鍼灸、針灸

角膜潰瘍

角膜潰瘍の鍼灸治療

角膜潰瘍の原因

角膜潰瘍の原因|角膜潰瘍【眼科系疾患】 角膜潰瘍

角膜潰瘍は、角膜が傷つき、そこに細菌や真菌(カビなど)、汚染された水の中にみられる原生動物であるアカントアメーバが感染して起こることがあります。ウイルス性潰瘍(ヘルペスウイルスによる場合が多い)は、身体的なストレスが引き金になって再発することもあれば、特に原因なく再発することもあります。また、眼の中に異物が入ったままになっていた場合や、コンタクトレンズで眼が刺激された場合(特に、コンタクトレンズをつけたまま眠った場合や、レンズの殺菌消毒が不十分な場合)にも角膜潰瘍が生じることがあります。ビタミンAやタンパク質の不足が原因で角膜潰瘍ができることもありますが、このような原因で起こる角膜潰瘍は米国や日本ではほとんどみられません。

まぶたがきちんと閉じていないと、角膜が乾いて炎症を起こします。このような場合にも角膜が傷つき、潰瘍を生じることがあります。こうした角膜潰瘍は通常、感染症を併発します。まつ毛が眼の方に向かって内向きに生えていたり(さかさまつ毛)や、まぶたが内向きに反転している場合(まぶたの内反)も角膜を傷つける原因になります。

角膜潰瘍は痛みを伴い、眼の中に何か異物が入っている感じがします。また、眼がうずき、光に過敏になって涙の量が増えます。角膜に、膿による白い点ができることもあります。ときには、角膜全体に及ぶ深い潰瘍ができることもあります。角膜の裏側にも膿がたまることがあります。潰瘍が深くなるほど、潰瘍の症状も合併症もひどくなります。結膜の充血も起こります。

角膜潰瘍は治療で治ることもありますが、角膜に濁った瘢痕(はんこん)が残って視力を低下させる場合もあります。その他の合併症としては、治りにくい感染症、角膜穿孔、虹彩脱出(角膜の傷から虹彩がはみ出してしまうこと)、眼球そのものの損壊などがあります。

細菌性角膜潰瘍

角膜潰瘍の鍼灸治療

角膜に傷があり、そこにブドウ球菌、連鎖球菌、肺炎球菌、緑膿菌などが感染して起こります。はじめから強い目の痛み、まぶしさ、流涙、まぶたのはれなどが起こります。
抗生物質の局所ならびに全身投与を思いきっておこなう必要があります。病原菌がわかれば、それに対する有効な抗生物質の投与をおこないます。発見と同時に治療をおこなわなければ、角膜膿瘍をつくり、角膜に孔があき、“全眼球炎”を起こし失明します。
進行すると、前房内に膿がたまる「前房蓄膿」や、目全体に炎症がおよぶ眼球炎を引き起こしたりします。

カタル性角膜潰瘍

角膜の輪部に沿って、粘液を分泌する潰瘍ができます。「角膜辺縁潰瘍」とも呼ばれています。まぶしさ、異物感、ずきずきした痛みなどの症状が出て、しばしば充血や目やにが多く出る「慢性カタル性結膜炎」に合併してみられます。
ブドウ球菌に対するアレルギーが原因と考えられています。

蚕食性角膜潰瘍

蚕食性角膜潰瘍の原因は不明です。目に非常に強い痛みが起こります。“角膜潰瘍”は角膜の周辺に起こり、周辺に沿って進行していきます。自然治癒してしまうこともありますが、多くは難治です。
  治療は、薬物療法は無効です。鍼灸治療では、多く回復できます。

蚕食性角膜潰瘍は角膜(くろめ)が異物や外傷で傷ついたり、身体の抵抗力が低下して、病原微生物に感染して起こる角膜の潰瘍です。
角膜の表面が削られ、灰白色のにごり(潰瘍)ができ、視力低下、充血、涙目、ずきずきとした痛みなどの症状が現れます。
悪化すると潰瘍がしだいに大きくなり、目の激しい痛みのほか、涙が大量に出ます。
「角膜穿孔」といって角膜に孔(あな)があいて失明する危険も出てきます。
たとえ軽症でも早めに受診することが大事です。進行すると結膜や上強膜に炎症が広がり、角膜が薄く不透明になることもあります。

角膜潰瘍鍼灸の治療法

角膜潰瘍鍼灸治療症例と臨床経験

角膜潰瘍鍼灸治療症例 角膜潰瘍患者43名。取穴:眼底穴、球後、太陽、晴明、翳風、養老、合穀、光明、足三里。電気針。眼底穴と球後穴、中国では、目の病気の治療によく使われますが、他のツボより痛みが出やすいため、当院ではこのツボを使う場合、患者さんに説明し、同意してもらった上のみ、治療を行います。

角膜潰瘍鍼灸臨床経験 :角膜潰瘍患者や角膜穿孔の回復には、早期の鍼灸治療が重要であり、比較的に早い段階で、治療を受けるとほとんどが回復できます。

角膜潰瘍鍼灸治療のメカリズム

角膜潰瘍患者の免疫を高め、角膜組織の修復を促進すると考えられます。

角膜潰瘍鍼灸治療効果

角膜潰瘍患者43名、完治したのは、33名でした。

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