鍼灸、針灸

胸膜炎

胸膜炎と中国鍼灸 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

胸膜炎について

胸膜炎の発祥要因

胸膜炎とは、何らかの原因で胸膜に炎症が起きて、胸水がたまる病気です。
細菌感染は多くの場合、外界から気管支を通って肺に達し、肺炎を起こした後に肺を包む膜である胸膜に至ります。胸膜炎と肺炎が同時に認められることが多くなります。貯まった胸水の中に細菌がほとんどいない状態と胸水の中で細菌が増殖を始めてしまっている状態があり、後者を膿胸(膿胸の項参照)と呼びます。細菌の種類には、大きく分けて一般細菌と抗酸菌があります。抗酸菌という種類の中で最も有名なものが結核菌です。結核菌は、肺内に炎症を起こした時期からかなり遅れて(年の単位で遅れることもあります)胸膜炎を起こしてくることがあり、肺炎がなく胸水しか認められないため診断に苦慮することがあります。腫瘍で最も胸膜炎を起こす頻度が高いものは肺癌です。肺の中で生まれた癌細胞が胸膜に達すると、癌性胸膜炎という“癌細胞による炎症”を生じます。また、胸膜そのものから生まれる悪性腫瘍である悪性胸膜中皮腫も多くの場合、胸膜炎及びそれに伴う胸水が見られます。また、膠原病という稀な疾患も胸膜炎を起こすことがありますが、胸膜炎を生じる頻度の多いものとしては、慢性関節性リウマチや全身性エリテマトーデスという病気があります。

胸膜炎に対する当院の取り組み

北京中医康針灸院の胸膜炎の治療目的は、胸膜炎患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと胸膜炎の完全な回復までの時間を短縮することです。
  喘息の治療は、西洋医学よりも東洋医学の方が完治しやすいです。当院は胸膜炎患者さんの期待に応えるため、25年間、胸膜炎の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針灸治療法を開発しました。そして良い成果を上げています。1990年4月から2008年10月の間、当院で鍼灸治療を受けた胸膜炎の患者さん157名を統計しましたところ、完治したのは117名でした。
  胸膜炎の原因が多様なため、当院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針灸治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
  当院の針灸治療で、多くの胸膜炎患者さんの症状が消失しました。胸膜炎の完治は胸膜炎患者さんの生活の質を高めるのに役に立っています。
  もう一つ注目すべき点は針灸治療を受けて治った胸膜炎患者117名の中、胸膜炎の再発した方がいませんでした。針灸治療は胸膜炎の再発予防にも効果があることが分かりました。

胸膜炎の原因

  

胸膜炎の原因としては、感染症、悪性腫瘍が主なものであり、膠原病(こうげんびょう)、肺梗塞(はいこうそく)、石綿肺(せきめんはい)も胸水がたまる原因になります。低蛋白血症(ていたんぱくけっしょう)や、うっ血性心不全でも胸水がたまります。  感染症のなかでは、結核(けっかく)や細菌感染によるものが多く、悪性腫瘍では肺がんによるものが多いといわれ、それぞれ、結核性(けっかくせい)胸膜炎、細菌性胸膜炎、がん性胸膜炎と呼ばれています。

胸膜炎の症状

胸膜炎で最もよくみられる症状に、突然起こる胸の痛み(胸膜炎痛)があります。痛みは、何となく感じる不快感から激しく刺すような痛みまでさまざまです。深呼吸をしたりせきをしたときにだけ痛みを感じる場合もあれば、痛みは持続するものの深呼吸やせきでそれがいっそう悪化する場合もあります。痛みは外側の胸膜層の炎症が原因で生じ、普通は炎症を起こしている部分のちょうど上部に位置する胸壁で痛みを感じます。
深呼吸をすると痛みが起こるため、呼吸は速く浅くなります。痛みがある側の筋肉は反対側よりも動きが少なくなります。大量の液体がたまると胸膜の層が分かれるため、胸の痛みは消失します。大量に液体がたまると、呼吸の際に片方または両方の肺が広がりにくくなるため、呼吸困難を引き起こします。

胸膜炎の検査

胸水が胸部単純X線写真、超音波検査、CTなど明らかになると、多くは原因を調べるために胸水を抜いてその性質や胸水の中に含まれている細胞を調べることが必要です。胸水の検査では、超音波検査で胸水を確認して局所麻酔(抜歯の麻酔と同様)をした上で針を刺し、胸水の一部を採取します。診断がつかない場合には、胸膜の一部を取る生検という検査が行なわれることがあります。生検は、局所麻酔で体表から生検針という特殊なかぎ針を刺して行う方法と、全身麻酔をかけた上で胸に3つの小さな穴を空け、胸腔鏡という器械で中を直接観察しながら行なう方法があります。

胸膜炎の診断

胸膜炎の診断は、医師の聴打診のみでも診断がつくことがあります。胸水のたまった部位が打診で濁音を示し、呼吸音が弱くなり、特徴的な胸膜摩擦音(まさつおん)(臓側胸膜と壁側胸膜がすれる音)が聞かれる場合です。  胸部X線検査で胸水がたまっているのが明らかにされます。胸水が少量の場合には、胸部CT検査で初めて診断がつく場合もあります。

胸膜炎の西洋医学治療

胸膜炎の治療はその原因によって異なります。原因が細菌感染症であれば抗生物質を処方します。ウイルス感染症が原因の場合は特に治療の必要はありません。全身性エリテマトーデスなどの自己免疫疾患が原因の場合は、コルチコステロイド薬による治療で胸膜炎はすぐに良くなります。

胸膜炎の鍼灸治療法

胸膜炎の鍼灸治療症例と臨床経験

胸膜炎の鍼灸治療写真

胸膜炎の鍼灸治療症例 胸膜炎患者157名、取穴:大椎、肺兪、風門。電気針した後、一ヶ所のツポにお灸を9壮、一日一ヶ所。

胸膜炎の鍼灸治療臨床経験 :当針灸院(鍼灸院)では、多くの胸膜炎患者の症状を回復させてきました。今も多くの胸膜炎が通っていらっしゃいます。胸膜炎患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、多くの胸膜炎患者は咳、痰の症状が消え、呼吸が楽になり、正常な生活を送ることができるようになりました。

胸膜炎の鍼灸治療のメカリズム

針刺激で、副腎皮質の機能を増強させ、ホルモンを増量させ、そして、網内系の活動を活発させ、全体的に免疫抗体の量を増やし、異常免疫を無くすと考えられます。

胸膜炎の鍼灸治療効果

胸膜炎 の157名の中で、全治したのは117名、無効は2名、有効率99%だった。

咳と針灸治療

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