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狭心症

狭心症と中国鍼灸 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

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狭心症症について

狭心症とは、心臓の筋肉へ供給される酸素が不足するために起こる、一時的な胸の痛みや圧迫感の状態です。
狭心症の場合は、胸の圧迫感や痛みなど一時的な発作ですむことが多いのですが、進行して心筋梗塞を起こすと失神するような激しい痛みに襲われ、最悪の場合には心臓の停止・突然死を招くことがあります。 動脈硬化が進んでいるとき、血管の内壁にはコレステロールが粥(かゆ)状にこびりつき、これが血管の内側を細くして血液の流れを妨げています。細く狭くなった血管内では血液が流れにくくなるため、心臓の筋肉に十分な量の血液を送り込むことができません。 このため、階段を上ったり、走ったり、緊張や興奮したときなど、心臓に負担がかかると酸欠状態になり発作を起こすことがあります(労作狭心症)。また、睡眠中や安静時に、冠動脈が痙攣し、血管が一時的に狭くなることによって発作が起こることもあります。

狭心症に対する当院の取り組み

当針灸院(鍼灸院)の狭心症の治療目的は、狭心症患者にできるかぎりの回復の機会を提供することです。
狭心症に対して、当針灸院(鍼灸院)は25年間、狭心症の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用でより良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、全身の症状が改善します。治癒した例、改善した例を合わせると患者の80%は経過がよいと考えられます。
当針灸院(鍼灸院)の治療は狭心症の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当針灸院(鍼灸院)は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。

狭心症の原因

狭心症の原因の多くは冠動脈疾患です動脈硬化が進んでいるとき、血管の内壁にはコレステロールが粥状にこびりつき、これが血管の内側を細くして血液の流れを妨げています。細く狭くなった血管内では血液が流れにくくなるため、心臓の筋肉に十分な量の血液を送り込むことができません。
狭心症のまれな原因には、重度の高血圧、大動脈弁狭窄、大動脈弁逆流、肥大型心筋症、特に閉塞性肥大型心筋症などがあります。

狭心症の分類

  1. 不安定狭心症:症状のパターンが変化する狭心症のことです。狭心症の特徴からみて、症状が安定していた患者に、痛みがひどくなる、発作回数が増える、あまり運動していないあるいは安静にしているのに発作が起こる、などの変化が現れた場合は危険です。普通はこのような変化は、アテロームの破裂や血栓の形成により冠動脈の狭窄がひどくなり、冠動脈疾患が急速に悪化していることを示すものだからです。心臓発作を起こす危険性が高くなっているため、不安定狭心症は緊急に治療する必要があります。
  2. 異型狭心症:心臓表面の太い冠動脈の1本がけいれんするために起こります。異型と呼ばれるのは運動中ではなく安静時に痛むことと、発作中は心電図に特徴的な変化がみられるためです。
  3. 安静時狭心症:夜間に限らず横になっているときに起こる狭心症のことで、明らかな原因はありません。体を横にすると重力によって体液が移動するため心臓の負荷が大きくなり、その結果、狭心症が起こります。
  4. 夜間狭心症:夜間、睡眠中に起こる狭心症。

狭心症の症状

狭心症は普通、胸骨下の圧迫や痛みとして感じられます。また、痛みは、肩から腕の内側、背中、のど、あご、歯へも広がることがあります。多くの人がこの感覚を、痛みというよりは不快感や重圧感と表現します。
発作が30分以上続く場合は心筋梗塞の疑いがあります。また発作が頻繁に起きるときは心筋梗塞になりかかっていると考えられます。

狭心症の検査

  • 心電図:狭心症発作時には異常を認めます。安静時では異常のないことも多い検査です。
  • 運動負荷心電図:冠動脈が狭くなっていて、十分な酸素が心筋に届いていなければ、典型的な心電図になります。
  • マスター法(階段昇降)、トレッドミル法(ランニングマシン)、エルゴメーター法(自転車こぎ)などの運動方法があります。
  • ホルター心電図:心電図を24時間測定する小型の機械です。異型狭心症の診断に有効です。
  • 運動負荷心筋シンチグラム:放射性同位元素を使い、運動負荷前後で十分に血流が心筋内に足りているかを調べます。
  • 心臓カテーテル:これまでの検査で、異常が疑われた際に行われる検査です。バルーン治療やバイパス手術を行うときには必ず行われます。
  • 狭心症の診断

    症状が典型的な場合は、医師は容易に診断できます。痛みの種類、痛む場所、運動・食事・気候との関連性などが診断の参考になります。冠動脈疾患の危険因子の存在も診断を確定するのに役立ちます。運動中に胸が痛む場合は、医師は試験的にニトログリセリン(血管拡張薬)を舌下投与します。その痛みが狭心症によるものであれば3分足らずで軽くなります。

