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レット症候群

レット症候群の鍼灸治療(通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

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レット症候群について

レット症候群の原因|レット症候群【小児疾患】

レット症候群とは、ほとんど女児に起こる進行性の神経疾患で、知能や言語・運動能力が遅れ、小さな手足や、常に手をもむような動作や、手をたたいたり、手を口に入れたりなどの動作を繰り返す状態です。
レット症候群は徐々に発症して行き後退していく進行性の神経性疾患です。生後6ヶ月〜2歳くらいまでの間の女児のみに発症します。レット症候群特徴はひとつの事に執着し、「物をたたき続ける」「手を洗い続ける」のような常同運動の症状が目立ち始めます。レット症候群発症時には、ボタンを押す、物を持つなどの目的を持つ手の動作ができなくなってきます。レット症候群は進行性の中枢神経疾患で、急に言葉を発しなくなったり、両手をもみ合わせるような動作を繰り返すのが主な特徴です。

レット症候群に対する当院の取り組み

レット症候群の原因|レット症候群【神経疾患】

当院のレット症候群の治療目的は、レット症候群患者のできるかぎりの回復の機会を提供することとレット症候群の完全な回復までの時間を短縮することです。
レット症候群の治療は、西洋医学以外に東洋医学の治療も効果があります。当院はレット症候群患者の期待に応えるため、25年間、レット症候群の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法【脳透穴針】を開発しました。そして良い成果を上げています。
針灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の70%を占めます。
レット症候群の症状が多様なため、当院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そしてレット症候群の治癒は患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。

レット症候群の鍼灸治療法

レット症候群の鍼灸治療治療症例と臨床経験

レット症候群の鍼灸治療症例 :レット症候群患者65名、【脳透穴針】取穴:印堂、百会、前頂、懸顱、後頂に頭皮針。夾脊穴(大椎の両側0.5cmのところ、大椎からおしりまでの間)に刺し、捻針します。

レット症候群の鍼灸臨床経験 :当院では、今も多くのレット症候群患者が通っていらっしゃいます。レット症候群患者の一人一人の症状に合わせて、当院はきめ細かい針灸治療を行っています。針灸治療の結果、レット症候群患者の回復と予後はかなり良好です。多くのレット症候群患者は普通の成長に戻ることが可能になりました。
レット症候群の鍼灸治療で、知能の遅れによる言語障害や運動能力低下や易興奮性、不眠などの症状の改善が著しいです。

レット症候群の鍼灸治療症例

レット症候群の原因|レット症候群【神経疾患】

飯島ちゃん、5才、豊島区在住。
2年前から「物をたたき続ける」のような異常動作が出始め、病院で「レット症候群」と診断され、治療法もないと言われました。
掛かり付けの医師から「レット症候群」は中国鍼灸院が鍼灸で治療を行っているから、どうですかと聞かれ、紹介状を書いていただき、中国鍼灸院を受診しました。
早速鍼灸治療を受けに通い始めました。23回通った後、異常動作がかなり減り、49回目から「物をたたき続ける」の動作がなくなりました。
1年後は、まったく普通の子供に戻るようになりました。
こんなに確実に結果を得る事ができ、感謝の気持ちで一杯です。本当に、有難うございました。

レット症候群の鍼灸治療のメカリズム

レット症候群の原因|レット症候群【神経疾患】

当院独自開発した【脳透穴針】治療法:頭部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけ、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ、脳の精神運動発達を健常化する仕組みです。
1.【脳透穴針】:特殊なツボにハリをうちます
2.ハリに微弱電流を流します
3.大脳大動脈、大脳中動脈、大脳小動脈の血流量が増え、脳への血流供給が増え、損傷した脳組織と機能を修復します
4.「確率共鳴」という現象が起き、脳の発達を促進させます
5.脳の精神運動発達を健常化します。

レット症候群治療の実際様子と流れ

レット症候群の原因|レット症候群【神経疾患】

1.当院独自開発した【脳透穴針】治療法:
 特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。

中国鍼灸院の新聞の紹介記事

レット症候群の原因|レット症候群【神経疾患】

『週刊文春』
 出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
 出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
 出版社:徳間書店
『週刊大衆』
 出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
レット症候群の原因|レット症候群【神経疾患】

レット症候群と西洋医学

レット症候群の原因

レット症候群はX染色体上に存在するMECP2遺伝子の突然変異によって引き起こされ(レット症候群と診断された患者の95%がこのMECP2遺伝子に変異を持つ)、稀に、レット症候群の症状はCDKL5遺伝子の異常によっても引き起こされます。

