慢性咽頭炎
慢性咽頭炎とは、急性咽頭炎を繰り返したり、たばこの吸い過ぎ、飲酒、刺激性ガス、副鼻腔の炎症、ほこりなどが慢性的に咽頭粘膜を刺激することによって咽頭の粘膜やリンパ組織など咽頭全体に慢性の炎症がおこる状態です。
咽頭は鼻腔や口腔の奥にある管状の部分で、ここには咽頭扁桃や口蓋扁桃、口蓋垂などが存在しています。咽頭炎とは咽頭に起こった炎症のことです。ただし、口蓋扁桃に強い炎症のある場合には、扁桃炎という別の病名で呼んでいます。さまざまな咽頭炎がありますが、大きく急性咽頭炎、慢性咽頭炎、咽頭特殊感染症に分けています。
北京中医針灸院の慢性咽頭炎の治療目的は、慢性咽頭炎患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと慢性咽頭炎の完全な回復までの時間を短縮することです。
慢性咽頭炎の治療は、西洋医学以外に東洋医学があります。当針灸(鍼灸)院は慢性咽頭炎患者の期待に応えるため、25年間、慢性咽頭炎の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針灸治療法を開発しました。そして良い成果を上げています。1990年4月から2008年10月の間、当針灸(鍼灸)院で鍼灸治療を受けた慢性咽頭炎患者さん322名を統計しましたところ、完治したのは232名でした。
慢性咽頭炎の原因が多様なため、当針灸(鍼灸)院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
当針灸(鍼灸)院の針灸治療で、多くの慢性咽頭炎患者さんの咽の症状がなくなり、風も引かないようになりました。
もう一つ注目すべき点は針灸治療を受けて治った慢性咽頭炎患者232名の中、慢性咽頭炎の再発した方がいませんでした。針灸治療は慢性咽頭炎の再発予防にも効果があることが分かりました。
慢性咽頭炎の原因は、急性咽頭炎を繰り返したり、治りきらなかったりすることによるもの、たばこの吸い過ぎ、飲酒、刺激性ガス、副鼻腔の炎症、ほこりなどが慢性的に咽頭粘膜を刺激することによって起こります。
急性咽頭炎は、ウイルス(アデノウイルス、コクサッキーウイルスなど)や細菌(A群β溶血性連鎖球菌(ベータようけつせいれんさきゅうきん)、インフルエンザ菌など)の感染によるものが一般的です。刺激性ガスの吸入などによる物理化学的な刺激が原因になることもあります。
慢性咽頭炎は、急性咽頭炎が治りきらなかったり、たばこの煙、お酒などが慢性的に咽頭を刺激したりすることによって起こります。
咽頭特殊感染症は、梅毒(ばいどく)トレポネーマ、結核(けっかく)菌、ジフテリア菌などの特殊な病原体が原因です。これらの感染症は減る傾向にあったのですが、社会環境の変化などにより近年再び増えており、問題になっています。
慢性咽頭炎では咽頭の不快感、異物感などが慢性的にあり、それに伴って咳払いも増えます。
慢性咽頭炎の多くの症例では、咽頭は発赤し、症状の経過から、通常の咽頭炎は簡単に診断することができます。
慢性咽頭炎の西洋医学治療は、のうがい薬やトローチなどでのどを清潔に保ち、炎症を抑えます。ただし抗生物質は、慢性の病気に長いあいだ使い続けると副作用が気になるため、スプレイ(ネブライザー)として用いる方法が中心となります。
慢性咽頭炎の鍼灸治療症例 :慢性咽頭炎患者さん322名、取穴:主穴―合穀、天容;配穴―迎香、上星、風府、禾髎「ワリョウ」、百会、天柱、風池、大椎、足三里。電気針。
慢性咽頭炎の鍼灸臨床経験 :北京中医針灸院では、多くの慢性咽頭炎患者の症状を回復、或いは改善させてきました。今も多くの慢性咽頭炎患者が通っていらっしゃいます。慢性咽頭炎患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かく具体的な針灸治療方法で対応しています。針灸治療では慢性咽頭炎患者の生活の質と予後は比較的良好です。多くの慢性咽頭炎患者は完治になりました。
鍼灸治療で、慢性咽頭炎患者の炎症組織を修復させ、充血、腫れた鼻粘膜を収縮させ、分泌物を排出しやすくなります。
慢性咽頭炎患者さん322名、治ったのは232名で、症状が改善したたのは90名でした。