中国鍼灸院 東京・銀座

むくみ

むくみと中国鍼灸 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

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むくみについて

むくみとは、顔や手足などの末端が体内の水分により痛みを伴わない形で腫れる状態です。
「はれる」というのは、皮膚のある部分が異常にふくらむことをいいます。皮膚以外でも、体内の臓器やリンパ節などの腫脹も広い意味でははれに入ります。 「むくみ」とは、血液中の水分が血管のなかから外ににじみ出し、異常に増加した状態で、「浮腫」ともいいます。

むくみに対する当院の取り組み

当針灸院(鍼灸院)のむくみの治療目的は、むくみ患者にできるかぎりの回復の機会を提供することです。
むくみに対して、当針灸院(鍼灸院)は25年間、むくみの治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用でより良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、全身の症状が改善します。治癒した例、改善した例を合わせると患者の90%は経過がよいと考えられます。
当針灸院(鍼灸院)の治療はむくみの頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当針灸院(鍼灸院)は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。

むくみの分類と原因

  1. 全身のむくみ:
    1)心性むくみ(心性浮腫):心臓疾患の終末像であるうっ血性心不全でもむくみは現われます。
    2)肝性のむくみ(肝性浮腫):肝硬変などでむくみが見られます。
    3)低栄養性のむくみ(栄養性浮腫):高齢者が体調を崩したときに起こりやすく、低蛋白血症になり全身性のむくみがみられます。
    4)薬剤性のむくみ(薬剤起因性浮腫):非ステロイド性解熱鎮痛剤を連用していると、顔面から全身のむくみがみられます。またカルシウム拮抗剤でも足のむくみが認められます。
  2. 顔面のむくみ:
    1)腎性浮腫(急性腎炎、慢性腎不全、ネフローゼ症候群):急性腎炎では主にまぶたのまわりにむくみがみられます。
    2)内分泌性浮腫(粘液水腫、クッシング症候群):甲状腺機能の低下によってみられる粘液水腫のむくみは顔全体が見えます。
    3)アレルギー性のむくみ(アレルギー性浮腫):代表的なものとしてクインケ浮腫があります。
  3. 足のむくみ:
    リンパ性のむくみ(リンパ性浮腫と静脈性のむくみ):この原因はわかっていません。
  4. 原因不明のむくみ(特発性浮腫):原因が明確でないため特発性浮腫と呼ばれています。

むくみの症状

  1. 全身のむくみ:
    1)心性むくみ(心性浮腫):心臓疾患の終末像であるうっ血性心不全でもむくみは現われます。このむくみは引力の方向にはっきりとあらわれ、立位の場合には下肢に、仰臥位の場合は背中にあらわれます。初期には左足のみに認められますが、徐々に両足、全身性にみられるよ うになり、さらに進行すると腹水や胸水が溜まるようになります。
    2)肝性のむくみ(肝性浮腫):肝硬変などでむくみが見られます。腹水が溜まる前兆として最初左足にむくみがみられます。
    3)低栄養性のむくみ(栄養性浮腫):高齢者が体調を崩したときに起こりやすく、低蛋白血症になり全身性のむくみがみられます。
    4)薬剤性のむくみ(薬剤起因性浮腫):非ステロイド性解熱鎮痛剤を連用していると、顔面から全身のむくみがみられます。またカルシウム拮抗剤でも足のむくみが認められます。
  2. 顔面のむくみ:
    1)腎性浮腫(急性腎炎、慢性腎不全、ネフローゼ症候群):急性腎炎では主にまぶたのまわりにむくみがみられます。日本人ではまぶたに皮下脂肪がついているため、眼球が眼窩へ落ち込まず、顔のむくみがまぶたにみられやすいとされています。慢性腎不全やネフローゼ症候群ではまぶたのみならず、顔全体にむくみがみられ、特に慢性腎不全では顔色が少し黒ずんでみえます。
    2)内分泌性浮腫(粘液水腫、クッシング症候群):甲状腺機能の低下によってみられる粘液水腫のむくみは顔全体がはれぼったくみえ、眉毛は全体に薄くなりますが特に外側1/3 が脱落します。このむくみは全身性にあらわれますが、圧迫して も元に戻る(圧痕を残さない浮腫)様なむくみです。クッシング症候群でも顔にむくみが現われますが、これは粘液水腫とは異なり、顔が月のように膨らみ(Moonface)、皮膚が艶やかになります。このむくみも全身性にあらわれます。
    3)アレルギー性のむくみ(アレルギー性浮腫):代表的なものとしてクインケ浮腫があります。このむくみは数分から数時間見られ、すぐに消失します。そのため、外来で観察されることは少ないとされています。このむくみは顔、手足、陰部、 そして口や気道の粘膜にみられます。
  3. 足のむくみ:
    リンパ性のむくみ(リンパ性浮腫と静脈性のむくみ):現在では少なくなりましたが、フィラリアによるもので足などにむくみがみられます。その他には、20歳前後に多く、片足にむくみが見られる原発性リンパ性浮腫があります。この原因はわかっていません。
  4. 原因不明のむくみ(特発性浮腫):女性によく見られるむくみです。足や首にあらわれ、その変動が大きく、原因が明確でないため特発性浮腫と呼ばれています。

むくみの検査と診断

おでこやすねなど、すぐ下に骨があるところを数秒間押して放すと、ペコッとへこんでしばらく元にもどらないなら、むくみと考えられます。

むくみの生活注意点

むくみは生活習慣病の代表ということから、むくみの予防策は若年期からのよい生活習慣を確立する努力が大切です。以下のようなことに注意して生活をすることと、中年を過ぎた人は家庭で定期的に血圧を測定する習慣をつけることが大切です。

  1. 肥満の防止
  2. 減塩食の摂取
  3. カリウムの多い野菜をとる
  4. カルシウムやマグネシウムをとる
  5. 高脂食を減らす
  6. 禁煙する
  7. 週3回30〜45分/1回の運動を定期的に行う

むくみの西洋医学治療

治療としてナトリウムの制限、水の制限、利尿剤の投与があります。

むくみの鍼灸治療法

むくみ鍼灸治療症例と臨床経験

むくみ鍼灸治療症例 :むくみ患者115名、取穴:人迎、懸鐘、三陰交。電気針。

むくみ鍼灸治療臨床経験 :当針灸院(鍼灸院)では、多くのむくみ患者の症状を回復させてきました。今も多くのむくみ患者が通っていらっしゃいます。むくみ患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、多くのむくみ患者は正常な生活を送ることができるようになりました。

むくみの鍼灸治療のメカリズム

鍼灸治療は自律神経や血管を収縮させたり拡張させたりするホルモンに影響を与えると考えられます。

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