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パニック症候群

パニック障害の鍼灸治療

パニック障害の原因

パニック症候群の原因|パニック症候群【神経系疾患】

パニック症候群とはパニック障害とも言われており、めまい、動悸、呼吸が苦しくなる、手足がしびれる、吐き気や呼吸困難、このまま死ぬのではないか、狂ってしまうのではないか、という恐怖に襲われる症状(パニック発作)が突然起こる病気のことです。 パニック障害は、重いストレスや、結婚、子どもができるというような人生での大きな出来事がきっかけとなり発症します。パニック障害の特徴は、人により異なるパニック発作(突然襲ってくる強い恐怖感)が生じることです。 パニック発作が継続する時間は人それぞれです。数十分続く人もいれば、比較的短い時間で収まるが、パニック発作を幾度も繰り返す人もいます。パニック発作が収まってもこのパニック発作は事情に痛みを伴いますので、喪失感や憂鬱を感じる人が多いことです。一番の恐怖はこの苦しみの再発です。そして、この恐怖感がまたパニック発作を引き起こす大きな要因となります。 1か2のことを1ヶ月以上頭から離れない、もしくは1ヶ月以内でもこの不安や心配が原因で再びパニック発作に襲われるとパニック障害になってしまう可能性があります。 前記のように、経験から来る恐怖感が再度パニック発作を引き起こす要因と述べました。これが予期不安と広場恐怖です。予期不安とは文字通り再度パニック発作を感じる事への恐怖心や発作の予兆を感じて不安になることです。広場恐怖症とは、再度のパニック発作への不安感から人が多数いる場所や家から離れた場所へ行くことに対して恐怖感を覚え、外出困難になります。電車に乗れない、必要であるはずの病院へ行くことすら不可能な人もいます。このため、仕事や買い物にあまり出かけられず、社会生活に支障をきたします。自然に治ることもあるのですが、社会生活に問題がでてくる場合があるので治療が必要になってきます。パニック症候群の判断は、病状が1か月以上続くこと、薬物や身体疾患、また、他の精神疾患ではないことが診断の基準になります。

パニック発作=パニック障害ではありません。誰でもパニック発作を起こすことはあります。パニック発作の原因について常に心配するに特に異状が認められないのに、パニック症候群の症状が、4つ以上起こる場合、パニック発作と定義されます。このパニック発作は、自分で発作の予期が出来ずに起こり、パニック発作を体験した後、また同じような発作が起きるかもしれない、という予期不安が続くと、「パニック症候群」と診断されます。パニック発作が起こると、患者は、その体験を非常に強烈なものとして感じるため、次に不安の発作が発生する状況を非常に恐れ、また起きるのではないかとさらに不安に感じ、以前発作をおこした場所を避けたり、外出を避け家にこもりがちになったりします。これを予期不安と呼んでいます。電車や人の多い人ごみなどで発作が起こった場合、その後、電車に乗れなくなったり、人ごみを避けるようになったりします。パニック症候群は、カフェインやニコチンで悪化するため、カフェインを含む食べ物やタバコは避けるべきだと言われています。また、女性に多い病気だといわれています。20歳代や30歳代に発症することが多いです。 米国精神医学会(APA)によると、症状には以下のようなものがある

  1. 動悸(どうき)、心悸亢進、または心拍数の増加
  2. めまい、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、または気が遠くなる感じ
  3. l呼吸困難、窒息感、息切れ感、または息苦しさ
  4. 嘔気、または腹部の不快感、身震い、またはふるえ、胸痛、または胸部不快感、発汗
  5. 強い熱感または冷感
  6. 理由のない強い恐怖感、死ぬのではないかという不安
  7. 現実感消失(現実でない感じ)、または離人症状(自分自身から離れている)
  8. コントロールを失うことに対する、または気が狂うことに対する恐怖
    死ぬことに対する恐怖
  9. 異常感覚(感覚麻痺またはうずき感)、冷感または熱感

精神的、身体的要因のいずれもパニック発作のきっかけとなる。このような要因について理解しておくことも、発現の予防のためには重要です。 パニック障害は不安障害の中の1つです。不安障害は最も一般的な障害の1つで、対人恐怖、広場恐怖など様々な障害や恐怖症が含まれます。 生涯有病率1.6%〜2.2%と言われる。男女ともに起きる疾患だが、女性の罹患率が2倍程度です。  パニック症候群の特徴的な症状はパニック発作です。原因不明の激しい不安を突然感じます。誰でも体験した事があると思われる「悪夢」に襲われるような感じですので、とってもつらい症状です。 不安や恐怖は、危険を回避するための生体防御反応です。このことから、神経伝達物質のバランスのくずれによって、ほんの少しの刺激に対しても警報が発せられ、引き起こしているとも考えられます。 脳は、ストレスを感じたときに、ノルアドレナリンを放出することで、不安感を覚えます。このときに不安を抑えるために、セロトニンを放出します。このセロトニンが不足しているので、「不安を抑えることができない」というのが、原因とされています。 先天的にセレトニン神経の働きが弱いばあいと、ふだんの生活での、ストレスや疲れによってセレトニン不足してくる場合があります。 神経伝達物質は、ノルアドレナリンをはじめ、約30種類があります、ノルアドレナリンとセロトニンは、パニック症候群に関係していることがわかってきています。 脳医療においては脳の機能にかかわっている、神経伝達物質の機能異常によって起こるとする考え方が主流となっています。うつ病、統合失調症も神経伝達物質の機能異常によるものです。

