中国鍼灸院 東京・銀座

顎関節症

顎関節症の中国鍼灸治療 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

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顎関節症について

顎関節症の原因|顎関節症の中国鍼灸治療【口腔疾患】

顎関節症とは、顎の関節を中心としてその周囲に起こる障害の総称です。
顎関節症は、顎関節部や咀嚼筋等の疼痛、関節音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靭帯障害、関節円板障害、変形性関節症などが含まれます。
口を開けたり閉じたりすると「ポキッ」と音が鳴り(クリックと言います)、 口を開けたりものを食べたりするとアゴが痛んだり、口が開きにくい、開かない(ロックと言います)などの症状が出る場合、顎関節症を考えます。
顎関節症の場合、顎関節や咀嚼筋(咬筋、側頭筋、内側、翼突筋、顎二腹筋、胸鎖乳突筋)の疼痛、関節雑音、開口障害ないし顎運動異常の主要症候のうち、少なくとも1つ以上を有することです。
顎関節症の人はかなり多く、特に20代の女性に多く見られます。歯科治療で、噛み合わせが狂ったことが原因の「医原性顎関節症」もよく見られます。

顎関節症に対する当院の取り組み

当針灸院(鍼灸院)の顎関節症の治療目的は、顎関節症患者にできるかぎりの回復の機会を提供することと顎関節症の完全な回復までの時間を短縮することです。
顎関節症に対して、当針灸院(鍼灸院)は25年間、顎関節症の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法【顎関節透穴針】を開発しました。特殊な鍼と電気の併用でより良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせると患者の90%は経過がよいと考えられます。
当針灸院(鍼灸院)の治療は顎関節症の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当針灸院(鍼灸院)は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そして顎関節症の回復で、顎関節症患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。

顎関節症の鍼灸治療症例と臨床経験

顎関節症の鍼灸治療症例と臨床経験

顎関節症の鍼灸治療症例 :顎関節症患者130名、取穴:聴宮、聴会、耳門、下関、上関、頬車、合穀、翳風。

顎関節症の鍼灸臨床経験 :当針灸院(鍼灸院)では、多くの顎関節症患者の症状を回復させてきました。今も多くの顎関節症患者が通っていらっしゃいます。顎関節症患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、顎関節症患者の生活の質と予後はかなり良好です。大多数の顎関節症患者は正常の生活に戻ることが可能になりました。
顎関節疾患の治療には、頬車を使うのは特に重要です。鍼灸の顎関節症に対する治療効果が、かなり満足できるものと感じます。

顎関節症の鍼灸治療のメカリズム

顎関節症の原因|顎関節症【関節疾患】

当院独自開発した【顎関節透穴針】治療法:顎関節部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ、顎関節の働きを健常化する仕組みです。
1.【顎関節透穴針】:特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.「確率共鳴」という現象が起き、顎関節の働きを活発化させます。
4.顎関節や咀嚼筋の炎症を修復します。

【顎関節症治療の実際様子と流れ】
顎関節症の原因|顎関節症【顎関節疾患】

1.当院独自開発した【顎関節透穴針】治療法:
 特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。

中国鍼灸院の新聞の紹介記事

顎関節症の原因|顎関節症【顎関節疾患】

『週刊文春』
 出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
 出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
 出版社:徳間書店
『週刊大衆』
 出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
顎関節症の原因|顎関節症【顎関節疾患】

顎関節症と西洋医学

顎関節症の分類

日本顎関節学会の顎関節症の分類
1.顎関節症 I 型 咀嚼筋障害
咀嚼筋障害を主徴候としたもの
2.顎関節症 II 型 関節包・靱帯障害
円板後部組織・関節包・靱帯の慢性外傷性病変を主徴候としたもの
3.顎関節症 III 型 関節円板障害
関節円板の異常を主徴候としたもの
a:復位を伴うもの
b:復位を伴わないもの
4.顎関節症 IV 型 変形性関節症
退行性病変を主徴候としたもの
5.顎関節症V型 I〜IV型に該当しないもの

顎関節症の原因

多因子性であることが顎関節症の特徴です(1、2がからみあう場合が多い)。

1.生体の適応力を低下させる因子
  • 顎顔面の外傷(顔面打撲や事故による外傷)
  • 全身疾患、栄養不良
  • 顎関節の形態異常
  • 精神的ストレス、うつ、不安因子
  • 心理特性、性格特性(神経質、几帳面、すべてに一生懸命に対応する)など
  • 女性の閾値の低さ
  • パラファンクション(異常機能活動:歯ギシリ、持続的食いしばりのこと)
  • 精神社会的因子
  • 睡眠障害
2.顎運動系に過機能をおこさせる因子
  • 口腔習癖、アゴの酷使
  • 不良姿勢( 猫背)、頬杖、うつ伏せ寝
  • 不正咬合、骨格異常
  • 不良補綴物
  • 大開口や硬い食物の摂取
  • 長期的偏咀嚼

要約して、以下の表の通り

  • 歯の噛みあわせ
  • 頬杖をつくなどの癖
  • 歯ぎしり、食いしばり
  • 歯科治療
  • アゴへの過剰な負担
  • 精神的なもの(ストレス等)
  • 原因不明の顎関節の骨の吸収

顎関節症の原因は非常に多様であり、多くの場合いくつかの原因が複合しています。これらの病因が局所的因子、全身的因子として起こる複合疾患のが顎関節症です。
発症は組織抵抗性の低下、荷重負荷が生体の許容量を超えたときに起こります。生活習慣の改善で病状は軽減されます。予防方法としては、全身を鍛え、免疫力を高めること(泳ぐ、歩く)、 歌を唄う、食いしばらない、リラックスをすること、 食いしばりのある人は、息を吐いて軽く上下の口唇を触れさせ、歯を合わせない、顔の肉も和らげることを時々すること、ストレスの管理すること、生体の恒常性を高めることです。