    狭心症の生活注意点

    狭心症症は生活習慣病の代表ということから、狭心症症の予防策は若年期からのよい生活習慣を確立する努力が大切です。以下のようなことに注意して生活をすることと、中年を過ぎた人は家庭で定期的に血圧を測定する習慣をつけることが大切です。

    1. 肥満の防止
    2. 減塩食の摂取
    3. 高脂食を減らす
    4. 禁煙する
    5. 週3回30〜45分/1回の運動を定期的に行う

    狭心症の西洋医学治療

    狭心症の治療は、症状の安定度と重症度によってある程度は決まります。症状が軽度から中等度で安定している場合は危険因子を改善し、特定の薬で治療するのが最も有効な方法です。急速に症状が悪化している場合は、普通はすぐに入院する必要があります。危険因子を改善するために食生活を含む生活習慣を変え、薬で治療しても症状が治まらない場合は、血管造影検査を行って、冠動脈バイパス術や血管形成術が必要かどうか、どちらがより適しているかを調べます。

    狭心症症の鍼灸治療法

    狭心症症鍼灸治療症例と臨床経験

    狭心症症鍼灸治療症例 :狭心症症患者150名、取穴:内関、人迎、懸鐘、三陰交。電気針。

    狭心症症鍼灸治療臨床経験 :当針灸院(鍼灸院)では、多くの狭心症患者の症状を回復させてきました。今も多くの狭心症患者が通っていらっしゃいます。狭心症患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、多くの狭心症患者は正常な生活を送ることができるようになりました。

    狭心症の鍼灸治療のメカリズム

    鍼灸治療は心臓の冠状動脈を拡張させると考えられます。

    狭心症患者の質問

    狭心症患者UI様

    [ 症状、ご相談内容 ] :
    約2年程前に心電図に異常が見られたことからカテーテル検査を勧められ受けた結果、冠攣縮性狭心症と診断され、現在アダラートを1日2回 朝晩服用しております
    今のところ狭心症のひどい発作は起きずにすんでおりますが、一方で期外収縮が頻繁に起きる様になり、かなり違和感を感じております。期外 収縮は1日中昼夜を問わず起き気分が優れません。朝は布団の中で起き上がる直前に、朝食後、10時、昼食後、3時,6時、夕飯後、眠る 前等々1日に複数回脈飛びを感じ、その度に心臓が詰まったような、グルグルんと一回転したような違和感を覚え、それがとても気になりま す。
    このような期外収縮の症状に鍼灸治療が効果的であるということですが、具体的にどの様な鍼治療を行って頂けるのか、そしてその効果につい て教えていただけたら幸いです。

    当院の返事:
    期外収縮は心臓の洞結節以外の場所から、心臓に電気が 流れ、起きた現象です。UI様の場合、冠攣縮性狭心症が 原因です。
    私の経験から、当院の鍼灸治療は期外収縮には、かなり 有効です。
    最近、一人期外収縮患者が、当院で暫く鍼灸治療を受け、 期外収縮の症状がかなり良くなりました。
    今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。 当院が開発した特殊な治療法で、治癒した例、改善した例を 合わせると患者の80%は経過がよいと考えられます。
    ハリ治療は、冠状動脈を広げる効果と自律神経バランスを 調節効果があります。冠状動脈の攣縮を改善することが ハリ治療のポイントです。

    患者様の返信:
    院長先生
    先ほど、1/5日に次回のご予約をしました。
    お陰様で今週は期外収縮は無くなり、脈飛びを感じ無くなりました。
    冠攣縮性狭心症の経過は順調で、本当にあともう一息のところに 来ているかと思います。ありがとうございます。
    次回は引き続き、冠攣縮性狭心症の治療と併せて 持病のある緑内障の治療をお願いできたらと 思っていますが、冠攣縮性狭心症と同時に治療を行うことはできますか?

    緊縮性狭心症患者の治療相談

    [ 症状、ご相談内容 ] :
    ストレスを溜め込んで、緊縮性狭心症と診断された事があります 一度大掛かりなバイパスによる検査受けたこともあります こちら狭心症で保険適用の鍼灸は可能でしょうか

    冠攣縮性狭心症患者の治療相談

    [ 症状、ご相談内容 ] :

    冠攣縮性狭心症患者の治療相談

    [ 症状、ご相談内容 ] :
    冠攣縮性狭心症と診断され、休職して治療中です。 心療内科も受診しており見ていると鬱なのではないかと思えます。 1日中心臓も痛みが取れないといい大学病院に1週間ほど入院した所、1割ほど冠攣縮性狭心症の発作が見られましたが、9割は冠攣縮性狭心 症による痛みではないとの事でした。 冠攣縮性狭心症の治療としては、最大限の治療を受けているとのことでこれ以上、打つ手が無いと本人は悲観しております。
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