鍼灸、針灸

後頭神経痛

後頭神経痛 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

後頭神経痛について

後頭神経痛の原因|後頭神経痛の鍼灸治療

後頭神経痛とは後頭部の下方から上方、または耳の後部に向けて放射する頭痛です。
後頭神経痛になりますと、頭皮の表面に痛みがあるように感じ、ひどいときには髪にくしが触れただけで痛みが誘発されます。緊張性頭痛は頭部全体が締めつけられるような持続痛が特徴ですが、後頭神経痛の多くは後頭部に限られる片側性の発作痛です。後頭神経痛のまったく無症状のときもあります。緊張型頭痛と区別しなければならないです。
後頭部から耳の後部の知覚は大後頭神経、小後頭神経、大耳介神経などによって伝えられますが、このうち大後頭神経は第二番目の頸神経の枝で、他の二つの神経は頸神経叢から出ます。大後頭神経は外後頭隆起の外側二・五センチ、小後頭神経はさらにその外側二・五センチから上に伸びているため、後頭神経痛の時に下方から放射されるように痛みが走ります。後頭神経痛の診断は、これらの神経の出口を圧迫して、痛みの再現をみることができます。
後頭神経痛の患者さんは通常、急に耳の後ろや後頭部が痛くなり、左右いずれかのこともありますが、後頭部全体が痛くなることもあります。後頭神経痛は後頭神経に沿って痛みます。肩凝りや耳鳴り、急に頭を動かした時にふらっとするめまいなどを伴うこともあります。頚の付け根から突き上げられるように痛みがあります。神経の通り道を押さえると、痛さのあまり顔をしかめるというのが後頭神経痛の典型例です。

後頭神経痛に対する当院の取り組み

北京中医針灸院の後頭神経痛の治療目的は、後頭神経痛患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと後頭神経痛の完全な回復までの時間を短縮することです。
後頭神経痛の治療は、西洋医学よりも東洋医学が効果的です。当院は後頭神経痛患者の期待に応えるため、25年間、後頭神経痛の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針吸治療法を開発しました。そして良い成果を上げています。1990年4月から2008年10月の間、当院で鍼灸治療を受けた後頭神経痛の患者さん310名を統計しましたところ、完治したのは200名でした。
後頭神経痛の原因が多様なため、当院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針吸治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
当院に来られる後頭神経痛患者さんの多くは数回の針灸治療で後頭神経痛の症状がなくなり、痛みの苦痛から解放されました。
もう一つ注目すべき点は針灸治療を受けて治った後頭神経痛患者200名の中、後頭神経痛の再発した方がいませんでした。針灸治療は後頭神経痛の再発予防にも効果があることが分かりました。

後頭神経痛の分類

  1. 特発性後頭神経痛
    特発性後頭神経痛は,片側の大・小後頭神経支配領域に限局する発作性電撃様の疼痛で,毛髪に触ることで後頭神経痛が誘発されます。
  2. 症候性後頭神経痛
    症候性後頭神経痛は,疼痛が持続性で,支配領域の感覚異常を伴います。
  3. 後頭下神経痛
    後頭下神経痛は後頭部にある神経痛です。後頭下神経痛は肩こり、鈍痛を伴います
    後頭部の鈍痛があれば後頭下神経痛を考えます。疲れによるもの、或いは癌、脳腫瘍等が原因のこともあります。
  4. 大後頭神経
    うなじ,後頭部の真ん中,頭頂部の痛みは大後頭神経痛です。
  5. 小後頭神経痛
    耳の後ろ、後頭部の両側の痛は小後頭神経痛です。

後頭神経痛の原因

  1. 特発性後頭神経痛:原因不明
  2. 二次性後頭神経痛:腫瘍、炎症、外傷、痙性斜頚変形性頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア。

後頭神経痛は、原因不明の特発性後頭神経痛と二次性後頭神経痛に分けられるが、特発性後頭神経痛は極めてまれです。二次性後頭神経痛は腫瘍、炎症、外傷、痙性斜頚、変形性頚椎症、頚椎椎間板ヘルニアなどによって引き起こされ、首の運動、咳、くしゃみでの痛みの増強をみることが多いです。

