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ペルテス病

ペルテス病 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

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ペルテス病について

ペルテス病の原因|中国鍼灸治療(整形外科系)

ペルテス病は、大腿骨の成長板が破壊される病気です。
成長期子供の大腿骨の骨頭が壊死し、関節が変形する状態です。ペルテス病はレッグ‐カルベ‐ペルテス病とも言います。ペルテス病は成長期における股関節の阻血性疾患です。
ペルテス病の発症時年齢は2歳から14歳ですが、多くは4歳から8歳の幼児期から学童期早期に集中しています。ペルテス病病態は十分解明されていません。ペルテス病予防法も見つかっていません。男児のほうが女児に比べて多い傾向にあります。ペルテス病は鍼灸治療、装具療法などの保存療法と骨切り術を行う手術療法がありますが、ペルテス病治療の基本的な考え方は同じです。装具治療の場合、装着期間は2年から3年必要とされます。これは、新しい骨が出来るまでの期間に一致します。ペルテス病9〜10歳を過ぎて発症した場合は丸い球形の骨頭が出来にくいと言われています。

ペルテス病に対する当院の取り組み

当針灸院(鍼灸院)のペルテス病の治療目的は、ペルテス病患者にできるかぎりの回復の機会を提供することとペルテス病の完全な回復までの時間を短縮することです。
ペルテス病に対して、当針灸院(鍼灸院)は25年間、ペルテス病の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用でより良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の75%は経過がよいと考えられます。
当針灸院(鍼灸院)の治療はペルテス病の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当針灸院(鍼灸院)は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そしてペルテス病の回復で、ペルテス病患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。

ペルテス病の原因

ペルテス病は血行障害によって、大腿骨の股関節側の骨頭が壊死するために起こります。7歳前後の発症が多く、股関節を構成している大たい骨の骨頭部分への血液の流れが悪くためです。血液の流れが悪くなる原因は不明。ある時期を経て、血液の流れが再びよくなると骨の方も回復してきます。

ペルテス病の症状

  1. 関節痛
    股関節、膝の痛み
  2. 跛行
  3. 大腿筋の萎縮

レッグ‐カルベ‐ペルテス病は、最初のうちは重い症状が現れないまま、股関節に深刻な損傷を与えることがあります。ひどい損傷が起きれば、結局は股関節に永久的な炎症を引き起こします。最初の症状は主に股関節とももの痛みです。痛みはじわじわと始まりゆっくり進行します。股関節を動かしたり歩いたりすると痛みはひどくなる傾向があります。ひどい痛みが生じる前に足を引きずるようになることもあります。やがて関節が思うように動かせなくなり、あまり使わないために、大腿筋が萎縮します。

ペルテス病の主な症状は、痛みと跛行です。痛みは股関節に限らず、大腿部あるいは膝関節痛を訴える場合もあることです。このため、非専門医により膝関節疾患と誤診されることが多く、発見された時には骨頭が完全に潰れて著しい変形を呈しています。痛みは極めて軽い場合もあり、また早期に消失することもありますが、この疾患においては痛みが消失しても跛行が持続することが普通ですが、痛みと跛行が消失したり発現したりと、繰り返す場合もあります。通常症状発現後、2週間もすればX線検査で診断できますが、稀に2ヶ月くらいX線画像上所見のないことがあります。

ペルテス病の検査

  1. X線検査:
    成長板の骨折や崩壊などの変化。
  2. 運動検査
    股関節のある方向への動きが制限されることもこの疾患に特徴的です。上向きに寝かせ、膝を曲げ股関節を曲げてゆきます。そして90度曲がったところから膝がお臍に向かうように股関節をさらに曲げてゆくと痛みが発現します。
  3. 圧痛
    骨頭を圧迫すると痛みを訴えます。骨頭は、ももの付け根の内側の部分で大腿動脈と交差する部分の下にあるので、両側のこの部分を同時に軽く圧迫すると患側に痛みを訴えます。特別な原因がないのに、股関節に痛みを感じたり、歩くときに足を引きずります。太ももを外側に倒したり、内側にひねるときに痛みを強く感じます。このためあぐらをかくことができないです。
  4. MRI
    MR I診断は確定的です。血流が途絶え、骨の壊死した部分があれば信号がなくなり診断は容易です。また、この検査方法によればどの範囲までが壊死になっているのかわかりますので、治療方法を決定する場合に有力な情報を与えてくれます。X線写真においてペルテス病と良く似た画像を呈するのがマイヤー病です。ペルテス病のように壊死、吸収、再生といった一連の病理的変化がないことで鑑別は容易です。発症直後のレントゲン診断は難しい場合があります。骨頭の変化がまだ明確になっていない事が多いからです。しかし、注意して画像を見れば、大腿骨頭がわずかに外方にずれ、骨端(骨頭の骨の部分)の高さが反対側と比べわずかに低くなっていることが多いものです。
  5. 超音波診断
    超音波診断は参考になります。単純性股関節炎と異なり、多くの場合、水腫は濁っています。ただし、発症の超早期では清澄な場合があるので注意が必要です。清澄な場合でも穿刺すると粘稠度が高いのが特徴です。

