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大脳皮質基底核変性症

大脳皮質基底核変性症 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

大脳皮質基底核変性症について

大脳皮質基底核変性症の原因|大脳皮質基底核変性症の中国鍼灸治療【難病】

大脳皮質基底核変性症とは大脳の表面に在る大脳皮質と脳の深いところにある基底核の神経細胞が徐々に死んでいく病気です。
大脳皮質基底核変性症では大脳皮質と、基底核とよばれる黒質、青斑核、視床下核という部位の神経細胞にタウ蛋白がたまりやすいのが特徴です。その結果神経細胞の機能が障害されて、正常な役割をはたせなくなり、最終的には細胞は死んで消えてしまうことになります。
もう一つ特徴は脳の中には神経細胞以外にグリア細胞という細胞がありすが、このグリア細胞の中にもタウ蛋白がたまりやすくなっています。グリア細胞は、神経細胞やその突起をとりまいて構造を保ち、神経細胞周囲の微小な環境を適切に維持する役割を果たしていますが、この細胞にもタウ蛋白がたまっているのです。このように神経細胞とグリア細胞にタウ蛋白がたまるために、脳内の正常な活動が障害されてさまざまな症状が出現することになります。

大脳皮質基底核変性症に対するの当院の取り組み

北京中医康針灸院の大脳皮質基底核変性症に対する治療目的は、大脳皮質基底核変性症の回復程度を高めることと大脳皮質基底核変性症が完治するまでの時間の短縮することです。
大脳皮質基底核変性症は今も難病の一つで、西洋医学治療ではまだ克服できないのは現状です。当院長は二十数年前から新しい突破口として大脳皮質基底核変性症の針灸治療を取り組んできました。各国の大脳皮質基底核変性症に対する治療法を研究し、試行錯誤の末、北京中医康針灸院の特殊な頭皮電気透穴針療法を開発しました。頭皮電気透穴針療法で、多くの大脳皮質基底核変性症患者の振戦、運動障害などの症状を改善し、或いは解除してきました。1998年11月1日より2008年11月1日までの10年間に来院された大脳皮質基底核変性症100名を集計したところ、振戦と運動障害の症状が消失したのは33名、運動障害の症状が改善したのは11名、筋固縮の症状が改善したのは6名でした。
大脳皮質基底核変性症の症状が頑固なため、当院の治療方法もそれに応じて、多岐に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気ハリで、最大限の効果を引き出しています。大脳皮質基底核変性症の回復 は患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
最も興味のある点は針灸治療が大脳皮質基底核変性症の進行抑制には有効です。大脳皮質基底核変性症の多くは針灸治療期間中がほとんど進行しませんでした。

大脳皮質基底核変性症の原因

大脳皮質基底核変性症の原因|大脳皮質基底核変性症の中国鍼灸治療【難病】

大脳皮質基底核変性症の原因は現在までのところ確定されていないですが、大脳皮質と、基底核とよばれる黒質、青斑核、視床下核という部位の神経細胞にタウ蛋白がたまり、その結果神経細胞の機能が障害されて、正常な役割をはたせなくなり、最終的には細胞は死んで消えてしまうことになります。
もう一つは脳の中には神経細胞以外にグリア細胞という細胞がありすが、このグリア細胞の中にもタウ蛋白がたまりやすくなっています。グリア細胞は、神経細胞やその突起をとりまいて構造を保ち、神経細胞周囲の微小な環境を適切に維持する役割を果たしていますが、神経細胞とグリア細胞にタウ蛋白がたまるために、脳内の正常な活動が障害されてさまざまな症状が出現することになります。
タウという蛋白質は、正常な状態では神経細の中の骨格となる線維をつなぎ止める役目をはたしていて、安定した構造を保てるようにしています。大脳皮質基底核変性症ではこの蛋白質に異常がおきていて、正常な状態ではたまってこないタウ蛋白が溶けにくい状態になって、神経組織にたまってくることがわかってきました。このようなタウ蛋白がたまりやすい病気には、アルツハイマー病やピック病、PSPなどが知られていますが、どうしてタウ蛋白がたまりやすくなるのかは、よくわかっていません。まれにはタウ蛋白の遺伝子に異常があるとタウ蛋白がたまりやすくなることがわかっています。

大脳皮質基底核変性症の症状

大脳皮質基底核変性症の場合、最初は片手か片足のぎこちなさが出て来るのが特徴です。この時には、他の手足には症状はありません。代表的な症状は手足が硬くなることです。手の場合には、力はあるのに手指と腕が硬くなるために箸を使ったり、食器を持ったりすることが不自由になります。足の場合には足が上手く前に出せずに、びっこを引くようになります。これは、症状の有る手足と反対の基底核が侵されたために出てくる症状です。