レット症候群の臨床特徴

第1期
(発症早期の停滞期)
発症:6〜18カ月
期間:数カ月
発達停滞、頭/脳の成長の減速、
遊びに興味をもたない、筋緊張低下
第2期
(急速な崩壊期)
発症:1〜3年
期間:数週〜数カ月
急速な発達退行、易興奮性、不眠
有口的に手を使用しなくなる
けいれん、自閉症状、白傷行為
第3期
(仮性安定期)
発症:2〜10年
期間:数カ月〜数年
知能障害、自閉症状の改善
呼吸異常(過呼吸、息止め、空気嚥下、無呼吸)
けいれん、失調、失行、
典型的な手の常同連動:手の握りしめ、手叩き、手を口に入れる
第4期
(晩期の連動機能低下)
発症:10年以上
期間:数年〜10年
動きの減少:
けいれん頻度の減少

レット症候群の検査と診断

1.必須項目
  1. 明らかに正常な胎生期および周生期
  2. 生後6カ月までは明らかに正常な精神運動発達
  3. 出生時頭囲は正常
  4. 頭囲の発育が生後5カ月〜4歳の問に遅くなる
  5. 生後6〜30か月の間に、獲得されていた手の合目的的な巧緻性が失われ、コミュニケーション障害や社会的な引き辺りを伴う
  6. 表出言語や受容言語の著しい障害と、重篤な精神運動発達遅滞
  7. 合目的的な手の巧緻性が消失した後、手のねじれ一手絞り、手叩き一指打ち、口動かし、手洗い−手こすりのようなマンネリズムな常同的手連動の出現
  8. 1歳〜4歳の間に、歩行失調、躯幹の失行・失調の出現
  9. 2歳〜5歳までは暫定診断である
2.補助項目
  1. 呼吸障害
    1. 覚醒時の間欠的無呼吸
    2. 断続的過呼吸
    3. 息止め発作
    4. 空気や唾液を無理にはき出す
  2. 脳波異常
    1. 背景脳波の除波化(3−5Hz)
    2. てんかん波の出現(臨床的に発作があってもなくても)
  3. けいれん発作
  4. 筋肉の萎縮やジストニアをしばしば伴った痙性筋緊張亢進
  5. 末梢の血管運動障害
  6. 側湾
  7. 成長障害
  8. 発育障害の小さな足
3.除外項目
  1. 子宮内成長障害の痕跡
  2. 臓器肥大などの蓄積病の症状
  3. 網膜障害あるいは視神経萎縮
  4. 生下時における小頭症
  5. 周生期後天性脳障害の痕跡
  6. 既知の代謝性疾患や進行性の神経疾患の存在
  7. 重度の感染症や頭部外傷などによる後天的な神経障害
   

レット症候群の西洋医学治療

レット症候群の西洋医学治療には、根本的な治療法も症状の進行を食い止める方法も存在しなく、各患者の症状に合わせて、対症療法を行います。

レット症候群と自閉症

レット症候群は進行性の中枢神経疾患で、急に言葉を発しなくなったり、両手をもみ合わせるような動作を繰り返すのが主な特徴です。日本ではレット症候群は小児慢性特定疾患の対象となっており、医療費の自己負担分に補助が出ますが、レット症候群症状が一般には知られていないことから『自閉症』や『脳性マヒ』と誤診される例も多く、十分な対策がとられていないです。
レット症候群は「生後2歳頃までの女児に発症し、知能の遅れによる言語障害や運動能力の低下などをもたらす難病です。「女児10000〜15000人に1人の病気で、1966年、オーストラリアの小児科医レット博士が報告しました。絶えず手をもむ、手を振るなど手の運動が特徴です。レット症候群患者のX染色体の遺伝子に異常があることが見つかりました。
自閉症は,3歳以前に発症する複合的な行動障害です。「自閉障害」あるいは「小児自閉症」と表現される自閉症は社会的相互作用の障害,意思疎通の障害,また繰り返される紋切り型の行動により定義されます。自閉症の原因は,大部分の原因を含む‘特発性’のものと,環境要因や染色体異常,もしくは単一遺伝子の異常が同定できる‘続発性’のものとに分類できます。
自閉症の人の多くはまわりの人とかかわるのが苦手です。このため、人を嫌って、自分の世界に入り込んでいるというイメージを持たれることも少なくありません。ですが、そういうわけではないです。赤ちゃんのときなどは、知らない人にでも機嫌よく抱かれたり、お母さんへの後追いをしなかったりもします。そうかと思えば反対に、人見知りや後追いが激しい子もいます。子供にも大人にも共通して言えることは、人への関心が薄かったり、自分から一方的な行動をとってしまうことです。これは自閉症者本人が自分と相手とのがどんな関係なのかをちゃんと分かっていないことが原因と言えます。
自閉症の始まりは、ほとんどの小児においては,緩やかなものです。しかしながら,およそ30%の小児においては退行性の発症です。自閉症児のうち50-70%が,非言語的知能指数テストにより精神遅滞と定義され,25%が痙攣発作を起こします。2,3歳時に自閉症の確定診断に基準に一致した小児のうち25%はその後言葉を話し,コミュニケーションをとるようになります。そして,6,7歳までには,ある程度一般の学校の小児たちのなかに溶け込むことができます。残りの75%は一生涯にわたり両親や学校,社会の集中的なサポートを必要とする障害を持ち続けます。
自閉症児は一般的に抱っこや抱きしめられることを好まず,抱き上げられるために手を差し伸べることはなく、しばしばかんしゃくをおこし,慰めるのが難しいが,典型例では一人にされている時のほうがおとなしくしています。自閉症児はきちんと視線を合わせることやじっと凝視することを避けたり,できなかったりします。睡眠障害や感覚障害が1歳までに気づかれることがあります。早期の兆候にもかかわらず,自閉症を持つ大部分の小児の多くは,2歳を過ぎて言語の発達の遅延が明らかになるまで医学的注意が払われないでいます。DSM-Wによって定義された発達障害のひとつであり,自閉症との間でかなりの臨床像の類似性があります。どちらの疾患の場合も患者はしばしば正常に発達する時期を経てから言語を失い,型にはまった手の動きを示すようになります。女児で頭部の発達の遅延や手もみ行動が見られる場合はレット症候群が疑われます。レット症候群の原因であるMECP2遺伝子の分子遺伝学的検査は臨床的に利用可能ですが,自閉症と診断された患者でMECP2のコード領域に変異を有する自閉症患者は1%にすぎないです。 それにもかかわらず両者は原因に共通の要因があるのは明らかです。 MECP2の3'非翻訳領域のバリアントが自閉症患者24人中3人に認められ,MeCP2の脳における発現の多様性がレット症候群と自閉症の両方で認められています。

