中心性漿液性網脈絡膜症
(中心性網膜炎)
中心性漿液性網脈絡膜症は中年男性の片眼に好発します。物を見ると中心部がほぼ円形に暗くなり(中心暗点)、物が小さく見えたり(小視症)、ゆがんで見えます(変視症)。矯正視力は凸レンズでよくなります。眼底検査をしますと、網膜の、見る中心である黄斑部に水がたまり、円板状に網膜剥離がみられます。
中心性漿液性網脈絡膜症には蛍光眼底検査は大切な検査で、この検査をしますと網膜剥離を起こしている液がどこからきているのかがわかります。通常は1カ所、時に複数の場所から蛍光色素の漏出点がみられます。
中心性漿液性網脈絡膜症は原因が不明ですが、精神的・身体的ストレスが大きな要因であることはたしかです。
中心性漿液性網脈絡膜症患者はストレス解消に努力しなければなりません。薬物療法として、消炎薬、血管拡張薬、ビタミン薬などの投与がおこなわれていますが、確実なものではありません。
中心性漿液性網脈絡膜症(中心性網膜炎)鍼灸治療症例 :中心性網膜炎患者98名。取穴:眼底穴、球後、太陽、晴明、翳風。針体から微電流を50分ほど流し続けます。 眼底穴と球後穴、中国では、目の病気の治療によく使われますが、他のツボより痛みが出やすいため、当院ではこのツボを使う場合、患者さんに説明し、同意してもらった上のみ、治療を行います。
中心性漿液性網脈絡膜症(中心性網膜炎)鍼灸臨床経験 :中心性網膜炎回復には、早期の鍼灸治療が重要であり、比較的に早い段階で、治療を受けるとほとんどが回復できます。
中心性漿液性網脈絡膜症に罹って当院に来られた患者さんは全員旅客機のパイロットです。
恐らく高空で受けた宇宙放射線の濃度が高いでしょう。
日本では、パイロットに対する規制がアメリカより厳しく、裸眼視力は両目0.7以上でなければ、地上勤務に変更されます。困ったパイロットは同僚の紹介で、次々治療に来られて、半分ぐらいは、治療後また好きなパイロットの仕事に戻りました
中心性網膜炎に電気針で刺激すると電気信号は網膜にある視細胞のところで、電気エネルギーに変えて、網膜の再生を促進します。また、網膜に閉鎖している毛細血管が再開し、網膜の中にたまった漏出の水が自然に吸収されます。
中心性網膜炎患者98名、完治したのは49名、有効率92%