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副鼻腔炎(蓄膿症)

副鼻腔炎(蓄膿症)の中国鍼灸治療

副鼻腔炎(蓄膿症)の原因

副鼻腔炎・蓄膿症(ふくぶくうえん・ちくのうしょう)の中国鍼灸治療|鍼灸は北京中医康針灸院

副鼻腔は鼻の周囲の骨にある空洞で、その大きさや形はさまざまです。2つの前頭洞は左右のまゆのすぐ上、2つの上顎洞はほお骨の中にあり、左右2グループの篩骨洞は鼻腔の両側に位置しています。2つの蝶形骨洞(図なし)は篩

副鼻腔炎(蓄膿症)副鼻腔に慢性の炎症がある状態をいいますが、最近では減ってきています。
 副鼻腔炎(蓄膿症)の原因は複雑で、鼻以外の条件によることが多いのです。かぜをひきやすく、鼻やのどの炎症をたびたび起こしているためになる場合もありますが、偏食などによる栄養の偏り、環境、湿度、体質などの要素も大きく関係します。
 たとえば、両親か片親が慢性副鼻腔炎であると、その子どもはやはりこの病気にかかりやすく、また治りにくいのです。両親が正常な場合は、子どもは副鼻腔炎になりにくく、なっても早く治ります。またアレルギー体質の人もなりやすいのです。
 副鼻腔炎(蓄膿症)の場合、鼻づまり、鼻汁がおもな症状です。鼻汁はネバネバしていて、ときに黄色みをおびています。のどのほうに鼻汁が回り、不快な感じがあります。そして、気管支炎や胃腸障害を起こすこともあります。
 副鼻腔炎(蓄膿症)の場合、あまり鼻汁が多くなく、鼻づまりだけのこともあります。鼻茸があるとか、粘膜のむくみが強い型の副鼻腔炎によくみられます。この型はむしろ治りにくいのです。ときに急に痛みが生じ、まぶたがはれたり、ほおのはれと緊張感が起こったりします。急性増悪と呼ばれ、至急、治療を必要とします。
 なお急性副鼻腔炎とか急性増悪のときは別として、ふつうの慢性副鼻腔炎では、うつむいたときに頭の重い感じがするときがありますが、注意集中や思考能力が落ちることはありません。むしろ、鼻がわるいと頭がわるくなると思い込む心理的な要素が大きいといえます。

 

急性副鼻腔炎[きゅうせいふくびくうえん]

急性副鼻腔炎では、炎症を起こした副鼻腔疼痛圧痛腫れがみられます。上顎洞の炎症は、眼の下の部分の痛み、歯痛頭痛を引き起こします。前頭洞の炎症では額に痛みが起こり、篩骨洞の炎症では眼の奥や両眼の間が痛み、頭が割れるような激しい痛みが額に起こります。蝶形骨洞の炎症による痛みは、位置をはっきりと特定できませんが、頭の前部や後部の痛みとして感じられます。
急性副鼻腔炎では、鼻から黄色や緑色の膿が出ることがあります。発熱や悪寒が起こることもありますが、これらの症状がみられる場合は、炎症が副鼻腔以外の部位にも広がっている可能性があります。視覚の異常や眼の周囲の腫れはきわめて危険な状態で、数分から数時間以内に失明するおそれがあります。眼にこうした変化が現れたときは、ただちに医師の診察を受ける必要があります。
 急性副鼻腔炎急性鼻炎やかぜに引き続いて起こります。急性鼻炎よりも症状が激しく、発熱して頭痛があり、目の奥が痛み、ほおに緊張感が生じることもあります。痛みは目と目との間やこめかみのところに起こります。
 鼻汁は多くなり、濃くなってうみのようになります。無理に鼻を強くかむと頭に響き、鼻根部に異常な圧迫感があります。
 何回も急性副鼻腔炎をくり返していると、慢性副鼻腔炎になる場合がありますので、早めに治療したほうがよいのです。

慢性副鼻腔炎[まんせいふくびくうえん]

慢性副鼻腔炎の症状は通常、急性副鼻腔炎に比べてかなり軽く、痛みも急性の場合ほどみられません。鼻づまり、鼻の充血、鼻汁がのどに回る後鼻漏などがよくみられる症状です。黄色や緑色をした鼻汁が出たり、嗅覚が低下することもあり、全身のけん怠感が生じることもあります。

こうした典型的な症状があれば副鼻腔炎と診断されますが、ときにX線検査も行われます。X線画像では副鼻腔の空洞内にたまった分泌液が見られますが、炎症の範囲や程度を調べるにはCT検査の方が優れています。上顎洞の副鼻腔炎の場合は、歯の膿瘍の有無を調べるため、歯のX線検査も行われます。鼻に内視鏡を挿入して副鼻腔の開口部を観察し、分泌液を採取して培養することもあります。これは局所麻酔を必要とする処置ですが、病院や診療所の外来で実施できます。


