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変形性腰椎症

変形性腰椎症 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

変形性腰椎症について

変形性腰椎症の原因|変形性腰椎症の中国鍼灸治療

変形性腰椎症とは腰椎に老化性変化が起こり、腰痛などの症状を引き起こす病気です。
腰椎に老化性変化が起こりますと、椎間板が狭くなり、椎体が反応性に骨棘形成をきたしてきます。ひどいときは、隣接する椎体が骨棘によって架橋されてしまいます。これが腰椎に起こって腰痛の原因となった場合を変形性腰椎症といいます、頚椎に起こって肩こりの原因となった場合を変形性頸椎症といいます。
変形性腰椎症の場合、同じような骨X線像を呈しながら、腰痛を起こさない人もいます。老化自体は生理的変化ですが、それに加えて姿勢がわるいとか、背筋が弱いなどがあると、変形性腰椎症の症状が出てくると考えられます。
変形性腰椎症は静止している状態から動き始めるときがつらく、したがって朝起きぬけに腰痛が強かったり、座位から立ち上がるときが痛みますが、すこし動くとやや楽になります。一般には冷えると痛みが強くなります。
脊柱(背骨)は個々の椎骨が連なってできており、頸椎には7個、胸椎には12個、腰椎には5個の椎骨があります。椎骨は、前方にある円柱状の椎体と、後方にある椎弓と突起群(上関節突起、下関節突起、横突起、棘突起)とが椎弓根でつながってできており、その間に脊柱管という脊髄、神経根、馬尾を内包する空間を形成します。隣接する椎骨同士は、前方では椎間板、後方では椎間関節を介して連結し、体重を支える、体幹を動かす、脊柱管内の神経組織を保護する働きをします。立位では頸椎と腰椎は前弯、胸椎は後弯を呈し、脊柱全体がバランスのよい軟構造を作っています。椎骨の構造変化は、時にはその周囲にある脊髄、神経根、馬尾を圧迫し、頸椎症性脊髄症、頸椎症性神経根症、腰部脊柱管狭窄症といった神経症状を発現させる病態が生じます。

変形性腰椎症に対する当院の取り組み

当針灸院(鍼灸院)の変形性腰椎症の治療目的は、変形性腰椎症患者にできるかぎりの回復の機会を提供することと変形性腰椎症の完全な回復までの時間を短縮することです。
変形性腰椎症に対して、当針灸院(鍼灸院)は25年間、変形性腰椎症の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用でより良い成果を上げています。1990年4月から2008年10月の間、10年間に来院された変形性腰椎症患者910名を統計したところ、全治は680名でした。
当針灸院(鍼灸院)の治療は変形性腰椎症の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当針灸院(鍼灸院)は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そして変形性腰椎症の回復で、変形性腰椎症患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
最も興味のある点は針灸治療が変形性腰椎症の再発予防にも効果があることです。治った変形性腰椎症の患者さんの多くがその後再発しませんでした。

変形性腰椎症の原因

腰椎における年齢的な変化で、その主因は椎間板の変化です。椎間板は車のタイヤのような役割をしていますが、これが変性を起こすと、タイヤの空気圧が減ったような状態になります。この状態で腰椎にいろいろな運動が負荷されると、その他の部分に生理的範囲を超えた負荷が加わるようになります。
椎間板は20歳を過ぎるころから加齢とともにしだいに水分を失うため構造的に弱くなり、高さが減じたり、ずれが生じたりと不安定性をきたすようになります。この変化は、後方にある椎間関節にも影響を及ぼし、関節のかみ合わせがずれる等の不安定性を生じるようになります。逆に、椎間関節の不安定性が椎間板の不安定性を引き起こすこともあります。さらに、脊柱を支える靭帯、特に脊柱管の後面を裏打ちする黄色靱帯は肥厚し弾力を失ってゆるみ、脊柱を取り巻く筋肉も萎縮します。  しかし、生体にはこれらの不安定性を安定化させようとする反応が現われ、通常は40歳代頃より、前方では、椎体自体が肥厚し、椎間板に隣接する椎体辺縁部からは棘状の骨(骨棘)が張り出し、椎間板も硬く変質します。一方、後方では、椎間関節自体が厚く硬化し関節を包む関節包も肥厚します。脊柱全体はしなやかさを失って硬くなり、特に女性では骨粗鬆症による椎骨の楔状変形や圧迫骨折と相まって、しだいに後弯傾向になります。  このような加齢に伴って生じる脊柱の構造変化を変形性脊椎症と呼び、股関節や膝関節など体重のかかる関節で骨変化が生じる変形性関節症と同じ類のものです。椎間板での変化に重点を置いた場合には椎間板症、椎間関節での変化に重点を置いた場合には椎間関節症と呼ぶこともありますが、これらは変形性脊椎症の一部に入ります。椎体の後面中央にある後縦靱帯が骨に変化する後縦靱帯骨化も一種の変形性脊椎症とみなすことができます。

変形性腰椎症の症状

変形性腰椎症の主な症状は腰痛です。腰の骨に変形が起こると姿勢が悪くなります。椎間板が左右非対称に変形・変性したり、椎骨自体が左右非対称に変形することがあります。腰椎は、正常では軽く前方に弯曲(わんきょく)していますが、変形によって後ろに曲がって後弯(こうわん)(いわゆる腰曲がり)になったり、側方に曲がって側弯(そくわん)が起こります。  しかし、変形があっても痛みがなければ、とくに問題はありません。
変性した椎間板や椎間関節包に由来する鈍痛、萎縮し弾力を失った筋肉に由来する凝り、椎間の不安定性の現われであるぎっくり腰などが主な症状です。これらの痛みは、頸椎では後頸部や肩甲骨の内側、腰椎では中下位腰部や殿部などの局所に現われますが、神経組織への圧迫がなければ通常は上肢や下肢には症状は出ません。