ペルテス病と他の鑑別疾患

  1. 骨端異形成症などの骨系統疾患
    骨端異形成症などの骨系統疾患の場合には他の関節や脊椎に変形があります。
  2. マイヤー病
    マイヤー病は良性で自然治癒する心配のない疾患です。
  3. 血友病などの血液疾患による骨頭の変化
  4. 甲状腺機能低下症にともなう骨頭変形などです。

血友病や甲状腺機能低下症などでは小児科的な全身の変化がありますので鑑別できます。
X線像ではしばしば間違えられるのですが、ペルテス病に伴う所見、たとえば関節可動性の制限とか、痛みなどがないことで鑑別できますし、X線像も経過を追えば明らかにペルテス病と異なることがわかります。
その他、鑑別すべき疾患は、単純性股関節炎、リウマチ熱、化膿性股関節炎、若年性慢性関節リウマチなどの膠原病、心因性関節炎などです。単純性股関節炎は同じように股関節痛と跛行が見られますが、自然治癒し、後遺症も残る事がないとされています。超音波断層像では濁りのない関節液が関節包内に貯留していることが多いのですが、関節液貯留のない場合も少数ですが存在します。リウマチ熱の場合にもしばしば股関節痛みが初発の場合があります。疑わしいときには血液検査( ASLO) をおこなうと判明します。化膿性股関節はいつでも疑わなくてはなりません。股関節痛だけでなく熱発などの感染症症状を呈することが多いのですが、全身所見がなく、また痛みも軽度で血液検査で所見の出ない例もありますので注意が必要です。超音波断層像では濁った水腫の像が見られるのが普通です。すこしでも疑いがあればただちに関節鏡をおこないます。若年性慢性関節リウマチなどの膠原病においては、股関節以外にも多彩な症状が出てきます。心因性関節炎では他人が見ていない所で跛行が消失しますので鑑別できます。

ペルテス病の経過と予後

ペルテス病は数年にわたる観察が必要です。年齢と崩れた範囲によって治療方法は変わります。5歳以下で発症したものは放っておいても訴えは軽く、あともきれいに治るので経過を見ます。
 崩れた範囲が1/2〜1/3以下の時も何もせず経過を見ます。それ以上崩れたときには、下肢を開いて崩れた部分を関節の中に入れ骨頭を保護しながらもとに戻るのを待ちます。
保存的治療では70〜90%が、観血的治療では80〜95%が成績良好となるが、残りは成績不良となります。成績不良である場合には将来、変形性股関節症に進行しやすいと考えられています。
治療では股関節を長期間固定して動かないようにします。横になって安静にして、ある程度動かさないようにすることで効果がある場合もあります。場合によっては12〜18カ月間完全に固定することが必要で、このような場合は牽引、吊り包帯、ギプス、副木などを用います。このような治療では、脚を外側に回転させた状態を維持します。筋肉が萎縮して衰弱するのを防ぐための理学療法も行います。子供が6歳以上で骨に中程度から重度の崩壊が起こっている場合は手術も有効です。レッグ‐カルベ‐ペルテス病は治療法にかかわらず、治癒までに最低2年はかかります。

