帯状疱疹後神経痛
帯状疱疹後神経痛とは、帯状疱疹ウイルスに感染した神経が支配する皮膚領域に起こる慢性的な痛みをいいます。
帯状疱疹後神経痛の痛みは、帯状疱疹にかかった後数カ月から数年にわたってしつこく続きますが、その間ウイルスが活発に増殖しているわけではなく、なぜ痛みが続くのかはよくわかっていません。帯状疱疹後神経痛の痛みは、絶え間なく続く場合もあれば間が空くこともあり、夜間に悪化したり、暑さや寒さでひどくなったりすることもあります。痛みで他のことが手につかなくなる場合もあります。
帯状疱疹後神経痛は主に高齢者に多く起こります。50歳以上で帯状疱疹にかかった人の25〜50%に、ある程度の帯状疱疹後神経痛がみられます。しかし、帯状疱疹にかかった人の全体からみれば、帯状疱疹後神経痛を発症するのは10%程度にすぎず、激しい痛みを訴えるケースも非常に限られています。
帯状疱疹後、ほとんどの場合、痛みは1〜3カ月で治まりますが、10〜20%のケースで1年以上続きます。まれに10年以上続くこともあります。
帯状疱疹後神経痛は西洋医学では、これまで多くの治療法が試されてきましたが、決め手となるような治療法は確立していません。鍼灸では、完治するのは多くて、まず鍼灸治療を受けるべきです。
帯状疱疹とは水痘帯状疱疹ウイルスに感染症して、激しい痛みを伴い、水疱が皮膚に出る状態です。水痘帯状疱疹ウイルスの初回感染では水ぼうそうになり、何年もたってからウイルスが再び出現した場合には帯状疱疹になります。水ぼうそうにかかると、ウイルスは血流に入り、脳神経や脊髄神経の神経節に広く感染し、そこで休眠状態となって存続します。ウイルスは二度と症状を引き起こさないこともあれば、何年もたってから再び活性化することもあります。再活性化したウイルスは神経線維を伝わって皮膚へ戻り、痛みのある水ぼうそうに似たびらんを生じます。
びらんはほとんど必ず、感染した神経線維の集まりが分布する体の片側の皮膚に限って帯状に発生します。この部位を皮膚分節と呼びます。HSV感染症と異なり、帯状疱疹の発症は一生に一度といわれています。
帯状疱疹はどの年齢にも起こりますが、50歳以上によくみられます。再活性化の原因は不明ですが、エイズやホジキン病、免疫抑制薬の使用などで免疫機能が低下している場合に起こることがあります。ただし、帯状疱疹が起こったからといって、ほかに重い病気があるとは限りません。
北京中医針灸院の帯状疱疹後神経痛の治療目的は、帯状疱疹後神経痛患者にできるかぎりの回復の機会を提供することと帯状疱疹後神経痛の完全な回復までの時間を短縮することです。
帯状疱疹後神経痛の治療は、西洋医学以外に東洋医学の針灸治療があります。北京中医針灸院に来られる帯状疱疹後神経痛の患者の多くは数回の針灸治療で完全に治りました。
北京中医針灸院は最も重視しているのは帯状疱疹後神経痛の辛い痛みです。25年間、帯状疱疹後神経痛の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用で良い成果を上げています。1990年4月から2008年10月の間、当院で鍼灸治療を受けた帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)の患者さん120名を集計しましたところ、99名が完治ました。
北京中医針灸院の治療方法は帯状疱疹後神経痛の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そして帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)の治癒で、帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
もう一つ注目すべき点は針灸治療を受けて治った帯状疱疹後神経痛患者99名の中、帯状疱疹後神経痛の症状は再発した方がいませんでした。針灸治療は帯状疱疹後神経痛の再発予防にも効果があることが分かりました。
帯状疱疹後神経痛は水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の感染によって発症します。水痘・帯状疱疹ウイルスは、水痘が治ったあとも三叉神経節(さんさしんけいせつ)あるいは脊髄後根神経節(せきずいこうこんしんけいせつ)に潜伏しています。水痘・帯状疱疹ウイルスが、何らかのきっかけで再活性化して発症するのが帯状疱疹です。 水痘になったあとに帯状疱疹を発症するまでの期間は人によりさまざまで、幼小児期や青年期にもみられますが、一般には50歳以上の高齢者に頻度が高くなります。膠原病(こうげんびょう)などの基礎疾患がなければ一生に2回以上、帯状疱疹にかかることはまれです。 誘因としては加齢、免疫抑制状態、過度の疲労などが知られています。