 副鼻腔炎(蓄膿症)の原因は複雑で、鼻以外の条件によることが多いのです。かぜをひきやすく、鼻やのどの炎症をたびたび起こしているためになる場合もありますが、偏食などによる栄養の偏り、環境、湿度、体質などの要素も大きく関係します。
 たとえば、両親か片親が副鼻腔炎(蓄膿症)であると、その子どもはやはり副鼻腔炎(蓄膿症)にかかりやすく、また治りにくいのです。両親が正常な場合は、子どもは副鼻腔炎(蓄膿症)になりにくく、なっても早く治ります。またアレルギー体質の人もなりやすいのです。
 ふつう鼻づまり、鼻汁がおもな症状です。鼻汁はネバネバしていて、ときに黄色みをおびています。のどのほうに鼻汁が回り、不快な感じがあります。そして、気管支炎や胃腸障害を起こすこともあります。
 あまり鼻汁が多くなく、鼻づまりだけのこともあります。鼻茸があるとか、粘膜のむくみが強い型の副鼻腔炎によくみられます。この型はむしろ治りにくいのです。ときに急に痛みが生じ、まぶたがはれたり、ほおのはれと緊張感が起こったりします。急性増悪と呼ばれ、至急、専門医の治療を必要とします。
 なお急性副鼻腔炎とか急性増悪のときは別として、ふつうの慢性副鼻腔炎では、うつむいたときに頭の重い感じがするときがありますが、注意集中や思考能力が落ちることはありません。むしろ、鼻がわるいと頭がわるくなると思い込む心理的な要素が大きいといえます。

乳幼児の副鼻腔炎[にゅうようじのふくびくうえん]

 幼児の副鼻腔炎は大人に比べてそれほど変わった点はありませんが、副鼻腔が発達中であることと、早期に徹底的に治療すればかなりよくなる点が特徴です。もちろん体質も関係していますので、すべての例がよくなるわけではありません。一般に症状が軽いので見逃しやすいのですが、鼻がグズグズしているとか、口で息をすることが多いとかいうときは、専門医に相談すべきでしょう。
 これに対して乳児の副鼻腔炎は、高熱がある、骨髄炎を起こしやすい、食欲不振で全身衰弱になりやすい、時には敗血症を引き起こすなどきわめて危険なものです。骨髄炎になったら、場合によっては手術が必要となります。
 乳児で、高熱、鼻づまり、鼻汁、ほおのはれ、目の異常などがあったらこの病気を疑い、早期に抗生物質を多量に使用して抑えなければならないので、専門医を受診してください。

■[副鼻腔炎合併症]

鼻茸 前頭洞嚢腫 術後性頬部嚢腫

鼻茸

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慢性の副鼻腔炎で、粘膜の一部がむくんできて、しだいに大きくはれ、鼻腔の中に飛び出した状態になることがあります。
 このはれたものを鼻茸といい、中鼻甲介、中鼻道付近によくできます。1つだけのことや、たくさんのものが鈴なりに重なってできる場合もあります。鼻腔全体を占めるようになると、外鼻孔の外に出てきます。また、逆に後鼻孔に落ち込んでしまうものもあります。いずれも鼻づまりをきたします。

鼻茸は、手術して取り除いてしまうほかありません。しかし慢性副鼻腔炎が原因ですので、これを治さない限り、鼻茸はまたできてきます。つまり慢性副鼻腔炎を治さない限り再発するわけです。鼻茸だけを取り除き鼻づまりを治し、マクロライド系の薬を服用して当分の間ようすをみるということも、実際にはしばしばおこなわれています。

前頭洞嚢腫[ぜんとうどうのうしゅ]

 前頭洞から鼻腔への交通路が、慢性炎症や外傷などでふさがれてしまうと、前頭洞の中に粘液がたまり、上まぶたがはれてきます。これを前頭洞嚢腫といいます。
 時に感染を起こしてうみがたまることもあります。上まぶたの中央寄りのところがはれ、ひどくなると目が飛び出してきたり、下外方に押されて物が2つに見えたりします。頭痛、眼痛があります。手術以外に治す方法はありません。

術後性頬部嚢腫

 上顎洞炎の手術のあと6〜20年ぐらいして、嚢腫ができることがあります。ほおがはれて痛み、歯が浮いた感じや歯の痛み、ときに目の位置が変わるなどの症状を伴います。針を上顎洞に刺して吸うと、黄色がかった液体が吸引されます。
これも手術以外に根治する方法はありません。

副鼻腔炎・蓄膿症の鍼灸治療症例と臨床経験

副鼻腔炎・蓄膿症鍼灸治療症例と臨床経験

副鼻腔炎・蓄膿症鍼灸治療症例 副鼻腔炎(蓄膿症)患者さん32名、取穴:主穴―合穀、頭維;配穴―迎香、上星、風府、禾髎「ワリョウ」、百会、天柱、風池、大椎、足三里。電気針。

副鼻腔炎・蓄膿症鍼灸臨床経験 :鍼灸治療では、副鼻腔炎(蓄膿症)には消炎効果がありますし、鎮痛効果もかなりあります。多数の患者さんでは、鍼灸治療後、すぐにも痛みが緩和し、あるいは消失します。

副鼻腔炎・蓄膿症鍼灸治療のメカリズム

鍼灸治療では、副鼻腔炎(蓄膿症)患者さんの炎症組織を修復させ、充血、腫れた鼻粘膜を収縮させ、通気性を高め、分泌物を排出しやすくなります。

副鼻腔炎・蓄膿症鍼灸治療効果

副鼻腔炎(蓄膿症)患者さん32名、治ったのは23名で、よくなったのは9名でした。

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