習癖及び日常生活のくせが一因ですから、直ることが大事です。以下のことを注意しましょう。

過去に行なった歯科治療によって、噛み合わせが悪くなっていることが顎関節症の原因になってしまっている場合には、クラウン(被せ物、差し歯)やブリッジ、部分入れ歯などの作り直しが必要となることもあります。

顎関節症の症状

  1. 筋肉の痛み、こり:顎の周辺、こめかみ、首すじの痛み、肩こり。
  2.     
  3. 関節の痛み:顎関節部や耳の穴の内前方あたりの痛み。
  4.     
  5. 顎の動きの制限:顎を動かしにくい、大きく開けられない、物がよく噛めない、どこで噛めばいいのかわからない。
  6.     
  7. 関節の異常音:顎を動かした時にカクンあるいはギシギシ、ミシミシ音が聞こえる。
  8.      
  9. その他の症状:上記の症状に伴って、さらに頭痛、耳鳴り、手足のしびれ、めまい、鼻やのどの違和感。

顎関節症の検査

  1. 病状の経過や全身状態などの問診
  2.     
  3. 咀嚼(そしゃく)にかかわる筋肉の触診
  4.     
  5. 噛み合わせ状態の診査
  6.     
  7. 顎関節のレントゲン撮影
  8.     
  9. CTやMRI撮影
  10.     
  11. 筋電図
  12.     
  13. 顎の動きの測定
  14.     
  15. 内視鏡で関節の診査

顎関節症の診断

顎関節症の診断は基本的に顎関節症の主要3症状を検索することによって診断します。顎関節部の画像診断(エックス線撮影法、エックス線CT、MRI)や、顎運動検査を行い、関節鏡による顎関節症の診断も行われるます。
顎関節症の診断は:

        
  1. 変形性関節症(IV型顎関節症):X線写真において、下顎頭の骨棘形成、エロージョン、骨硬化像、骨皮質の肥厚、多角化などが認められる。
  2.     
  3. 関節円板障害(III型顎関節症):関節雑音、関節雑音に後発する開口障害や閉口障害がみられる。
  4.     
  5. 咀嚼筋障害(I型顎関節症):筋の圧痛がある。
  6.     
  7. 関節包、靭帯障害(II型顎関節症):大開口および噛み締め時の関節痛。
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  9. 上記のI〜IV型顎関節症のいずれにも該当しないもの。(V型顎関節症)

顎関節症の西洋医学治療

顎関節症の治療は原則として、原因や誘因の除去する治療法が主となり、顎の安静や咬合異常の整復を目的とした様々な治療法があります。潜行型顎関節症の場合、薬物療法や、原因となる噛み合せの調整のためスプリントや矯正を行います。関節腔内を洗浄することや、内視鏡下での外科的手術を行なうこともあります。
歯が抜けたままになっているとか、伸びだした歯がある、むし歯を充填(じゅうてん)したものが高いというように、噛み合わせに問題があればまずその処置をします。処置は、少し歯を削って噛み合わせのバランスをとるようにします。極端な場合には、ブリッジやかぶせたものを作り直すこともあります。親知らずの生え方に問題があれば、抜歯することもあります。
 スプリントといって、上か下の歯全体を透明なプラスチックのかぶせもので覆って、噛み合わせをがらりと変えて、何カ月か様子をみることがよく行われます。スプリントを入れていると、噛みこんだ時に、関節に強い力がかからなくなり、関節や周囲の筋肉が安静状態になります。病状の初期の場合にはかなりの治癒率を示します。  外科的療法としては、筋肉に対するものと関節に対するものがあります。筋肉には麻酔薬を注射します。関節には、痛みを除くために、麻酔薬、ステロイド剤、ヒアルロン酸ナトリウムの注射をします。関節内に穿刺針(せんししん)を通して、たまっている炎症性滲出(しんしゅつ)液や発痛物質を洗い流し、潤滑(じゅんかつ)物質を注入します。さらに重症の場合には、内視鏡での手術やもっと大がかりな手術を行うことがあります。

顎関節症の予防

治療によって回復しても、一度顎関節症になった人は再発しやすいので、ストレスをためないように注意して下さい。極端に硬い食べ物は避けたほうが無難です。また、定期的な検診を受け、再発防止のための指導を受けることが必要です。

顎関節症患者の質問

顎関節症患者SW様

[ 症状、ご相談内容 ] :
数日前より食事をとる際に左顎に痛みがあり、固い食べ物が食べられません。おそらく顎関節症かと思うのですが、治療費はいくら位かかるの

当院の返事:
一人顎関節症患者が、当院で暫く鍼灸治療を受け、 顎関節症の症状がなくなりました。 今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。 当院が開発した特殊な治療法で、治った方がたくさん いらっしゃいますので、心配ないと思います。  治療費は6500円/1回です。

患者様の返信:
昨日の昼頃から少しずつではありますが 左顎の痛みが減り、硬いものが噛めるようになりました。 鎮痛剤も減らす事ができています。ありがとうございます。

顎関節症患者W様

[ 症状、ご相談内容 ] :
顎関節症の治療についての相談です。 歯科矯正治療を2回(中学1年〜3年、27〜28歳)行った経験があります。 2度目の矯正治療の後、数年間は問題なかったのですが、ここ1年ほど、噛み合わせが悪くなって滑舌が悪化してきました。 2度目の矯正治療直後の歯形と比較すると変わっていないため、歯科からは顎の問題ではないかと言われており、マウスピースによる治療をし ております。 この度HPを拝見し、現在の症状を改善できないか相談させて頂きたいと思っております。宜しくお願いいたします。
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