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下垂体性TSH分泌異常症

下垂体性TSH分泌異常症 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

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下垂体性TSH分泌異常症について

下垂体性TSH分泌異常症とは、下垂体のTSHの分泌が亢進、或いは低下した状態です。
下垂体性TSH分泌亢進症の代表的な疾患がTSH産生腫瘍で、下垂体性TSH分泌低下症の多くは下垂体前葉機能低下症のひとつの症状として認められます。
甲状腺の機能は、主に視床下部ー下垂体ー甲状腺系により定常状態に制御されています。視床下部より分泌された甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンが下垂体門脈系を介し下垂体前葉の甲状腺刺激ホルモン 産生細胞を刺激し、下垂体よりTSHが分泌され、甲状腺を刺激し甲状腺ホルモンが分泌されます。 一方、分泌された甲状腺ホルモンが、視床下部TRHや下垂体TSHの合成分泌を抑制しフィードバック系を確立しています。

下垂体性TSH分泌異常症に対する当針灸(鍼灸)院の取り組み

当針灸(鍼灸)院の下垂体性TSH分泌異常症の治療目的は、下垂体性TSH分泌異常症患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと下垂体性TSH分泌異常症の完全な回復までの時間を短縮することです。下垂体性TSH分泌異常症の治療は、西洋医学以外に中国などの国では、昔から針灸治療が盛んに行われてきました。当院も下垂体性TSH分泌異常症患者さんの期待に応えるため、25年間、下垂体性TSH分泌異常症の治療に力を入れて、試行錯誤の末、当院の独自の電気針治療法を開発しました。そして良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、全身の症状が改善します。治癒した例、改善した例を合わせると患者の70%は経過がよいと考えられます。
下垂体性TSH分泌異常症の原因が多様なため、当針灸(鍼灸)院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当針灸(鍼灸)院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
   

下垂体性TSH分泌異常症の原因

下垂体性TSH分泌異常症の原因は、TSH分泌低下症は、下垂体や視床下部の腫瘍や血管の病気、感染症、放射線療法後、種々の薬剤によるものなどがあります。希に、視床下部のホルモンであるTRHの受容体(下垂体に存在)に異常のあるTRH受容体異常症によるものがあります。

下垂体性TSH分泌異常症の症状

下垂体性TSH分泌異常症には、下垂体性TSH分泌亢進症では、甲状腺が刺激され甲状腺ホルモン値が高くなり脈が速くなったり、体重が減ったりします。また、TSH産生腫瘍による場合は大きくなった下垂体の腫瘍により視野が一部欠けたり、頭痛がおこることがあります。
下垂体性TSH分泌低下症では、甲状腺機能低下症となり、寒がり、むくみ、便秘や血液のコレステロールが上がったりします。また、その他の下垂体前葉ホルモンの分泌低下症の症状もいっしょにでることが多く、女性では月経異常も認められます。

下垂体性TSH分泌異常症の検査と診断

ホルモン検査:下垂体ホルモンの測定を行います。下垂体ホルモンとその下垂体ホルモンが作用する標的組織の内分泌ホルモンを測定し、両者が低値であればその下垂体ホルモンの分泌不全が考えられます。次に下垂体ホルモン分泌刺激試験を行い、下垂体ホルモンが低〜無反応である場合、下垂体機能低下症と診断します。視床下部の障害と下垂体の障害の鑑別は下垂体に直接作用する下垂体ホルモン分泌刺激試験と視床下部を介して作用する刺激試験を用いることにより可能ですが、例外もあるので注意が必要です。プロラクチンは他の下垂体ホルモンと異なり、視床下部から分泌抑制因子の調節を強く受けているので、視床下部の障害により血中プロラクチンは高値を示す例が多くなります。
画像診断:下垂体およびその周囲の腫瘍を検索するために頭部MRIや頭部CTなどを行います。

下垂体性TSH分泌異常症の西洋医学治療

下垂体性TSH分泌異常症の西洋医学治療には、TSH産生腫瘍の治療の第一選択は手術で腫瘍を摘出することです。手術で取り残しがある場合や手術ができない症例では放射腺治療も行われます。薬による治療としては、ソマトスタチンアナログ製剤やドーパミンアゴニスト剤などが使われることもあります。TSH分泌機能低下症は、原因となっている病気を治すことが一番ですが、甲状腺機能低下症に対して甲状腺ホルモン製剤が補われます。

下垂体性TSH分泌異常症の経過

下垂体性TSH分泌異常症の経過としては、TSH産生腫瘍は完全に摘出できれば治癒できます。ただ、大きな腫瘍も多く完全に摘出できないことや再発することもあります。その場合も多くの場合薬で甲状腺機能は正常にすることができます。TSH分泌機能低下症の予後は、原因の疾患によって左右されますが、甲状腺機能低下症が続くとコレステロールが高くなったりします。甲状腺ホルモン製剤が投与されれば甲状腺機能低下症は治ります。

下垂体性TSH分泌異常症の鍼灸治療法

下垂体性TSH分泌異常症の鍼灸治療と鍼灸臨床経験

下垂体性TSH分泌異常症の症例 :下垂体性TSH分泌異常症患者112名、取穴:人迎、廉泉、合穀、足三里、三陰交、天突、陽陵泉、曲池。電気針。

下垂体性TSH分泌異常症の鍼灸臨床経験 :当針灸院(鍼灸院)では、多くの下垂体性TSH分泌異常症患者の症状を回復させてきました。今も多くの下垂体性TSH分泌異常症患者が通っていらっしゃいます。下垂体性TSH分泌異常症患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、下垂体性TSH分泌異常症患者の生活の質と予後はかなり良好です。大多数の下垂体性TSH分泌異常症患者は正常の生活に戻ることが可能になりました。
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