  1. 転びやすさと運動障害:よく転ぶというのが最初に気づかれる特徴です。半数以上の人は、発症して1年以内に転倒を繰り返すとされています。姿勢が不安定になることに加え、危険に対して危ないと判断する力が低下するため、注意を促してもその場になると転倒を繰り返してしまいます。バランスを崩したときに手で防御するという反応が起きないため、顔面や頭部に大ケガを負うこともあります。歩行は不安定で、足がすくんで前に出にくくなったり(すくみ足)、歩行のスピードがだんだん増していき止まれなくなる(加速歩行)といったパーキンソン病によく似た歩行異常も出現します。一見動かないようにみえても突然立ち上がったり、動き出すことがあります。進行すると頚部が後屈してきます。徐々に動作が緩慢になり手足の関節が固くなり、最終的には寝たきりになります。
  2. 眼球運動障害 :病初期には上下方向、特に下向きの随意的眼球運動が障害されるために、下方に視線を移すことが困難になります。眼球運動障害は、この疾患の特徴ですが、病初期にはないことが多く、発症して2〜3年目に出現することが多いようです。病気が進行すると左右方向の随意的眼球運動も制限され、最後には眼球は正中位で固定して動かなくなってしまいます。
  3. 認知症:認知症を合併しますが程度は軽く判断力は低下しますが、アルツハイマー型認知症と異なり見当識障害や物忘れはあっても軽いのが特徴です。質問に対し、すぐに言葉が出ないため、答え始まるまでに時間がかかる場合があります。病気に対する深刻感が乏しく、屈託がなく多幸的である場合が多いようです。
  4. 構音障害、嚥下障害:進行すると聞き取りにくいしゃべり方(構音障害)、むせやすく飲み込みにくい(嚥下障害)といった症状が徐々に出現します。初期には飲み込まないで、食物をどんどん詰め込んでしまうことがあります。中期以降には嚥下性肺炎が合併します。口からの食物の摂取が困難となった場合には経管栄養、胃瘻が必要となります。

大脳皮質基底核変性症の検査

大脳皮質基底核変性症は血液や脳脊髄髄液の検査だけでは診断できません。大脳皮質基底核変性症の診断の役に立つのは脳のC T やM R I 、そして脳の機能を表す画像である脳血流S P E C T です。CT、MRIでは神経病理学的な変化を反映して、通常は前頭葉(脳の前の部分)や頭頂葉(脳の中央の部分)を中心に左右非対称的な大脳皮質の萎縮が認められます(図)。また、MRIでは大脳基底核、大脳白質に異常信号がみられることもあります。
CTやMRIで、大脳の明らかな萎縮が認められない場合や萎縮の程度が軽い場合でも、脳血流SPECTで大脳の血流が明らかに左右非対称性に落ちていることが見出されて、診断の助けになることがあります。

大脳皮質基底核変性症の診断

大脳皮質基底核変性症は大脳皮質症状(失行、失語など)と基底核症状(パーキンソン病で見られるような震えや体の動かしにくさや、手足が突っ張るなどの姿勢異常(ジストニア)など)の2つの症状が強い左右差をもって見られることが特徴です。中年以降に上のような症状が現れて、徐々に進行する場合には、脳MRIで大脳萎縮の左右差を、脳血流SPECTで脳血流の左右差を確認することで、臨床的に診断します。
しかし、大脳皮質基底核変性症の最終診断は、病理診断で、大脳や脳幹の神経細胞の減少と、残っている神経細胞やグリア細胞内に異常なタウ蛋白(異常リン酸化タウ)がたまっていることを確認することで行います。

大脳皮質基底核変性症の鑑別診断

大脳皮質基底核変性症とよく似た症状を示す病気に進行性核上性麻痺(PSP、 progressive supranuclear palsy)があります。この病気は、上下方向に目が動かしにくくなって、上下が見にくくなることが特徴ですが、CBDでも同様のことがしばしば認められます。基底核症状が中心で、左右差や大脳皮質の症状が目立たない場合は、臨床的にPSPが疑われますが、病理診断でCBDであることがわかる場合もあります。
大脳皮質基底核変性症の初期にはパーキンソン病や多系統萎縮症との区別が必要です。パーキンソン病とCBDの区別は、パーキンソン病薬がパーキンソン病ではよく効くのに、CBDでは効かないこと、MRIではパーキンソン病では特別な異常が無いのに、CBDでは上に述べた変化が見られることから区別します。また、多系統萎縮症のMRI では小脳の萎縮が見られるなど、CBDと異なる像をしめすことで鑑別します。また、大脳皮質の症状が主で基底核症状が目立たない場合は、認知症との区別が難しい場合もあります。