後頭神経痛になりやすいタイプ

  1. 背骨や脊髄、腰椎などの病気や変形がある方
  2. 片頭痛や緊張型頭痛と診断されたことがある方
  3. 姿勢が悪い方
  4. ストレスが多い方

後頭神経痛の症状

  1. 頭痛
    後頭部,うなじ,時に顎,耳が締め付けるような痛み、頭を動かす運動や、とっさのくしゃみで後頭部が痛む。ブラシで髪をとかすと痛む。
  2. 目の奥の痛み
  3. 耳の後ろあたりの痛み

後頭神経は,髪の毛の生え際から後頭部にかけて走る神経です。後頭神経痛の場合、さすような、しめつけられるような痛みがあります。疲れ、肩こりがもとで発痛します。時に高血圧や,脳腫瘍,癌等の悪い病気が原因の場合もあります。
後頭神経領域の病変や椎間板ヘルニア,環軸関節障害などで上位頸神経が刺激されると,目の疲れやまぶしさなどの眼症状と眼窩周囲部痛が生じます。
後頭神経痛が脳梗塞の前期症状となることがあります。椎骨脳底動脈血流不全症と呼ばれる病態の時に後頭部が痛いことがありますが、この場合は脳梗塞の前兆となります。また頚の骨がいたんでいることによりおこる後頭神経痛もあります。三叉神経痛の場合は、痛みが持続的であり、また三叉神経の領域の知覚が障害されている場合には、脳腫瘍により三叉神経が圧迫されていることもあります。
後頭神経痛の症状は片頭痛に似ていますが前兆はなく、表面に近い部分で基本的には神経に沿って痛みます。また後頭神経痛症状の程度は人それぞれで、仕事ができなくなるほど苦しむ人から、ブラシで髪の毛をとかしたことから後頭神経痛発症する人もいます。

後頭神経痛の検査

  1. MRI
  2. 問診

後頭神経痛の診断

後頭神経痛は首から後頭部がキリキリといたみ、頭のてっぺんにかけて痛みがはしります。人によっては、目の奥まで差し込むような痛みや、肩から頚にかけてのこり感を伴うこともあります。髪の毛の生え際で耳の後ろから真ん中よりのところを指で押すと、“圧痛点”があります。これがあるとほぼ間違いなく、診断がつきます。

後頭神経痛と神経痛

神経痛とは、一定の末梢神経の走行に一致した領域におこる痛みです。痛みのおこる神経により、後頭神経痛、三叉神経痛肋間神経痛 坐骨神経痛 などがあります。その中で頭痛をきたすのは、後頭神経痛と三叉神経痛です。
後頭神経痛とは、頭の皮の神経痛です。後頭神経痛は子供の頭痛の原因になることも多く、まれに神経痛が脳梗塞や脳腫瘍の症状であることもあります。
神経痛というと、腰やひざの痛みを思い浮かべるかもしれないが、実は頭にも神経痛はあり、意外に後頭神経痛は多いです。神経痛は、体の調子が悪いことを知らせる注意信号です。どんな時に神経痛がでやすいかというと、仕事が忙しく疲労のたまっている時、風邪をひいて体調のすぐれない時など肉体的ストレスが原因となります。また精神的ストレスも原因となります。そのようなストレスが見当たらない場合には、貧血が原因であることがあります。さらに神経痛の影に他の病気が潜んでいることもありますし、帯状疱疹が原因となることもあります。

後頭神経痛と三叉神経痛

後頭神経痛とは、頭の皮の神経痛です。後頭部に痛みがある時に、目の奥の痛み、目の疲れ、まぶしさを同時に自覚することがあります、これは大後頭神経三叉神経症候群です。一般的には、その頭文字をとってGOTSと呼んでいる。GOTSは、後頭神経の興奮が、三叉神経の第一番目の枝に伝搬して、さまざまな目の症状を引き起こすのです。
顔が痛くなることから、よく顔面神経痛と誤って呼ばれますが、正確には三叉神経痛といいます。額、目、頬、顎そして歯茎が痛くなります。三叉神経痛には2通りあります。一つは瞬間的に痛さが訪れるもの、もう一つは痛さが持続的であるものの2つです。前者の場合、御飯を食べるとき、会話をするとき、歯を磨く時などに瞬間的に激痛が走るため、患者さんによっては自殺を考える程に深刻な痛みです。このタイプの三叉神経痛はまれですし、原因として脳から三叉神経がでたところで血管により神経が圧迫されていることが多いため手術して治す方法があります。

