中国鍼灸院 東京・銀座

下垂足

下垂足 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

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下垂足について

下垂足の治療|下垂足【神経系疾患】治療前
下垂足の治療結果|下垂足【神経系疾患】治療後

下垂足とは、何らかの原因で、腓骨神経が運動機能障害の状態です。
腓骨神経は坐骨神経から別れる神経の一つですが、坐骨神経はL4〜S3より起こり、末梢神経の内で最も大きな神経です。太さはペン軸くらいで、長さは1M以上もあります。梨状筋下口を出て大転子と坐骨結節との間を下り、大腿後側の中央で総腓骨神経と脛骨神経とに別れます。
総腓骨神経は、大腿二頭筋の内側縁に沿って下り、腓骨頭を回って下腿前側に出て浅、深腓骨神経に別れます。浅、深腓骨神経とも下行して、最後には足背と指に分布します。
腓骨神経は最も外傷を受けやすい神経の一つです。
膝窩部周辺の外傷で侵されることが多く、股関節部の脱臼、坐骨神経麻痺でも腓骨神経が障害されます。
下垂足は睡眠時、泥酔時、長時間しゃがんだとき、あるいはギプス、副子などの圧迫、ときには神経炎による麻痺もみられます。

下垂足に対する当院の取り組み

下垂足原因|下垂足【神経疾患】

当院の下垂足の治療目的は、下垂足患者にできるかぎりの回復の機会を提供することと下垂足の完全な回復までの時間を短縮することです。
難治である下垂足の治療に対しては、当院長が下垂足患者さんの期待に応えるため、30年間、下垂足の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。臨床治療の結果として、良い成果を上げています。
治癒した例、改善した例を合わせると患者の80%は経過がよいと考えられます。
当院の特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。 当鍼灸(針灸)院の針灸治療で、多くの下垂足患者さんの足の麻痺、脱力、筋力低下の症状が消失しました。下垂足患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。

下垂足の鍼灸治療法

下垂足の鍼灸治療症例と臨床経験

下垂足の鍼灸治療症例:下垂足患者155名、取穴:環跳、陽陵泉、丘虚、崑崙。電気針。

下垂足の鍼灸臨床経験:中国鍼灸院では、多くの下垂足患者の症状を回復させてきました。今も多くの下垂足患者が通っていらっしゃいます。下垂足患者の一人一人の症状に合わせて、中国鍼灸院はきめ細かい針灸治療を行っています。針灸治療では、下垂足患者の生活の質と予後はかなり良好です。大多数の下垂足患者は普通の生活に戻ることが可能になりました。
下垂足には当院の鍼灸治療は特にお勧めです。

下垂足の鍼灸治療メカリズム

下垂足の原因|下垂足【神経疾患】

当院独自開発した【下垂足透穴針】治療法:足にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけますと、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ、腓骨神経組織を健常化する仕組みです。
1.【下垂足透穴針】:特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.足動脈の血流量が増え、足への血流供給が増え、損傷した腓骨神経組織と機能を修復します。
4.腓骨神経の健常化をさせます。

下垂足治療の実際様子と流れ

下垂足の原因|下垂足【神経疾患】

1.当院独自開発した【坐骨神経透穴針】治療法:
 特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。

中国鍼灸院の新聞の紹介記事

下垂足の原因|下垂足【神経疾患】

『週刊文春』
 出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
 出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
 出版社:徳間書店
『週刊大衆』
 出版社:双葉社

下垂足患者の声 清水様  男性 31歳

御蔭様で今数年前から中断していた富士山登山もできるまでに回復し、大変嬉しく感じているところです。
5年前、突然右下腿外側から足の甲にかけてのしびれや感覚異常があり、足首や足指を上げることができなくなりました。階段や家の中での、転倒は、珍しくなく、激痛のため、眠れない事が、度々でした。
病院で下垂足と診断され、様子を見ると言われました。将来が歩けないという不安に落ちた時に、掛かり付けの医師から中国鍼灸院が下垂足の鍼灸治療技術を持っているから、という理由でご紹介を頂きました。
二週間後、足首や指を曲げる事が出来るようになり、鶏のような歩き方は無くなりました。1か月後は、引きずって歩いていた足が自由に階段を歩けるようになりました。
歩き方もすっかり元通りになり、エスカレータの上がり下がりも平気になりました。お会いする友人から祝福と驚きのことばを受けています。
先生に出会えたことは私の宝です。全国の同じような病の皆様にも、鍼灸治療を知ってほしいと願っています。 (以上御本人の承諾をいただいて掲載いたしました。)

