鍼灸、針灸

多汗症

多汗症の鍼灸治療

多汗症の原因

多汗症の原因|多汗症・臭汗症【皮膚疾患】
多汗症の原因|多汗症・臭汗症【皮膚疾患】
手掌足蹠多汗症

多汗症は、ふつうの人以上に汗をかくもので、全身性のものと、からだの一部の局所性のものとがあります。後者はわきの下、手足に多いものです。
全身性では神経系疾患、ことに自律神経失調によるもののほかに、貧血、バセドー病で起こります。
局所性多汗症は神経支配を受けていて、精神が緊張すると目立ちます。だから、こういった人では、自分の汗かきを気にしないように努力することが大切です。あぶら手といわれるものもこれです。

緊張したときやびっくりしたときにかく多汗症は、精神性発汗による汗の異常です。中でも手のひらや足の裏に限定して大量に汗をかく場合には、「手掌足蹠多汗症」といいます。

精神性発汗の特徴は、手のひらや足の裏に大量に汗をかくこと。わきの下や顔面を伴うこともあるが、体からはあまり汗が出ません。
多汗症に気づくきっかけは、字を書こうと思ったら紙が濡れて破れてしまった、フォークダンスのとき、他の人と手をつなごうと思ったら自分の手がべたべたしていたなど。汗をかく量も「いつも手足が湿っている」程度の人から「滴り落ちるほどいつも濡れている」人までさまざまです。
「ピアノを弾こうとしたら、鍵盤から指が滑ってしまう」とか、「好きな人と手をつなぐチャンスだったのに、手の汗が気になってダメになってしまった」「パソコンが汗で壊れてしまった」など、生活に支障を感じる場合も少なくないようです。

汗が多いときは、絶えず皮膚をきれいにしていないと、皮膚表面の細菌で汗が分解されて、においができます。体臭がこれです。

多汗症の人は多量の汗をかき、一部は常に汗をかいている状態にあります。熱がある人や、高温の環境では汗をかきますが、多汗症ではこのような状況下でなくても汗をかきます。皮膚全体に多汗がみられることもありますが、たいていは手のひら、足の裏、わきの下、性器周辺といった限られた部分に多汗の症状がみられます。

特定の原因は見つからないのが普通です。しかし、甲状腺機能亢進症、低血糖、まれに褐色細胞腫などの病気が原因になっていることがあります。汗をコントロールしている神経システムに異常がある場合も、多汗症が起こります。脊髄に外傷や病気がある場合、多汗症がみられることもあります。多汗症の人の多くは、自分の症状について不安を抱いています。このような不安が多汗を悪化させることもよくあります。

慢性的に多量の汗をかいて皮膚が湿った状態にあると、その部分が白くなってしわがより、ひび割れてきます。赤くなって炎症を起こすこともあります。正常でも皮膚に存在する細菌や酵母が汗を分解するため、多汗のある部分が嫌なにおいを発する臭汗症と呼ばれる状態もあります。

多汗症は大きく2つに分かれます。
「全身多汗症」と「局所多汗症」です。
(局所多汗症を局部多汗症とも言う)

全身多汗症

その名のとおり体全体から汗をかく症状のことを言います。全身性の多汗症は原因がはっきりと特定されていません。しかし、生まれつきの体質とでも言うべき特に原因のない原発性のものと、中枢神経系の異常、甲状腺機能亢進症、循環器疾患、内分泌異常、代謝異常などの病気が原因の場合があります。

病気が汗の原因である場合は、病気を治すことによってもちろん全身多汗症も治ります。もし全身多汗症であれば別の病気が発生している可能性がありますので、病院で検査されることをお勧めします。

局所多汗症

全身多汗症に対して、体の一部から汗をかくことを局部多汗症と言います。体の一部とは、「顔」「手のひら」「足の裏」「脇の下」などです。

顔だけ汗をかく、手のひらだけ汗をかくと言う方もいらっしゃるようですが、ほとんどは複数の場所に汗をかくことが多いようです。手のひらと足の裏と脇の下の汗は連動することが多く、顔だけは少し特別のようですが・・・

多汗症鍼灸治療法

多汗症鍼灸治療症例と臨床経験

多汗症の鍼灸治療症例:多汗症の患者13名、男性12名、女性1名。取穴:合穀、後渓、復溜。針体から微電流を50分ほど流し続けます。

多汗症の鍼灸臨床経験:中枢神経系の異常、甲状腺機能亢進症、循環器疾患、内分泌異常、代謝異常などの病気が原因の場合は、原因治療が必要です。「多汗症の患者13名の中、症状がなくなったのは8名、減軽したのは3名」のデータからも分かるように、鍼灸は、かなり効果的な治療方法です。

多汗症鍼灸治療のメカリズム

汗腺の分泌をコントロール自律神経の働きをよくすると考えられます。

多汗症鍼灸治療効果

多汗症の患者13名、症状がなくなったのは8名、減軽したのは3名、2名は無効でした。

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