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パーキンソン病

パーキンソン病と中医 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

パーキンソン病について

パーキンソ病の原因|パーキンソン病の中国鍼灸治療【難病】パーキンソン病とは脳の黒質神経細胞の変性を主体とする進行性変性疾患で、脳が出す運動の指令がうまく全身に伝わらず、スムーズに動けなくなる状態です。
パーキンソン病は、神経系が徐々に変性していき、安静時振戦、随意運動が遅くなること、筋肉の緊張度が高まること(筋硬直)によって特徴づけられます。
パーキンソン病の症状として振戦、筋固縮、無動、寡動、姿勢・歩行障害が特徴です。パーキンソン病の神経細胞変性の原因は現在までのところ確定されていないですが、パーキンソン病は外因と素因の交互作用による多因子性の疾患だと考えられます。
パーキンソン病の発生するところは黒質です。大脳と脊髄をつなぐ中脳には左右に2つ、肉眼で黒く見える部分があります。これは黒質です。黒質ではドパミンという物質がつくられ、大脳の線条体に運ばれます。線条体はドパミンによって刺激され、からだの運動を円滑に行うことができるようになります。脳が、たとえば腕をもち上げるために筋肉を動かす信号を発したとき、この電気信号は脳の奥深くの大脳基底核を通ります。基底核は筋肉のスムーズな動きと姿勢の調整を行っています。他の神経細胞と同様に、基底核の神経細胞群も化学伝達物質(神経伝達物質)を放出して、隣の神経細胞を刺激することにより信号を伝達します。基底核の主要な神経伝達物質はドパミンです。ドパミンの全体的効果は、筋肉に送られる信号を増幅することです。パーキンソン病では、基底核の黒質と呼ばれる部位の神経細胞が変性するために、ドパミンの産生量が減り、神経細胞間の接続が減少します。その結果、正常なときのように筋肉をスムーズに動かせなくなり、振戦、協調運動障害が起こり、動作が小さく遅くなります(運動緩慢)。

パーキンソン病に対するの当院の取り組み

北京中医康針灸院のパーキンソン病二対する治療目的は、パーキンソン病の回復程度を高めることとパーキンソン病が完治するまでの時間の短縮することです。
パーキンソン病は今も難病の一つで、西洋医学治療ではまだ克服できないのは現状です。当針灸(鍼灸)院は二十数年前から新しい突破口としてパーキンソン病の針灸治療を取り組んできました。各国のパーキンソン病に対する治療法を研究し、試行錯誤の末、北京中医康針灸院の特殊な頭皮電気透穴針療法を開発しました。頭皮電気透穴針療法で、多くのパーキンソン病患者の振戦、筋固縮、無動、歩行障害などの症状を改善し、或いは解消してきました。1998年11月1日より2008年11月1日までの10年間に来院されたパーキンソン病1000名を集計したところ、振戦の症状が消失したのは330名、振戦の症状が改善したのは110名、歩行障害の症状が消失したのは420名、筋固縮の症状が改善したのは60名でした。
パーキンソン病の症状が多様なため、当針灸(鍼灸)院の治療方法もそれに応じて、多岐に渡って行います。当針灸(鍼灸)院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気ハリで、最大限の効果を引き出しています。パーキンソン病の回復は患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
最も興味のある点は針灸治療がパーキンソン病の再発の予防には有効です。パーキンソン病の多くは針灸治療期間中がほとんど再発しませんでした。

パーキンソン病の原因

パーキンソ病の原因|パーキンソン病の中国鍼灸治療【難病】

パーキンソン病の神経細胞変性の原因は現在までのところ確定されていないですが、パーキンソン病は外因と素因の交互作用による多因子性の疾患だと考えられます。
    

  1. パーキンソン病の外因
    酸化的ストレス(黒質の鉄の役割とミトコンドリア呼吸酵素の異常)、環境毒など。
  2. パーキンソン病の内因
    家族的な素因。

パーキンソン病患者の黒質に影響する物質がいろいろあります。一酸化炭素、MPTPなどです。一酸化炭素中毒から回復したあとに、手足のふるえやぎこちなさなどのパーキンソン症状が始まることは珍しくありません。エコノモ脳炎は1910年前後に世界的に流行した脳炎です。この病気にかかるとあたかもこんこんと寝たようになるので、嗜眠性脳炎とも呼ばれました。脳炎から回復し、意識が戻ってホッとしたのもつかの間、手足のふるえ、こわばり、歩行障害などがあらわれます。MPTPなど合成された麻薬を使った途端にパーキンソン病の症状が現れます。

パーキンソン病の重症度分類(ヤール重症度分類)