変形性腰椎症の検査と診断

腰椎X線検査で加齢的変化がみられれば、変形性腰椎症と診断できます。しかしその場合は、前述した椎間板ヘルニアや、腰部脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきゅさくしょう)、変性すべり症などがないことを確認します。  腰痛以外の症状(脚の痛みやしびれなど)が出る場合は加齢的な変化が基盤になっており、変形性腰椎症の範疇(はんちゅう)に入りますが、原因がはっきりすれば、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症と診断されることもあります。椎骨のずれがある場合は、変性すべり症と診断されることもあります。
変形性腰椎症の画像では単純X線写真で、椎間板の高さの減少、椎体の肥厚と椎体辺縁からの骨棘形成、椎間のすべり、脊柱の弯曲変形、椎間関節の肥厚や硬化などの所見がみられます。脊柱側面像の機能撮影では、不安定性のある椎間でずれや異常な動きが生じるのがわかります。MRI(磁気共鳴映像)では椎間板の変性、椎間関節包や黄色靱帯の脊柱管内への膨隆など軟部組織の変化がよくわかります。CT(コンピュータ断層撮影)は、椎間関節の肥厚、硬化など骨の変化をよく描出します。特に鑑別すべき疾患としては、透析患者さんにみられる破壊性骨関節症、関節リウマチ患者さんにみられるリウマチ性脊椎関節炎、脊椎腫瘍(転移性、原発性)、脊椎炎(化膿性、結核性)などがあります。

変形性腰椎症の西洋医学治療

変形性腰椎症の西洋医学治療には:

  1. 理学療法
  2. 手術
  3. 内服薬

変形性腰椎症の予後

変形性脊椎症は加齢に伴う人体の生理的変化の1つであることから、程度の差こそあれ、どの人にも生じえます。特に、重い物を持つ仕事に従事する人や激しいスポーツを長期間行った人では早期に現われます。しかし、脊柱に一時期不安定性が現われたとしても、生体反応によりしだいに安定化するため、上肢や下肢に症状が現われない限り過度の心配は無用です。

変形性腰椎症の生活注意点

頸椎、腰椎ともに後屈は避けるべきです。逆に、頸椎では就寝時に枕の高さをやや高くし、顎(あご)を引く姿勢をとります。特に朝起床時に頸部痛を強く訴える方は、枕の高さが低すぎる可能性があるため、高さを調整してみて下さい。加齢に伴う椎間板や椎間関節の変性はいかんともしがたいものの、これらを取り囲み支える筋群は意識して強化できることから、特に腰椎では日頃から背筋と腹筋の筋力を鍛える運動を行うのがよいでしょう。

変形性腰椎症鍼灸治療法

変形性腰椎症鍼灸治療症例と臨床経験

変形性腰椎症の鍼灸治療症例変形性腰椎症患者910名,男性620名,女性290名,年令は61歳から85歳まで。鍼灸取穴:両側の腰眼、大腸兪、腎兪、委中、崑崙。坐骨神経痛の場合は環跳、承扶、陽陵泉を追加。電気針、20分間後、吸い玉20分間。

変形性腰椎症の鍼灸臨床経験:当針灸院(鍼灸院)では、多くの変形性腰椎症患者の症状を回復させてきました。今も多くの変形性腰椎症患者が通っていらっしゃいます。変形性腰椎症患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、変形性腰椎症患者の生活の質と予後はかなり良好です。大多数の変形性腰椎症患者は正常の生活に戻ることが可能になりました。
変形性腰椎症の治療方法はたくさんありますが、手術以外の保存療法はやはり鍼灸治療が一番効果的です。欧米でも、人気が高く、年間百万の変形性腰椎症患者が鍼灸治療を受けています。私は整形外科医のときから、変形性腰椎症患者に鍼灸治療を第一治療方法として、選ぶべきだと主張してきました。あまりにも効果的な方法であるからです。鍼灸取穴は大体:両側の腰眼、大腸兪、腎兪、委中、崑崙。坐骨神経痛の場合鍼灸は環跳、承扶、陽陵泉も。電気針、20分間後、吸い玉20分間。ただ、針はある程度の深く刺すのは必要です。
頑固な変形性腰椎症の場合、手技で脊椎矯正も必要で、神経根の圧迫を解除できます。

変形性腰椎症鍼灸治療のメカリズム

鍼灸の外周神経への影響

鍼灸刺激では、周囲神経の痛覚神経の痛み信号の伝達を遮断することによって、脊髄の傷害性刺激信号に対しての反応を抑制します。

鍼灸の中枢神経への影響

鍼灸刺激では、痛み信号の伝達及び感受を抑制し、脳の鎮痛システムを興奮することによって、鎮痛効果を発揮します。

鍼灸の中枢神経の伝達物質への影響

鍼灸(針)刺激では、脳のエンドルフィンを増やし、脳のカテコールアミンは減らし、また、脳のモルヒネをも増やします。これらの総合作用によって、鎮痛効果が得られます。手技で脊椎矯正も必要で、神経根の圧迫を解除できます。

変形性腰椎症の鍼灸治療効果

変形性腰椎症910名、痛みなくなったのは680名、有効率は88%

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