大脳皮質基底核変性症の生活注意点

        
  1. 食物繊維の豊富な食事。
    プルーンジュースのような食品や、センナなどの便を軟らかくする作用のある緩下薬。
  2. 食事の栄養価に注意
    特に嚥下困難の大脳皮質基底核変性症患者。

大脳皮質基底核変性症の西洋医学治療

大脳皮質基底核変性症は特効薬はありません。大脳皮質基底核変性症の症状に対してパーキンソン病治療薬(レボドパ、ドーパミンアゴニスト、アマンタジンなど)を用い、ある程度の効果を認めることがあります。腕が著しく硬く、肘で屈曲してしまうことがありますが、これにはよい改善策がありません。手足の素早いぴくつき(ミオクローヌス)にはクロナゼパムが有効です。

大脳皮質基底核変性症の経過

大脳皮質基底核変性症になりますと、歩行障害や運動障害が徐々に進行しバランスを失って転倒を頻回に起こし、最後には寝たきりとなります。発症に気づいてから寝たきりになるまでの期間は平均で4〜5年程度ですが、患者さんごとに経過が異なります。2005年にパーキンソン病とよく似た経過(左右差、振るえがあり、眼球運動障害や認知症は初期にはない)をたどり、抗パーキンソン病薬の効果も一定度あるタイプ(PSP-P)が報告され、このタイプはゆっくり経過し、罹病期間が長いとされています。末期には食物や唾液の誤嚥による肺炎が死因となります。

大脳皮質基底核変性症の鍼灸治療法

 

大脳皮質基底核変性症の鍼灸治療症例と臨床経験

大脳皮質基底核変性症の中国鍼灸治療法|【難病】

大脳皮質基底核変性症の鍼灸治療症例 :大脳皮質基底核変性症患者100名、年令39〜74才。治療方法:頭皮電気透穴針療法。頭皮電気透穴針療法。取穴:百会、前頂、承霊、懸顱、後頂、太陽、風池、人中、神庭、印堂、大椎。百会、前頂、後頂を一本の針で、神庭、印堂を一本の針でツボを貫通し、オームパルサーで、小程度の電流を流します。

大脳皮質基底核変性症病の治療臨床経験 :北京中医針灸院では、多くの大脳皮質基底核変性症患者の症状を回復、或いは改善してきました。今も多くの大脳皮質基底核変性症患者が通っていらっしゃいます。大脳皮質基底核変性症患者の一人一人の症状に合わせて、北京中医針灸院はきめ細かい針灸治療を行っています。針灸治療では、大脳皮質基底核変性症患者の生活の質と予後はかなり良好です。多くの大脳皮質基底核変性症患者は普通の生活に戻ることが可能になりました。

大脳皮質基底核変性症の鍼灸治療のメカリズム

私と米カリフォル二ア大学のペッキ教授との研究チームが臨床試験で、頭皮電気透穴針+電気治療を使って、100名のパーキンソン病の患者に治療をしました。研究の結果は、神経の電気信号が、針から微弱電流に強いられ、「確率共鳴」という現象が起き、低下していたパーキンソン患者の脳の情報処理機能を改善しました。
また、針からの微電流の刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じて、脳にある黒質を刺激し、ドーパミンの分泌を促進し、パーキンソン病患者のドーパミンの分泌量を数倍に増やしました。
針治療によって、大脳大動脈、大脳中動脈、大脳後動脈の血液量が5倍以上に増加したことも確認できました。つまり、パーキンソン病患者の減少していた大脳大動脈、大脳中動脈、大脳後動脈の血液量を改善し、脳細胞の代謝機能を増強しました。
カリフォル二ア大学の放射線医学専門の趙長煕教授がfMRI(機能的磁気共鳴映像法)を使って、さらに脳の内部の変化を観察しました。電気刺激をする時に、脳の運動エリア、感覚エリアと黒質の働きが活発になっています。

大脳皮質基底核変性症の鍼灸治療効果

頭皮電気透穴針療法を受けた大脳皮質基底核変性症100例、症状の解除或いは改善したのは50名でした。

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