骨粗鬆症
骨粗鬆症は石灰化の異常を伴わない骨量の減少で骨が弱くなる状態をいいます。骨の石灰化量と基質量の比は変化しませんが、いずれも減少します。原因はさまざまです。
生理的に、骨量は年齢とともに減少し、特に女性では閉経以後は急速に骨量が減少してゆきます。これは女性ホルモンが骨量の維持にはたらいているからです。また糖質ステロイド、甲状腺ホルモンの過剰は骨からのカルシウム放出が増加するために骨粗鬆症が起きやすくなります。
骨粗鬆症の症状としては骨折に伴う腰痛や骨痛がおもなもので、脊椎骨の圧迫骨折、大腿頸部骨折、前腕骨の骨折がよくみられます。脊椎骨の圧迫骨折が起きると身長は低くなり、高齢者に時にみられるように背中が曲がってしまいます。
骨粗鬆症の診断は症状と骨のX線写真によります。血液中のカルシウムやリンには通常変化はみられません。
骨粗鬆症の治療は原因によって異なりますが、薬の治療によって骨量が増加する可能性は少ないですので、針治療をお勧めします。骨粗鬆症の場合、大切なことは予防で、カルシウムを1日に500mg以上を摂取し、適度な運動を続けることが大切です。
骨粗鬆症の鍼灸治療症例:骨粗鬆症患者55名,女性55名,年令は61歳から88歳まで。鍼灸取穴:両側の腰眼、大腸兪、腎兪、委中、崑崙。女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を増やす取穴:足三里、三陰交、中脘、中極、合穀、曲池、大椎、風池。電気針、20分間後、吸い玉20分間。
骨粗鬆症の鍼灸臨床経験:骨粗鬆症の鍼灸治療では、欧米でも、人気が高く、年間百万の骨粗鬆症患者が鍼灸治療を受けています。
薬物治療によって骨量が増加する可能性は少ないです、対症療法に過ぎないです。これに対して、鍼灸では骨量を増加しますので、根本的な治療が期待できます。
骨粗鬆症患者の性ホルモンの分泌を増やし、カルシウムの吸収を増やし、骨の再生を促進し、骨量が増加します。
治癒率は52%。有効率は78%
| 第3腰椎のCT | |
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| 鍼灸治療前の骨粗鬆症 | 鍼灸治療後の写真 |
| 前腕のCT | |
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| 鍼灸治療前の骨粗鬆症 | 鍼灸治療後の写真 |