鍼灸、針灸

視神経萎縮

視神経萎縮の鍼灸治療(通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

視神経萎縮について

視神経萎縮の原因|視神経萎縮【眼科疾患】

視神経萎縮(Optic atrophy)とは部分的にないしは完全に視神経が侵されて、視覚が部分的にまたは完全に失われる状態です。
視神経萎縮は、視神経の外傷、炎症、変性疾患、腫瘍など視神経の病変のみでなく、周囲組織から視神経への圧迫、視神経の血管病変、網膜疾患および視神経萎縮などにより、視神経線維の変性萎縮と、その機能が消失した状態です。視神経萎縮は視神経障害の末期であり、視神経線維の軸索変性と機能消失状態です。視神経萎縮では、視力低下、視野異常がおもな症状です。色覚異常も起こります。眼底検査でみると、視神経は蒼白になります。
視神経萎縮の原因としてはうっ血乳頭、視神経炎、脱髄疾患、視神経の圧迫、視神経萎縮や薬物中毒などがあります。
視神経は網膜で感じた光を神経の刺激として脳へ伝達する一種のケーブルのような組織で、その中には神経細胞の軸(軸索)とそれを支持する細胞が主に含まれています。この神経細胞は脳の神経細胞すなわち中枢神経と発生を同じにしているためその性質は脳の神経細胞によく似ています。視神経は視覚情報を伝える100万本以上の神経線維を含んでいます。 この神経の線維が障害されると、脳は視覚からの情報が全く受け取れなくなり、視野はぼやけたものになります。
視神経萎縮は種々の原因で視神経に傷害が起こりその後の変化として起こってしまう病気です。その原因となるものとして視神経炎、循環傷害(虚血性視神経症)、外傷、薬物(メチルアルコール、エタンブトール、有機溶剤、有機燐農薬など)、先天性、遺伝性などがあります。

視神経萎縮に対する当院の取り組み

当院の視神経萎縮の治療目的は、視神経萎縮患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと視神経萎縮の完全な回復までの時間を短縮することです。
近年、視神経萎縮の治療は、西洋医学以外にも新しい治療法を求める動きが世界中に広がりました。欧米、中国などの国では、鍼灸の視神経萎縮に対する有効性が再認識するようになっています。当院も視神経萎縮患者さんの期待に応えるため、25年間、視神経萎縮の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の眼底電気針治療法を開発しました。そして良い成果を上げています。1998年11月1日より2008年11月1日までの10年間に北京中医康鍼灸院に来院された視神経萎縮600名を集計したところ、視力低下、視野異常が完治したのは300名、視力が改善されたのは120名で、有効率は70%でした。
視神経萎縮の原因が多様なため、当院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な眼底電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
当院の針灸治療で、視神経萎縮患者さんの視力低下、視野異常の改善は、視神経萎縮患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。

視神経萎縮の原因

視神経萎縮は種々の原因で視神経に傷害が起こりその後の変化として起こってしまう病気です。視神経萎縮の原因となるものとして視神経炎、循環傷害(虚血性視神経症)、外傷、薬物(メチルアルコール、エタンブトール、有機溶剤、有機燐農薬など)、先天性、遺伝性などがあります。

  1. 視神経萎縮の上行性原因:網膜・乳頭の病変に続発 、網膜中心動脈閉塞症、網膜色素変性、ベーチェット病、乳頭浮腫
  2.       
  3. 視神経萎縮の下行性原因:脳下垂体腫瘍、髄膜炎、視神経管骨折、球後視神経炎、メタノール中毒、脊髄癆、スモン
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  5. 視神経萎縮の遺伝性原因:家族性視神経萎縮(Leber病)

視神経萎縮の分類

       
  1. 単性視神経萎縮
  2.      
  3. 網膜性視神経萎縮
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  5. 炎症性視神経萎縮
  6.      
  7. 視神経萎縮性視神経萎縮
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  9. 遺伝性視神経萎縮

視神経萎縮の病態生理

視神経の軸索は3〜4週間生存し変性します。従って、視神経障害の初期には乳頭は正常であり約1ヶ月後に萎縮が現れます。病理学的には視神経乳頭では視神経軸索の脱落と毛細血管の減少が認められます。視神経線維の消失とmicro glia cellの浸潤と空間を補填が見られます。

視神経萎縮の症状

視神経萎縮の自覚症状として、視力障害や視野欠損がありますが、その程度は、原因となる疾患によってさまざまです。

視神経萎縮の検査

視神経萎縮の検査は主に眼底検査、視覚誘発電位検査、蛍光眼底検査、脳神経外科的な検査があります。

    

