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神経因性膀胱

神経因性膀胱の鍼灸治療 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒

神経因性膀胱について

神経因性膀胱の原因|神経因性膀胱【泌尿器、生殖器疾患】

神経因性膀胱とは排尿に関与する神経の障害によって膀胱機能に異常が生じた病気です。
神経因性膀胱は、神経性の損傷が原因の膀胱機能障害で、主要な症状は,溢流性尿失禁であり,神経障害の重大な合併症でもあろます。
膀胱が尿で充満すると、それを感知して大脳に信号が送られ尿意を感じます。それから、がまんしたり排尿を行います。大脳から膀胱や骨盤内の筋肉に指令を出しますが、この膀胱から大脳に至る神経の一部の障害によって起こる排尿障害を、神経因性膀胱といいます。
神経因性膀胱には大別して、上位型と下位型があります。仙髄の排尿反射中枢よりも中枢側に病巣がある場合を上位型といいます。その反対に仙髄の排尿反射中枢よりも末梢の異常の場合に下位型といいます。上位型は膀胱が無抑制収縮をする過活動膀胱ともいいます。下位型は膀胱の収縮が消失する低活動膀胱ともいいます。多くの神経疾患で神経因性膀胱を生じますが、特に脊髄損傷ではほとんどの患者が神経因性膀胱になります。なぜなら排尿反射中枢が脊髄末端の仙髄にあるので、脊髄のどの部位が障害を受けても排尿の仙髄と大脳間の神経経路が遮断されるためです。

神経因性膀胱に対する当院の取り組み

 

北京中医康針灸院の神経因性膀胱の治療目的は、神経因性膀胱の回復程度を高めることと神経因性膀胱が完治するまでの時間の短縮することです。
多くの西洋医学治療で回復できない神経因性膀胱患者さんの期待に応えるため、当針灸(鍼灸)院が25年間、神経因性膀胱の治療に力を入れて、臨床研究を重ねた結果、独自な電気ハリを考案いたしました。そして良い成果を上げています。1998年11月1日より2008年11月1日までの10年間に北京中医康鍼灸院に来院された神経因性膀胱患者440名を集計したところ、完治したのは365名でした。
神経因性膀胱の症状が頑固なため、当針灸(鍼灸)院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当針灸(鍼灸)院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気ハリで、最大限の効果を引き出しています。神経因性膀胱の回復は患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
もう一つ注目すべきところは、完治した神経因性膀胱患者の多くは数年経っても、再発しませんでした。針灸は神経因性膀胱の再発の予防にも効果があることが分かりました。

神経因性膀胱の原因

神経因性膀胱は排尿をコントロールする大脳、脊髄、末梢神経が障害されることによって起こってきます。
 

  1. 大脳の障害による神経因性膀胱:痴呆パーキンソン病、脳卒中や 脳梗塞などの脳血管障害、脳髄膜炎、 頭部外傷などがあげられます。
  2. パーキンソン病などの脳の障害、 脊髄損傷多発性硬化症などの脊髄の障害。    
  3. 脳と脊髄の障害による神経因性膀胱: 多発性硬化症脊髄小脳変性症など。
  4. 脊髄の障害による神経因性膀胱:脊髄損傷、 頸椎症、二分脊椎、脊椎腫瘍、脊椎の血管障害、脊椎炎。
  5. 末梢神経の障害による神経因性膀胱:糖尿病性神経症、 腰椎椎間板ヘルニア腰椎分離症、子宮がんや直腸がんなどの骨盤腔内手術など。

神経因性膀胱の分類

  1. 弛緩性神経因性膀胱:膀胱の容量が大きく,内圧は低く,収縮が認められない。それは4レベルの脊髄損傷に起因する場合がある。急性の脊髄損傷後,当初の弛緩は長期化する,または攣縮が続く,または数日後,数週間後,数カ月後に膀胱機能が改善される場合がある。
  2. 痙性膀胱神経因性膀胱:膀胱の容量は正常または小さく,不随意性の収縮が起こる。それは通常脳損傷またはT12より上の脊髄損傷に起因する。正確な症状は,損傷部位と重症度によって異なる。膀胱収縮と外部排尿括約筋弛緩は,典型的に協調しない(括約筋協調障害)。
  3. 混合型神経因性膀胱:神経因性膀胱の原因障害は多く,梅毒,糖尿病,脳または脊髄腫瘍,脳卒中,椎間板断裂,脱髄性または変性障害(多発性硬化症,筋萎縮性側索硬化症)がある。
  