後頭神経痛と小児の頭痛

小児の頭痛の多くは後頭神経痛です。各種ストレスが後頭神経痛原因であることもありますが、ビタミン不足により起こります。

後頭神経痛の西洋医学的な治療

後頭神経痛の治療は、痛みの原因疾患で決まります。脳腫瘍が原因であれば、腫瘍の治療を優先し、変形性頚椎症であれば、変形性頚椎症の治療をすれば、神経痛も消えます。

  1. 神経ブロック
    局所麻酔に少量のステロイドを入れた薬を注射すれば痛みはピタッと止まります。
  2. 内服
    痛み止めの飲み薬。

後頭神経痛の鍼灸治療法

後頭神経痛の鍼灸治療症例と臨床経験

後頭神経痛の鍼灸治療:後頭神経痛患者31名、取穴:両側の風池、翳明(イミン)、百会、風府、合穀、商陽。

後頭神経痛の鍼灸臨床経験:北京中医針灸院では、多くの後頭神経痛患者の頭痛症状を完治、或いは改善してきました。今も多くの後頭神経痛患者が通っていらっしゃいます。後頭神経痛患者の一人一人の症状に合わせて、北京中医針灸院はきめ細かくな針灸治療を行っています。針灸治療では、後頭神経痛患者の生活の質と予後は非常に良好で、大多数の後頭神経痛患者は社会復帰が可能になりました。
後頭神経痛の場合、西洋医学では注射かアスピリン系の鎮痛剤などを使いますが、繰り返し再発します。鍼灸治療の場合、後頭神経痛に対する完治率が高くて、後頭神経痛再発があまりしないし、例え再発しても、鍼灸治療で、すぐ回復できます。今までの治療経験では、数十年の後頭神経痛でも、鍼灸で、完治することがよくあります。ですので、後頭神経痛の治療は鍼灸治療が最適です。

後頭神経痛鍼灸治療のメカリズム

外周神経への影響:針刺激では、周囲神経の痛覚神経の痛み信号の伝達を遮断することによって、脊髄の傷害性刺激信号に対しての反応を抑制します。中枢神経への影響:針刺激では、痛み信号の伝達及び感受を抑制し、脳の鎮痛システムを興奮することによって、鎮痛効果を発揮します。中枢神経の伝達物質への影響:針刺激では、脳のエンドルフィンを増やし、脳のカテコールアミンは減らし、また、脳のモルヒネをも増やします。これらの総合作用によって、鎮痛効果が得られます。
鍼灸治療によって、血管が拡張し、十分に血液が供給され、筋肉の緊張が緩和され、乳酸、ピルビン酸などの疼痛物質が運び出され、これが神経を刺激しなくなり、痛みがなくなります。

後頭神経痛鍼灸治療効果

後頭神経痛患者310名、完治したのは200名、有効率72%。

後頭神経痛鍼灸治療症例

島田さん、男性、42歳、横浜市在住。
仕事のストレスで、2年前から後頭部の下方から上方、または耳の後部に向けて放射する痛みがたびたび感じました。頭皮の表面に痛みがあるように感じ、ひどいときには髪にくしが触れただけで痛みが誘発されます。特に頭部全体の締めつけられるような持続痛が苦痛でした。病院で、後頭神経痛と診断され、ブロック注射や鎮痛剤を使いましたが、よくなっても、すく症状が戻り、仕事ができなくなるほど苦しみました。会社を辞めようとさえ考えました。友人の紹介で、当院の鍼灸治療を受け、5回目で、後頭神経痛がなくなり、ただ後頭部に違和感が残り、16回目から違和感もなくなり、完治しました。今、会社で、いくら仕事しても、まったく症状がなく、元気に働いています。

神経痛の治療と針灸

   三叉神経痛 舌咽神経痛  緊張性頭痛 片頭痛 後頭神経痛 頭痛 肋間神経痛  群発頭痛 坐骨神経痛

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