視神経萎縮の診断

視神経萎縮は眼科的には、眼底検査で、視神経乳頭の色が、黄白色になっていたり、視覚誘発電位検査や蛍光眼底検査などの検索により診断されます。また、脳神経外科的な検索も行なわれます。

図2.中心暗点のイメージ
視神経症の症状と診断|視神経萎縮【眼科疾患】

     

視神経萎縮の西洋医学治療

視神経萎縮の西洋医学治療は原因がわかるものに対しては、その原因となる病気の治療が行われます。その他に、副腎皮質ステロイド剤やビタミン剤、血管拡張剤が使用されます。

視神経症と視神経萎縮

視神経症の分類

(1) 特発性視神経炎
視神経の眼球への入り口(視神経乳頭)が炎症を起こして腫れる病気で、原因は未だに不明です。年齢は若年から中年に多く、やや女性に多い傾向があります。
(2) 球後視神経炎
眼底検査で視神経に異常がみられないにもかかわらず、視神経症の症状が出現するものです。球後視神経炎を起こす代表疾患に多発性硬化症という病気があります。多発性硬化症は20〜40歳代の成人に多くみられます。原因として自己免疫異常やウイルス感染の関与が考えられていますが、未だに不明です。眼の障害だけでなく、運動失調・感覚障害・痴呆などが出現することがあります。急激に発症することが多く、その後、症状は軽快と悪化を繰り返します。
(3) 鼻性視神経炎
視神経と副鼻腔は極めて隣接した解剖学的位置関係にあります。そのため、副鼻腔で起こった炎症が視神経にまで及んだり、副鼻腔にできた腫瘍などが視神経を圧迫することなどによって視神経障害が起こったものを鼻性視神経症と呼びます。時に耳鼻咽喉科での緊急処置を要することもあります。
(4) 虚血性視神経症
視神経を栄養する血管の循環障害がきっかけで起こります。原因として血管の炎症によるものと、高血圧・動脈硬化・糖尿病などが基礎にあって血液の流れが悪くなる場合の二つが考えられています。
(5) 中毒性視神経症
神経に毒性のある物質の摂取や暴露により発症する視神経症です。視神経障害の原因となりうる毒物は多くありますが、代表的なものは、タバコ・アルコール(特に戦時中、メチルアルコールの摂取により失明者が多発したことは有名です)・結核治療に用いられる薬物・シンナー・農薬などです。治療の第一歩は、これら視神経障害の原因となる物質との接触を断つことです。
(6) 遺伝性視神経症(レーベル病)
視神経萎縮を起こす遺伝病です。10〜30歳代の男性で、両目の急激な視力障害で発症します。短期間のうちに視神経萎縮に至るといわれています。

視神経萎縮の鍼灸治療法

視神経萎縮の鍼灸治療症例と臨床経験

視神経萎縮の鍼灸治療症例 :視神経萎縮600名、取穴::眼底穴、球後、太陽、晴明、翳風。針体から微電流を流し続けます。眼底穴と球後穴、中国では、目の病気の治療によく使われますが、他のツボより痛みが出やすいため、当院ではこのツボを使う場合、患者さんに説明し、同意してもらった上のみ、治療を行います。

視神経萎縮の鍼灸臨床経験 :北京中医針灸院では、多くの視神経萎縮患者の視力低下、視野異常を回復、或いは改善してきました。今も多くの視神経萎縮患者が通っていらっしゃいます。視神経萎縮患者の一人一人の症状に合わせて、北京中医針灸院はきめ細かく具体的な針灸治療方法で対応しています。今までの視神経萎縮針灸治療では、視神経萎縮患者の生活の質と予後は比較的良好です。多くの視神経萎縮患者の視力と視野障害の回復が可能になりました。
北京中医針灸院の針灸治療で、多くの脳手術後遺症や多発性硬化症による視神経萎縮患者の視神経萎縮が戻り、普段の生活ができるようになりました。北京中医針灸院の経験では満足な視神経萎縮の回復には、やはり早期の鍼灸治療が重要であり、比較的に早い段階で、鍼灸治療を受けると回復が可能です。

視神経萎縮鍼灸治療のメカリズム

視神経萎縮患者の循環障害を改善し、免疫機能を高め、視中枢や視神経細胞を修復させると考えられます。

視神経萎縮の鍼灸治療効果

視神経萎縮600名、完治したのは300名、視力が改善されたのは120名、有効率70%。

眼底疾患と針灸治療

加齢黄斑変性 眼精疲労 視神経萎縮 視神経炎 視神経症 硝子体剥離 硝子体出血 中心性網膜炎 糖尿病網膜症 飛蚊症 未熟児網膜症 網膜前黄斑線維症 網膜剥離 視神経萎縮 網膜色素変性症

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