レット症候群患者の質問

レット症候群患者 MJ様

[ 症状、ご相談内容 ] :
初めてメールさせていただきます。
3歳4カ月でレット症候群と診断されました。 運動に関しては、走る・跳ぶはできませんが、 歩くことはできます。軽いものであれば、掴んで投げることはできます。 よく発声はしますが、言葉らしい言葉はでていません。 IQ20以下で療育手帳A判定(最重度)をもらっています。 現在は、病院での定期検診とリハビリ(作業療法、理学療法)、母子通園療育施設での言語訓練を行っています。 遠方に住んでおり、頻繁に通院することは難しいのですが、 こちらの鍼灸院での治療で、効果がありそうでしょうか。

当院の返事:
2か月前、一人レット症候群患者が、当院で暫く鍼灸治療を受け、 発達障害の症状がかなり良くなりました。 今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。

患者様の返信:

レット症候群患者D様

[ 症状、ご相談内容 ] :
レット症候群の疑いがあります。 その病気自体に効果があるのでしょうか。

レット症候群患者KI様

[ 症状、ご相談内容 ] :
レット症候群と診断、定期的に大学病院で治療中。 1歳程度まで正常。 症状、食事、排便、言語、意思の伝達、全 く不可、寝かせた状態で横向きにはなる、自立歩行、数歩可能、手を添えれば10分程度歩きます、背後に意識がなく、いきなり後ろに倒れ る。

レット症候群患者N様

[ 症状、ご相談内容 ] :
歩行は出来ますが、走る・ジャンプ・しゃがむ・立ち上がるなどの動作はできません。言葉も出ず、手もみや手を口に持って いく動作のため、手を使う事が出来ません。発達だけでなく、このような事にも効果はあるのでしょうか?また、他の治療院でも行われてい る発達の治療とは違いますか?

レット症候群患者M様

[ 症状、ご相談内容 ] :
レット症候群は3歳くらいから異変に気づき、専門医により5歳くらいに病名が確定しました。 10歳くらいからけいれん発作が目立ち、現在まで抗てんかん薬を服用しています。(ここ5年くらいはほとんどみられません) 現在の状態は、 ・発語なし、 ・意思疎通不可、 ・立ち上がる動作は出来ないが手を引けば歩行可能、 ・歩行時つま先立ちで僅かにX脚に変形あり、 ・若干の側彎あり、 ・手もみ以外目的のある手の動作なし、 ・月単位くらいで3日〜5日程度の不眠期あり、 ・飲食はスプーンで口に入れてあげる等全介助、 で平日日中はデイケアで施設に通っています。 発症後20年近く経ち、すでに22歳となってしまいましたが、鍼灸治療でどのような効果が期待出来るでしょうか。(年齢的に遅すぎるとい うことはないでしょうか) また鍼灸治療は通院となると思いますが、治療頻度はどのくらいが妥当と考えたらよろしいでしょうか。 5歳の子が治療で完治との話には大変驚いています。 何卒宜しくお願いいたします。

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