片側が引きつる、涎が出る、片方の手足が突っ張るなどのてんかん(癲癇)発作を起こし、時に全身のけいれんを起こします。眠っているときにてんかん(癲癇)発作を起こすことも多く、脳波でも睡眠時に発作が多発します。脳波異常に比べて発作は少なく、発作を起こさない人もいるので、抗けいれん薬の内服治療はてんかん(癲癇)発作をくり返すときだけにします。
てんかん(癲癇)は生後4カ月から1歳ごろまでの乳児に起こります。一瞬、首を前にカクンと下げ、同時に手足を前にピクンとする発作を、数秒間隔で何回かくり返します。おじぎをするような発作なので点頭てんかん(癲癇)と呼ばれています。結節性硬化症やフェニルケトン尿症などの病気に伴って起こすこともあります。注射による治療薬がありますが、治療が遅れると知的障害を起こしてくるので、早期に発見し治療することが重要です。
全身を短時間強直するてんかん(癲癇)発作、ボーッと意識がはっきりしなくなり徐々にからだがくずれていくてんかん(癲癇)発作、からだがピクンとするミオクロニー発作やバタンと倒れる発作など、いろいろてんかん(癲癇)な発作を起こしてきます。点頭てんかんが治らずに引き続くこともあります。知的障害を伴うことも多く見られます。
てんかん(癲癇)発作の症状、脳波検査、神経学的検査、血液検査の結果などから、原因疾患とてんかん(癲癇)の分類を診断します。
てんかん(癲癇)の西洋医学的な治療原則として初発の痙攣では入院による精査が望ましいです。てんかん(癲癇)で最も怖いのは痙攣後外傷です。症候性てんかんの場合は原因疾患を治療すれば完治できる可能性があります。
薬物治療は発作の臨床型によって薬を使い分けて、基本的にナトリウムチャネルを抑制するもの、T型カルシウムチャネルを抑制するもの、GABAの抑制作用を増強させるものの3種類です。
てんかん発作の誘発因子として、睡眠不足、過労、アルコール、発熱、運動、光刺激などがあるので、日常生活の上で注意が必要です。自動車の運転は禁止されています。抗けいれん薬には催奇形性(さいきけいせい)があるので、服薬中の妊娠は避けなければなりません。
てんかん(癲癇)の鍼灸治療症例 :てんかん患者250名、取穴:大椎、腰奇(次髎の中間点)、百会、印堂、人中、涌泉、委中、労宮、内関、合穀、太沖。電気針。
てんかん(癲癇)の鍼灸臨床経験 :北京中医針灸院では、多くのてんかん(癲癇)の症状を完治、或いは改善してきました。今も多くのてんかん(癲癇)患者が通っていらっしゃいます。てんかん(癲癇)患者の一人一人の症状に合わせて、北京中医針灸院はきめ細かい針灸(鍼灸)治療を行っています。北京中医康針灸院の針灸(鍼灸)治療では、てんかん(癲癇)患者の回復と予後は良好で、多くのてんかん(癲癇)患者は普通の生活が可能となりました。
てんかんの治療は督脈が中心です。補助的な治療として、大椎、腰奇を電針した後、瀉血治療をします。
てんかんの場合、日本では、薬物療法が主流ですが、一生薬を飲む場合がほとんどです。当院で、鍼灸で、完治した患者は再発することがなく、てんかんの患者にとって、一つすばらしい治療法です。
てんかんに対して、針をすると、異常過度に興奮する大脳の神経細胞が安静化し、正常な状態に戻ります。
鍼灸治療を受けたてんかん患者250名、治癒したのは120名、有効率は80%でした。