ペルテス病の西洋医学的な治療

  1. 装具
    装具は一度つけると生活が不自由で何年もつけなければならないです。色々な種類があります。装具をしているときは、装具がきちんと装着できているか、装具によって皮膚が圧迫されていないか見ましょう。育ち盛りの子供に多いので、装具が合わなくなっていないか、定期的にみてもらいましょう。
  2. 手術 大腿骨を骨頭近くで切って、骨頭が関節の中におさまるように骨の角度を整えます。ペルテス病は活発な男の子がかかることが多く、何年も不自由な生活を強いると気持ちをゆがませることになりかねない。日常生活に不自由を感じることが少なく、将来痛みや足を引きずるなどの後遺症が出やすいといってもその頻度は高くないので、治療は子供のほかの面での成長に悪影響を及ぼさない程度にする痛みの強いときは無理せず休むようにしましょう。

ペルテス病の鍼灸治療法

ペルテス病の鍼灸治療症例と臨床経験

ペルテス病の鍼灸治療症例:ペルテス病患者さん210名、取穴:髀関、殷門、環跳、沖門、膝眼、委中、足三里、陽陵泉、太沖、解溪、昆明、丘虚。

ペルテス病の鍼灸臨床経験:当針灸院(鍼灸院)では、多くのペルテス病患者の症状を回復させてきました。今も多くのペルテス病患者が通っていらっしゃいます。ペルテス病患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、ペルテス病患者の生活の質と予後はかなり良好です。大多数のペルテス病患者は正常の生活に戻ることが可能になりました。
ペルテス病保存治療では70〜90%が成績良好です、手術治療では80〜95%。ペルテス病保存治療は装具と鍼灸と組み合わせることで、痛みと跛行がかなり治れます。ペルテス病の場合には骨頭の変形が軽微な内に治療を開始するのが理想的です。変形がわずかであれば、治療は変形を予防することが要点になります。診断が遅れ、骨頭の変形が著しくなってしまった場合には変形を矯正することからはじめなくてはなりません。変形矯正には時間がかかりますし、年長児であれば矯正にも限界があります。したがって、早期診断が極めて重要です。

ペルテス病の鍼灸治療メカリズム

ペルテス病股関節の血液循環を改善することで、炎症を吸収し、大腿骨の骨頭を修復すると考えられます。鍼灸で、血液の流れが再びよくなると骨の方も回復してきます。

ペルテス病の鍼灸治療症例

ペルテス病の原因|ペルテス病【神経疾患】

白井くん、6才、男性、荒川区在住。1年前から、最初は主に股関節とももの痛みが出て、痛みはじわじわと始まりゆっくり進行します。股関節を動かしたり歩いたりすると痛みはひどくなります。ひどい痛みが生じる前に足を引きずるようになることもあります。やがて関節が思うように動かせなくなり、大腿筋が萎縮します。X線検査をすると、成長板の骨折や崩壊などの変化があって、ペルテス病とわかります。病院で、股関節を長期間固定して動かないようにしますが、痛みが強くて、当院で鍼灸治療後、痛みの訴えは軽く、数ヶ月の鍼灸治療で、自覚症状が消え、2年後レントゲン検査では大腿骨の骨頭の壊死がきれいに治りました。

ペルテス病患者の質問

ペルテス病PL様

[ 症状、ご相談内容 ] :
息子のペルテス病についてご相談させて下さい。
今年9月にペルテス病であることが判明し、神奈川こども医療センターの施設に入所、保存療法での治療を開始しました。 3週間の牽引を経て、1週間ほど前から両足装具を装着しております。 相談としては、現時点では骨部の壊死はまだ止まっておらず、血流障害があると思われます。(MRIによる) 血流の早期改善に向け、鍼灸治療は効果が期待出来ますか? また、現在は週末外泊が可能なため、現施設での保存治療に加え、週末のみの鍼灸治療を併用することは出来ますか? 可能な場合、期間、必要回数等教えて頂きたく、よろしくお願い申し上げます。

当院の返事:
当院が開発した特殊な治療法で、治ったペルテス病の方も いらっしゃいますので、心配ないと思います。  期間、必要回数、何回ぐらい治療すれば、完治するかは、 診察してみないと分かりませんので、一度お電話予約した上、ご来院ください。

 

患者様の返信:
ペルテスの治療でお世話になっております。
最近、歩行困難が改善してきましたので、昨日整形外科で検査したところ、ペルテスの骨部壊死が無くなりました。嬉しくて御報告申し上げます。
これは康先生のおかげと大変感謝しております。 これからも、お世話になるかと思いますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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