定型的なパニック障害は、突然生じるパニック発作によってはじまる。続いてそのパニック発作が再発するのではないかとおそれる予期不安とそれに伴う症ァ、手足のしびれ、吐き気、息苦しさなどがあります。不安感には、漠然とした不安と、死ぬのではないか、気が狂うのではないかなどの恐怖感があります。患者は、これらの症状に非常に困惑し、救急受診をすることも多いです。しかし、これらの症状は、特別な処置がなくとも、多くは1時間以内に、長くとも数時間のうちに回復します。これが「パニック発作」です。 パニック障害患者は、パニック発作に非常に強烈な恐怖を感じます。このため、発作が発生した場面を非常に恐れ、またあの恐ろしい発作が起きるのではないかと、不安を募らせていきます。これを「予期不安」という。そして、パニック障害患者は神経質となり、いつも身体の状態を観察するようになります。そして、持続的に自律神経症状が生じることとなり、パニック発作が繰り返し生じるようになります。パニック障害の特徴をもっと詳しく説明します。

1.広場恐怖

パニック発作の反復とともに、患者は発作が起きた場合にその場から逃れられないと思われる状況を回避するようになる。回避される状況としては、電車や飛行機、歯科、理・美容室、レジを待っている時、道路の渋滞など、一定時間特定の場所に拘束されてしまう環境や、ショッピングモールなど人込みの中などがあります。さらに不安が強まると、患者は家にこもりがちになり、一人で外出できなくなります。このような症状を「広場恐怖(アゴラフォビア)」という。広場恐怖の進展とともに、患者の生活の障害は強まり、社会的役割を果たせなくなっていく。そして、この社会的機能障害やそれに伴う周囲との葛藤が、患者のストレスとなり、症状の慢性化、悪化をさらに進行します。

2.二次的うつ

予期不安や広場恐怖により社会的に隔絶された状態が続くと、そのストレスや自信喪失などによってうつ状態となることも多いです。元来うつが見られなかった患者でも、繰り返し起こるによって不安が慢性化していくことでうつ状態を併発し、実際にうつ病と診断されるケースもあります。但し、これはパニック発作に起因して二次的に発症した別個の疾病であり、パニック障害そのものの症状とは分けて考える必要があります。 「予期しないパニック発作」が繰り返し発生し、それらに対する予期不安が1か月以上続く場合、パニック障害の可能性があります。突然のパニック発作で始まり、予期不安を生じ、症状が持続するようになり、広場恐怖に進んでいくという経過の確認も、臨床診断においては、重要です。臨床では、パニック障害は、広場恐怖を伴う慢性化したものと、広場恐怖を伴わない軽症例の2つに区分されます。 パニック障害診断基準は、アメリカ精神医学会『DSM-I v精神障害の診断と統計の手引き』が用いられることが多いです。 PTSD・うつ病・強迫性障害など精神疾患の症状の一つとしてパニック発作を併発する場合がありますが、この場合は、これら病気の症状の一つとして扱われ、パニック障害とは診断されないです。また身体疾患が原因になっている場合もパニック障害とは診断しないです。 その原因について従来は、心理的な葛藤が根本にあると思われてきました。しかし、近年認知行動療法の有効性が明確となり、心理的「原因」よりも、症状に対する患者の対処が症状進展のメカニズムとしては重視されるようになりました。 パニック障害の重症度は様々です。重症例では、適切な治療を受けないまま経過すると、数年間にわたって外出できないなど、日常生活や社会生活に大きく支障をきたします。特にパニック障害という病名がまだ広まっていなかった時代に初発した患者の中には、広場恐怖の程度が重く、長期化します。 なお、パニック障害にうつ病が併発する場合が少なくはなく、日本では約3割、欧米では約5-6割といった統計も出されていますが、パニック障害とうつ病は直接的因果関係はありません。

パニック障害

パニック発作をくり返す病気です。この発作は、特別な前ぶれなく突然にあらわれ、だいたい数分程度でおさまるのが特徴です。強い不安を感じ、死ぬのではないか、気が狂ってしまうのではないかと感じます。同時に動悸・呼吸困難・過呼吸・めまい・発汗・ふるえなどのからだの症状も生じます。夜中寝ている最中、運転中、雑踏の中などどこでも起こります。
一度起こすと同じ場所に行くのを避けたり、また起こるのではないかと不安になったり(予期不安)します。また、慢性的になると、外出をひかえるなど生活が消極的になったり、からだの状態を気にして病院を頻繁に受診したり、気分的に落ち込んだりといった状態になることもあります。