(1)度 パーキンソン病の症状が片方の手足のみ
(2)度 パーキンソン病の症状が両方の手足にみられる
(3)度 姿勢反射や歩行の障害(小刻みな歩行、ゆっくりとした動作)が加わるパーキンソン病
(4)度 起立、歩行は可能だが非常に不安定、介助が必要となるパーキンソン病
(5)度 車椅子使用か、ほとんど寝たきりのパーキンソン病

パーキンソン病の疫学

パーキンソン病の患者は40歳以上ではおよそ250人に1人、65歳以上ではおよそ100人に1人にみられます。50〜79歳でパーキンソン病の発症が多く、白人では黒人の2倍もパーキンソン病が多くなります。

パーキンソン病の症状

パーキンソン病の初発症状は、ふるえ、歩行障害、手足のこわばりなどが多い。一般に、一側の上肢又は下肢から発症し、パーキンソン病の進行とともに他側に及ぶ。パーキンソン病の症状の左右差は、症状が進行してからも続くことが多いです。

  1. 振戦
    パーキンソン病の振戦の特徴は安静時振戦であり、動作時には減少、消失する。パーキンソン病のふるえの頻度は4〜7Hzである。4〜7Hzの丸薬を丸めているようなリズミカルな交互運動で、随意運動中は軽減ないし消失。睡眠時は認められない。
  2. 筋固縮
    パーキンソン病の筋固縮は頸部、上下肢の筋にみられるが、特に頸部の筋、上肢では手指屈筋、回内筋に目立つ。筋の伸長に対して規則的な抵抗の変化を示し、歯車現象と呼ばれる。関節を他動的に動かした場合の抵抗の増加で、鉛の管を曲げるような鉛管現象、ガクガクとした断続的な抵抗の歯車現象が認められる。下肢では鉛管現象が多い。
  3. 無動
    パーキンソン病の患者の動作は全般的に遅く拙劣となるが、特に姿勢変換時に目立つ。表情の変化に乏しく(仮面様顔貌)、言葉は単調で低くなり、なにげない自然の動作が減少する。動作の開始や切り替えが緩慢。自発運動の減少、歩行時上肢の振りなど連合協調運動の消失、手の巧緻運動拙劣。
  4. 姿勢・歩行障害
          パーキンソン病の患者の歩行は前傾前屈姿勢で、歩幅が狭く、速度が遅いが、特に狭い所では障害が目立つ。進行例では、歩行時に足が地面にはり付いて離れなくなる、いわゆるすくみ足が見られる。       パーキンソン病の患者の姿勢保持障害は初期には見られないが、ある程度進行するとともに出現し、少しバランスを崩すと倒れることが多くなる。
  5. 精神症状
    パーキンソン病の患者の反応が遅い、うつ状態。
  6. 姿勢反射障害
    パーキンソン病の患者の姿勢バランスが崩れた時によろめいたり、こけたりする。
  7. 自律神経症状
    パーキンソン病の患者の便秘、たちくらみ(起立性低血圧)。
  8.    

パーキンソン病の検査と診断

パーキンソン病は、まず、パーキンソン症状を起こす他の疾患(パーキンソン症候群)を除外しなければならないです。パーキンソン病は、特別の画像(CT,MRI)や検査で診断できませんので、パーキンソン病の臨床症状とパーキンソン症候群の除外により診断を確定します。
パーキンソン病の診断は症状に基づいて行われます。特に高齢者では、年をとるとパーキンソン病と同じ症状がいくつか現れるために、パーキンソン病と診断がより困難になります。そのような症状には、平衡感覚の喪失、緩慢な動作、筋肉のこわばり、前かがみの姿勢などがあります。パーキンソン病診断を直接的に確定できる検査や画像診断はありません。しかし、パーキンソン病症状の原因となりうる構造的疾患を探すために、CT検査やMRI検査が行われます。脳梗塞や他の変性症の診断にはMRIは、とても有効な診断法となります。発症年齢、初発症状、(4〜7Hzの安静時振戦)、前期臨床症状4大症候を認めれば、確実できます。パーキンソン病の治療に使う薬で症状が改善すれば、パーキンソン病であるとほぼ診断されます。パーキンソン病の場合、CT正常例が多く、線状体黒質変性症、Shy-Drager症候群の場合、CTでは、橋および小脳萎縮が見られます。Huntington病、良性遺伝性舞踊病、choreaacanthocytosis のCTでは尾状核萎縮で、ジストニアを主とする疾患の場合、CT正常例が多いです。

パーキンソン病の将来的な展望

  1. パーキンソン病の遺伝子治療:無毒性ウイルスを利用してドパミン遺伝子をパーキンソン病の患者さんの脳に導入(とり込ませる)する方法 。
  2. パーキンソン病の神経幹細胞移植:神経細胞発生の源になる細胞(神経幹細胞)の中から分化誘導したドパミン作動性神経細胞を脳に移植する方法。
    近年、遺伝子治療や神経幹細胞による治療の研究が飛躍的に進歩しています。近い将来これらの治療法が実現する可能性は大きく、大いに期待されています。

