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ドライアイ(角結膜乾燥症)

ドライアイ(角結膜乾燥症)の鍼灸治療

ドライアイ(角結膜乾燥症)の原因

ドライアイ(角結膜乾燥症)

ドライアイ(角結膜乾燥症)の場合、目がかわく感じと眼の痛み、目の疲れなどが起こります。まぶたの開閉時に粘ついたり、ゴロゴロするなどの症状が出ます。
結膜疾患による瘢痕形成やシェーグレン症候群、膠原病、顔面神経まひなどで起こります。

ドライアイには、涙の分泌量不足が原因で起こるものがあります(涙液欠乏性ドライアイ)。このタイプのドライアイでは、結膜と角膜を完全に覆う涙液層をつくるのに十分な量の涙を、涙腺が分泌できません。この症状は閉経後の女性で最も多くみられます。

ドライアイには、涙の成分に異常があり涙がすぐに蒸発してしまうために起こるものもあります(蒸発性ドライアイ)。この場合は涙腺が十分な量の涙を分泌していても、涙の蒸発が早いために、特定の活動時や環境下では結膜と角膜を完全に覆うだけの涙液層が保たれなくなります。

まれですが、涙液欠乏性ドライアイは関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群といった全身疾患の症状の1つとして発現することもあります。

ドライアイの主な原因

■涙の質・量の低下(涙液が正常ではない)
高齢、夜遅くまで起きている、ストレスが高いなど(生理的要因)
病気、ある種の降圧剤や精神安定剤など
■まばたきが少ない
コンピューター、ワープロ、眼を酷使する作業(運転、細かい作業、読書など)
■涙が蒸発しやすい
眼が大きい、乾燥した部屋など
■その他
コンタクトレンズ、アレルギー性結膜炎、大気汚染、紫外線など

ドライアイのメカニズム

ドライアイとは、涙が不足したり成分が変化して質が悪くなることによって、眼の表面に障害が生じる状態をいいます。涙はまばたきによって網目状の薄い膜となり(写真1)、いつも眼の表面を覆って乾燥あるいはゴミや細菌などから眼を守っていますが、ドライアイになると涙液が正常ではなくなるために眼の表面を十分に保護できなくなり、眼が乾くのです。

ドライアイの症状

ドライアイの症状としては、眼の刺激感、ヒリヒリ感、かゆみ、つっぱるような感じ、眼の奥の圧迫感、眼に何かが入っている感じなどがあります。眼の表面が損傷を受けるため、不快感やまぶしさが強くなります。まばたきの回数が減るような活動により症状は悪化します。特に読書、コンピューターの使用、車の運転、テレビを見るなど、眼を長時間使う活動ではその傾向が強くなります。また、空気中のほこりや煙、空気が乾燥した環境によってもドライアイの症状が悪化します。空気が乾燥しやすい条件としては、飛行機やショッピングモールの中、湿度の低い日、エアコンや送風機、ヒーターを使用している場所(特に車の中)などがあります。特定の薬剤の使用も症状を悪化させることがあります。具体的にはイソトレチノイン、トランキライザー(精神安定薬)、利尿薬、降圧薬、経口避妊薬、抗ヒスタミン薬などです。症状は、涼しくて雨や霧の出ている天候のときや、シャワーを浴びているときのように湿度の高い環境下では軽くなります。

ドライアイの主症状|ドライアイ(角結膜乾燥症)【眼科疾患】

かなり重症のドライアイでも、視力が失われることはまれです。しかし、眼を長時間使用すると視界がぼやけるように感じられたり、あるいは刺激感がひどく眼を使うのが困難に感じられることはあります。眼の乾燥がひどい場合は、角膜の表層が厚くなってしまったり、角膜に潰瘍や傷ができることもあります。ときには、血管ができて角膜にまで侵入することもあります。このような新生血管や傷が角膜にできると、視力障害が起こる可能性があります。

通常は症状だけで診断がつきますが、シルマー試験という検査を行うこともあります。これは、まぶたの端にろ紙をはさんで、涙の量を測る検査です。また、角膜に傷がないかをスリットランプで観察します。

涙の役割

涙の役割|ドライアイ(角結膜乾燥症)【眼科疾患】

■涙が減る病気や薬の影響、または年齢や環境もドライアイの原因に

涙が不足したり質が悪くなる原因には、眼の病気やある種の薬の影響があげられますが、健康な人でも年齢と共に涙は少なくなりますし、夜間やストレスが高い時も少なくなります。一方、涙は十分にあっても、まばたきが少なかったり部屋が乾燥しているとドライアイになりやすく、またコンタクトレンズやアレルギー性結膜炎はドライアイと深く関係しているといわれています。

ドライアイの対策

日常生活
普段の生活に少し気をつければ眼の乾きを軽くすることができます。
○ワープロ、コンピューター作業は休憩が必要
リラックスを心掛け、眼が疲れたら休ませましょう。
○なるべく上をみない
テレビやワープロの画面は、眼より下方に置くようにしましょう。
ときどき眼を休ませる
画面は眼より下に置く
○見やすい環境を作る
机は直射日光を避けて、ワープロなどの画面は照明が反射しない場所に置きましょう。
照明が反射している画面は眼が疲れる
○部屋の湿度を保つ
加湿器やぬれタオルを干すなどして保湿に注意しましょう。
冷暖房の効いている部屋は眼が乾きやすい

【対策-2】

  • 眼科を受診し、医師の処方した目薬をさす。
  • 鍼灸治療を受けましょう。

ドライアイの可能性を自己診断してみましょう

ドライアイではなくとも、例えば眼鏡やコンタクトレンズの度が合っていないと眼が疲れやすく感じます。次のチェックリストでドライアイの可能性をチェックしてみましょう。
次の症状であてはまる項目にチェックをつけてください。ただし年に1、2度程度の症状はあてはまりませんが、軽度でも長期間にわたって現れる症状にはチェックをつけてください。

1 眼が疲れやすい  
2 めやにが出る  
3 眼がごろごろする  
4 重たい感じがする  
5 眼が乾いた感じがする  
6 何となく眼に不快感がある  
7 眼が痛い  
8 涙が出る  
9 ものがかすんで見える  
10 眼がかゆい/td>  
11 光を見るとまぶしい  
12 眼が赤い  

チェックが5つ以上ならドライアイの可能性があります。さらに10秒以上眼を開けていられない、まばたきの回数が多い(40回/1分以上)なら、その可能性がさらに高いといえるでしょう。

ドライアイ(角結膜乾燥症)鍼灸治療治療法

ドライアイ(角結膜乾燥症)鍼灸治療治療症例と臨床経験

ドライアイ(角結膜乾燥症)鍼灸治療症例 ドライアイ患者210名。取穴:眼底穴、球後、風池、翳明、上星、太陽、晴明、翳風、養老、合穀。針体から微電流を50分ほど流し続けます。眼底穴と球後穴、中国では、目の病気の治療によく使われますが、他のツボより痛みが出やすいため、当院ではこのツボを使う場合、患者さんに説明し、同意してもらった上のみ、治療を行います。

ドライアイ(角結膜乾燥症)鍼灸臨床経験 :ドライアイには、原因疾患の治療も不可欠ですが、治療方法として、眼科で、医師の処方した目薬より効果がよく、持続効果も長いです。

ドライアイ(角結膜乾燥症)鍼灸治療のメカリズム

ドライアイ患者の涙液の量と質を正常な状態に戻り、傷付いた角膜の修復する働きがあると考えられます。

ドライアイ(角結膜乾燥症)鍼灸治療効果

ドライアイ患者210名、症状がなくなったのは167名でした。

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