帯状疱疹後神経痛の場合、“電気がはしるようだ”、“焼けるような痛み”、とか、“ピリピリする痛み”とか色々な表現がされます。寝ている間は神経痛を感じない特徴があります。ウイルス感染による炎症性疼痛である「帯状疱疹痛」に対して、帯状疱疹後神経痛は神経変性による疼痛だろうと言われています。この帯状疱疹後神経痛は、数か月から数年以上にわたって痛みが続くことがあります。帯状疱疹後神経痛への移行は約10%程度だが、70歳代では程度の差はあっても50%以上の人が神経痛に悩むことになると言われています。また、希に、脳炎、髄膜炎、直腸障害が起きて死亡する事があるので注意です。
帯状疱疹後神経痛は主に高齢者に多く起こります。50歳以上で帯状疱疹にかかった人の25?50%に、ある程度の帯状疱疹後神経痛がみられます。しかし、帯状疱疹にかかった人の全体からみれば、帯状疱疹後神経痛を発症するのは10%程度にすぎず、激しい痛みを訴えるケースも非常に限られています。
帯状疱疹にかかると、水疱ができる3〜4日前から体調が悪くなり、悪寒、発熱、吐き気、下痢、排尿障害がみられます。皮膚に痛み、ピリピリした感覚、かゆみが起こることもあります。その後、縁が赤い小さな水疱がかたまって発生します。水疱ができるのは、感染した神経が支配する領域の皮膚に限られます。ほとんどの場合、水疱は胴体の左右どちらかの側にだけできますが、他の部位にも少数の水疱ができることもあります。患部はどんな刺激にも敏感に反応し、軽く触れただけでも激しく痛みます。小児の場合は、成人に比べて症状は一般に軽い傾向にあります。水疱は出現してから5日ほどで乾いてかさぶたになります。かさぶたができるまでは、水疱には水痘帯状疱疹ウイルスが入っているため、他の人にうつると水ぼうそうになることがあります。水疱が広い範囲に及んだり、2週間以上も治らない場合は、免疫機能が正常に働いていないことが考えられます。
帯状疱疹は一度かかると終生免疫が得られ、再発するのは5%以下です。皮膚に瘢痕が大きく残ることもありますが、ほとんどの場合、後遺症もなく回復します。
ただし、特に高齢者の場合は帯状疱疹後神経痛に移行し、患部に慢性的な痛みが続くことがあります。眼を支配する顔面神経に症状が出た場合はかなり深刻で、適切な治療をしないと視力に影響が出ることがあります。
帯状疱疹の罹患史があって、神経の走行に沿って広がる小水疱の痕が見られれば、帯状疱疹後神経痛の診断は容易です。水疱が出現する前に帯状疱疹と診断するのは難しいですが、体の片側だけに痛みが漠然と帯状に出ることが手がかりになります。侵される神経によっては、盲腸、腎臓結石や胆石、大腸炎で起こる痛みと似た痛みが生じます。しかし、ひとたび水疱が神経根に沿って特徴あるパターンで現れれば、診断に迷うことはありません。検査はほとんど行われませんが、診断を確定するために使われることもあります。
帯状疱疹後の治療は抗ウイルス薬のアシクロビル(ゾビラックス)、バラサイクロビル(バルトレックス)などの使用です。種々の検討から、皮膚病変の出現後72時間以内に抗ウイルス薬を使用すれば、皮膚病変と疼痛を早期に軽減できるとされています。また、最も重要な後遺症である帯状疱疹後神経痛の発症率も、低下させることができます。 治療の目標は、帯状疱疹後神経痛を残さないことです。病初期から疼痛の程度や性質をよく観察するとともに、必要であれば十分な疼痛対策(薬物療法、理学療法など)を行います。
帯状疱疹後神経痛の鍼灸治療症例:帯状疱疹後神経痛患者120名、取穴:合穀、曲池、血海、三陰交、患部及び患部を支配する神経エリア。針体から微電流を流し続けます。
帯状疱疹後神経痛:取穴―患部及び患部を支配する神経エリア、針と吸い玉併用。頑固な神経痛の場合、両足の足裏の心穴、腎穴(涌泉)をも併用します。
帯状疱疹後神経痛の鍼灸臨床経験:当針灸院(鍼灸院)では、多くの帯状疱疹後神経痛患者の症状を回復させてきました。今も多くの帯状疱疹後神経痛が通っていらっしゃいます。帯状疱疹後神経痛患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、多くの帯状疱疹後神経痛患者は辛い痛みから解放され、正常な生活を送ることができるようになりました。
当針灸院(鍼灸院)の針灸治療ではブロック注射よりも鍼灸の帯状疱疹後神経痛に対する効果がよくて、鎮痛効果も早く、完治率も非常に高いです。
帯状疱疹後神経痛患者の脳内鎮痛物質を大量に増加させたと考えられます。
帯状疱疹後神経痛患者120名、完治したのは99名でした。