神経因性膀胱の症状

神経因性膀胱の原因となる病気によって排尿障害の症状や程度はさまざまで、無症状のこともあります。また、排尿をコントロールする神経は排便や性機能にも関与しているため、排便の異常や性機能障害(インポテンツ)を伴う場合もあります。排尿障害から膀胱炎や腎盂腎炎などの尿路感染症を起こし、それが原因で腎機能障害を来すこともあります。
 

  1. 頻尿
  2. 尿失禁
  3. 排尿困難(尿が出にくい)
  4. 尿閉(膀胱内に尿はあるが、出すことができない)
  

神経因性膀胱の検査

神経因性膀胱の検査は膀胱炎などの尿路感染症の有無や原因を調べるため、尿検査が行われます。画像検査としては、X線や造影、超音波、MRI、膀胱鏡などの検査が行われます。  排尿の状態を調べるために、膀胱内の圧力と尿流量などを調べる検査を行ったり、残尿の有無について調べるために排尿後に超音波検査や導尿を行い、膀胱内に尿が残っていないかどうかを調べたりします。  また、前述のように大脳や脊髄、末梢神経の病変が原因となることもあるので、頭部や脊髄のMRI、髄液検査などが行われることもあります。  

神経因性膀胱の診断

神経因性膀胱の診断は臨床症状で推測できます。 また、症状から排尿をコントロールする神経の障害部位も推定できます。
画像診断と膀胱鏡検査または尿流動態検査で確定します。また、大脳や脊髄、末梢神経の病変が原因となることもあるので、頭部や脊髄のMRI、髄液検査などが行われることもあります。  

神経因性膀胱の西洋医学治療

神経因性膀胱の西洋医学治療は原因に対する治療が行われます。それによってよくなることもありますが、原因が明らかになっても神経因性膀胱そのものは、なかなか改善しない場合もあります。  排尿障害に対しては、下腹部を圧迫したり叩いたりして膀胱を刺激することで排尿を試みます。それでも無効な例では、患者さん自身で1日4〜5回導尿する「間欠的自己導尿法」が行われます。  この方法は、膀胱機能の回復や持続的導尿の合併症の予防に有効であるともいわれており、病院で指導を受けて修得します。  間欠的自己導尿法ができない場合には尿道カテーテルという管を留置しますが、その場合は尿路感染症、尿路結石などの合併症の可能性があります。  薬物療法も行われ、塩酸オキシブチニン(ポラキス)、塩酸プロピベリン(バップフォー)、塩酸イミプラミン(トフラニール)、臭化ジスチグミン(ウブレチド)、ウラピジル(エブランチル)などを用います。  手術療法が考慮される場合もあり、膀胱拡大術、尿道周囲コラーゲン注入術・スリング手術、経尿道的手術が行われることがあります。   

神経因性膀胱の鍼灸治療法

過活動膀胱の鍼灸治療症例と臨床経験

神経因性膀胱の鍼灸治療症例 :神経因性膀胱440名。取穴:中脘、関元、気海、中極、神門、百会、腎兪、次髎、命門、陰陵泉、三陰交、足三里。電気針、50分間。気海、お臍に間接灸9壮。

神経因性膀胱の鍼灸臨床経験 :北京中医針灸院では、多くの神経因性膀胱患者の症状を回復、或いは改善させてきました。今も多くの神経因性膀胱患者が通っていらっしゃいます。神経因性膀胱患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かく具体的な針灸治療方法で対応しています。針灸治療では、神経因性膀胱患者の回復と予後は比較的良好です。多くの神経因性膀胱患者は完治になりました。

神経因性膀胱の鍼灸治療効果

神経因性膀胱440名、完治したのは365名でした。

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