パーキンソン病の生活注意点

  1. 入浴
    パーキンソン病で、特に低血圧のあるパーキンソン病の患者は、食直後、飲酒後に長湯を控える。
  2. 食物繊維の豊富な食事。
    プルーンジュースのような食品や、センナなどの便を軟らかくする作用のある緩下薬。
  3. 食事の栄養価に注意
    特に嚥下困難のパーキンソン病患者。

パーキンソン病の西洋医学治療

  • パーキンソン病の薬
    どんな薬を使ってもパーキンソン病を治癒したり進行を止めることはできませんが、体の動きを改善し機能を何年間も維持するのに役立つ薬はたくさんあります。薬は2種類以上使用する必要があります。
  • パーキンソン病の手術: 淡蒼球切断術
  • パーキンソン病の介護者と終末期の問題:

    パーキンソン病は進行性のため、薬物治療に頼るパーキンソン病患者は最終的には食事、入浴、着替え、トイレなど、日常生活に介護が必要な状態になります。介護する人はパーキンソン病の身体的・精神的な問題と、可能な限り患者の身体機能を維持させる方法を習っておくと役に立ちます。介護は疲労とストレスに満ちているため、支援団体の援助を受けるとよいでしょう。
      患者の約半数に痴呆が現れます。ものを飲みこむのが次第に困難になっていくため、誤嚥性肺炎による死亡リスクが高くなります。さまざまな理由から、特別養護老人ホームなどが最適な療養場所として選択されることもあります。

    パーキンソン病の鍼灸治療法

     

    パーキンソン病の鍼灸治療症例と臨床経験

    パーキンソン病の中国鍼灸治療法|【難病】

    パーキンソン病の鍼灸治療症例 :患者1000名、男性553名、女性447名、年令39〜74才。パーキンソン病にかかる期間は8ヶ月〜18年。L‐ドーパ、ドパミンアゴニスト、ドプス、抗アセチルコリン薬、アマンタジンなどを一年以上服用しても、効果ない患者。治療方法:頭皮電気透穴針療法。頭皮電気透穴針療法。取穴:百会、前頂、承霊、懸顱、後頂、太陽、風池、人中、神庭、印堂、大椎。百会、前頂、後頂を一本の針で、神庭、印堂を一本の針でツボを貫通し、オームパルサーで、小程度の電流を流します。

    パーキンソン病の治療臨床経験 :北京中医針灸院では、多くのパーキンソン病患者の症状を回復、或いは改善してきました。今も多くのパーキンソン病患者が通っていらっしゃいます。パーキンソン病患者の一人一人の症状に合わせて、北京中医針灸院はきめ細かい針灸治療を行っています。針灸治療では、パーキンソン病患者の生活の質と予後はかなり良好です。多くのパーキンソン病患者は普通の生活に戻ることが可能になりました。

    パーキンソン病の鍼灸治療のメカリズム

    私と米カリフォル二ア大学のペッキ教授との研究チームが臨床試験で、頭皮電気透穴針+電気治療を使って、100名のパーキンソン病の患者に治療をしました。研究の結果は、神経の電気信号が、針から微弱電流に強いられ、「確率共鳴」という現象が起き、低下していたパーキンソン患者の脳の情報処理機能を改善しました。
    また、針からの微電流の刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じて、脳にある黒質を刺激し、ドーパミンの分泌を促進し、パーキンソン病患者のドーパミンの分泌量を数倍に増やしました。
    針治療によって、大脳大動脈、大脳中動脈、大脳後動脈の血液量が5倍以上に増加したことも確認できました。つまり、パーキンソン病患者の減少していた大脳大動脈、大脳中動脈、大脳後動脈の血液量を改善し、脳細胞の代謝機能を増強しました。
    カリフォル二ア大学の放射線医学専門の趙長煕教授がfMRI(機能的磁気共鳴映像法)を使って、さらに脳の内部の変化を観察しました。電気刺激をする時に、脳の運動エリア、感覚エリアと黒質の働きが活発になっています。

    パーキンソン病の鍼灸治療効果

    頭皮電気透穴針療法を受けたパーキンソン病1000名を集計したところ、振戦の症状が消失したのは330名、振戦の症状が改善したのは110名、歩行障害の症状が消失したのは420名、筋固縮の症状が改善したのは60名でした。

    新聞の紹介

    中枢神経の病気と鍼灸治療

    頭部外傷後遺症 多発性硬化症 過敏性腸症候群 パーキンソン病 脊髄小脳変性症  多系統萎縮症 脳梗塞 自律神経失調症 心身症 統合失調症(精神分裂病)  認知症(痴呆)  バーンアウト症候群(燃えつき症候群)

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