全般性不安障害

パニック発作のように急激にあらわれるのではなく、不安が持続的・慢性的に続くものです。パニックほどの強さはありませんが、いらいら・緊張・集中困難などを伴い、リラックスできない感じが続きます。からだの面でも、頭痛・動悸・不眠・下痢などいろいろな症状が出がちです。この状態のときも、からだがわるいのではないかと心配し、病院受診をくり返すことがあります。

パニック発作はどの不安障害でも起こる可能性があり、通常、各障害の主要な特徴に結びついた状況に反応して生じます。たとえばヘビ恐怖症の人は、目の前にヘビが現れるとパニックを起こします。また、こうした状況に応じて引き起こされるパニック発作とは別に、理由なしに内発的なパニック発作が起こる場合があり、後者がパニック障害として定義されます。

パニック発作はよくみられるもので、毎年成人の3分の1以上に生じています。パニック発作やパニック障害は女性に多く、男性の2〜3倍の割合で発症します。ほとんどは治療を受けなくてもパニック発作から回復しますが、少数の人ではパニック障害に進行します。パニック障害は任意の12カ月の間に約2%の人に発生します。パニック障害は通常、青年期の終わりごろから成人期初期に発症します。

パニック発作では、以下の症状のうち4つ以上が突然現れます

症状は10分以内に最高潮に達し、通常は数分で消失します。その後は、またひどい発作が起こるのではないかと恐れる気持ちが残りますが、それ以外には医師に観察できる特別な症状はほとんどありません。特にパニック障害での発作の場合は、不意に明らかな理由なく発生することがあるため、頻繁に発作が生じる人にはまた発作が起こるのではないかという不安が常にあり(予期不安と呼ばれる状態)、パニック発作を起こしたことがある場所を避けようとします。

パニック発作の症状には生命維持にかかわる多くの器官が関与するため、心臓、肺、脳などに危険な医学的問題があるのではないかと心配し、医師に相談したり、救急車で病院へ駆けこんだりします。しかし、そこで正確な診断が下されないことがあり、重大な病気が見過ごされているのではないかという新たな不安を抱くことがあります。パニック発作は不快感や、ときに極度の苦痛を伴う場合もありますが、生命の危険はありません。

不意に理由もなく襲うパニック発作が少なくとも2回起こり、その後はまた発作が起こるのではないかという恐怖感が1カ月以上続く場合は、パニック障害と診断されます。発作の頻度は個人差が大きく、数カ月にわたり毎週または毎日発作を起こす人もいれば、数日間にわたって連日発作を起こした後、発作のない期間が数週間から数カ月続く人もいます。

パニック障害は心身症やうつ病などとは異なり、心理的・社会的なストレスとはまったく別の要因で起こると考えられています。

人間の脳は、ストレスを感じたときに、ノルアドレナリンを放出することで、不安感を覚えます。このときに不安を抑えるために、セロトニンを放出します。このセロトニンが不足しているので、「不安を抑えることができない」というのが、原因とされています。

セレトニンの不足については、先天的にセレトニン神経の働きが弱いばあいと、ふだんの生活での、ストレスや疲れによって不足してくる場合があります。

現在の医学で神経伝達物質は、ノルアドレナリンをはじめ約30種類が確認されており、なかでもノルアドレナリンとセロトニンは、密接に関係していることがわかってきています。

また、脳医療においては脳の機能にかかわっている、神経伝達物質の機能異常によって起こるとする考え方が主流となっています。これらのことは、克服するための知識として知っておくとよいと思います。
私たちが感じる不安や恐怖は、危険を回避するための生体防御反応です。
このことから、神経伝達物質のバランスのくずれによって、ほんの少しの刺激に対しても警報が発せられ、引き起こしているとも考えられます。

パニック障害鍼灸治療法

パニック障害鍼灸治療症例と臨床経験

パニック障害の鍼灸治療症例:パニック障害120名。男性38名、女性82名。取穴:人中、足三里、下関、頬車、地倉、合穀、中脘、気海、内関、百会、三陰交。低周波で、針体から微電流を流し続けます。

パニック障害の鍼灸臨床経験:パニック障害の鍼灸治療でも、うつ病の鍼灸治療と同じように、非常に高い治癒率と有効率が得られます。

パニック障害鍼灸治療のメカリズム

パニック障害の鍼灸治療によって、セロトニンなどの神経伝達物質の分泌量を増加させると考えられます。

パニック障害鍼灸治療効果

パニック障害120名患者、完治したのは99名でした。

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