顎関節症
口を開けたり閉じたりすると「ポキッ」と音が鳴り(クリックと言います)、 口を開けたりものを食べたりするとアゴが痛んだり、口が開きにくい、開かない(ロックと言います)などの症状が出る場合、顎関節症を考えます。
顎関節や咀嚼筋(咬筋、側頭筋、内側、翼突筋、顎二腹筋、胸鎖乳突筋)の疼痛、関節雑音、開口障害ないし顎運動異常の主要症候のうち、少なくとも1つ以上を有することです。
軽度のものも含めると顎関節症の人はかなり多く、特に20代の女性に多く見られます。歯科治療で、噛み合わせが狂ったことが原因の「医原性顎関節症」もよく見られます。
| 1.顎関節症 I 型 | 咀嚼筋障害 咀嚼筋障害を主徴候としたもの |
| 2.顎関節症 II 型 | 関節包・靱帯障害 円板後部組織・関節包・靱帯の慢性外傷性病変を主徴候としたもの |
| 3.顎関節症 III 型 | 関節円板障害 関節円板の異常を主徴候としたもの a:復位を伴うもの b:復位を伴わないもの |
| 4.顎関節症 IV 型 | 変形性関節症 退行性病変を主徴候としたもの |
| 5.顎関節症V型 | I〜IV型に該当しないもの |
多因子性であることが顎関節症の特徴です(1、2がからみあう場合が多い)。
要約して、以下の表の通り
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顎関節症の原因は非常に多様であり、多くの場合いくつかの原因が複合しています。これらの病因が局所的因子、全身的因子として起こる複合疾患のが顎関節症です。
発症は組織抵抗性の低下、荷重負荷が生体の許容量を超えたときに起こります。生活習慣の改善で病状は軽減されます。予防方法としては、全身を鍛え、免疫力を高めること(泳ぐ、歩く)、 歌を唄う、食いしばらない、リラックスをすること、 食いしばりのある人は、息を吐いて軽く上下の口唇を触れさせ、歯を合わせない、顔の肉も和らげることを時々すること、ストレスの管理すること、生体の恒常性を高めることです。
習癖及び日常生活のくせが一因ですから、直ることが大事です。以下のことを注意しましょう。
過去に行なった歯科治療によって、噛み合わせが悪くなっていることが顎関節症の原因になってしまっている場合には、クラウン(被せ物、差し歯)やブリッジ、部分入れ歯などの作り直しが必要となることもあります。
顎関節症鍼灸治療症例 :顎関節症患者32名、取穴:聴宮、聴会、耳門、下関、上関、頬車、合穀、翳風。
顎関節症鍼灸臨床経験 :顎関節疾患の治療には、頬車を使うのは特に重要です。鍼灸の顎関節症に対する治療効果が、かなり満足できるものと感じます。
顎関節や咀嚼筋の炎症を解除すると考えられます。
顎関節症患者32名、完治10名、有効12名、無効5名。