下垂足と西洋医学

下垂足の原因

  1. 圧迫:
  2. 炎症:

腓骨神経は膝関節のやや末梢で圧迫を受けやすく、下垂足のケースとしては、長時間にわたって足を組む姿勢をとることや、草むしりのような膝を曲げた姿勢をとること、硬い床の上で寝ることなどがあります。
また、ゴムの締め付けの強い、長い靴下を履いていると腓骨神経が圧迫されることがあります。病院では手術の際の不用意な姿勢、安静臥床などでなることがあります。

下垂足の症状

腓骨神経は、膝裏の近く、ふくらはぎ外側の皮膚の表面を通っている神経です。この神経が圧迫されると下垂足が起こります。この状態では、足をもち上げる筋肉が弱くなって足が上方に曲がらなくなります(下垂足)。
腓骨小頭より末梢では浅、深腓骨神経に分枝しているため、いずれかの麻痺が優位に現れます。腓骨神経は太ももの後面を坐骨神経として降りてきますが、膝の裏側で別れて、腓骨頭の下で下腿の前側にきます。この部分で神経は圧迫されやすくなっています。

  1. 感覚障害:足の甲のしびれ。
  2. 運動障害:垂れ足。

下垂足で、足首が上に曲げられなかったり、親指を上に曲げられなくなったりします。痺れよりも筋肉に力が入らない麻痺のほうが強いことが多いです。腓骨神経は、下腿を走行する神経ですが、坐骨神経から腓骨神経と脛骨神経に分かれます。腓骨神経は、膝の外側を通り、腓骨の側面を下降して、足関節を通り、足指に達します。腓骨神経は足関節と足指に支配領域を持っています。腓骨神経が麻痺しますと、自力で足首を曲げることが出来なくなります。足指も下に垂れたままで、自力で背屈が出来ません。下腿外側から足背部(足の甲)にかけてのしびれや感覚異常があり、足首や足指を上げることができない、いわゆる「垂れ足」になります。「垂れ足」が明らかでない時でも、障子の敷居で足を引っかけたり、サンダルが脱げやすいといった症状がみられることがあります。
具体的には、足指と足首が下に垂れた状態ですので、靴下がうまく履けません。同じことは靴を履くときにも見られます。その都度座って、片手で足を支えてやらないと、靴下も靴も上手く履くことが出来ないのです。車の運転も右足でアクセルやブレーキを踏むことは出来ません。スリッパやサンダルは歩いているうちに脱げてしまいます。走行・正座・和式トイレの使用は当然に不可、右下腿をしっかり保持できませんので、常時、杖の使用が必要となります。更に深刻なのは、右下腿部の疼痛と筋拘縮です。右下腿部は常に痺れたような重だるい疼痛が持続します。この痛みと下垂足により血流障害が発生し、下腿全体の筋肉が拘縮・萎縮をしてくるのです。放置すれば、右下腿は廃用性萎縮となり、スカートをはけなくなります。

下垂足検査

  1. チネル様徴候:チネル様徴候陽性
  2. 筋電図検査、神経伝達速度検査:
  3. 前脛骨筋・長母趾伸筋・長趾伸筋・腓骨筋・長母趾屈筋・長趾屈筋の左右の徒手筋力テスト:足関節および趾の背屈障害のため下垂足を呈し、足の外反もできなくなるため、軽度内反を伴う下垂足となります。

下垂足の診断

下垂足を呈し、上記の感覚障害があり、ティネルサイン(神経傷害部をたたくとその支配領域に疼痛が放散する)があれば傷害部位が確定できます。腰部椎間板ヘルニアや坐骨神経障害との鑑別診断が必要なこともあります。確定診断には、筋電図検査、X線(レントゲン)検査、MRI検査、超音波検査など必要に応じて行います。

下垂足の西洋医学治療

下垂足の西洋医学治療は効果がよくなくて、症状が軽く、足を組むなどの明らかな誘因がある場合には、生活習慣の改善で軽快することがほとんどです。重症例では外科的な神経開放術が行われます。

下垂足と単神経障害

下垂足の診断は下垂足は単神経障害のひとつです。
単神経障害(単ニューロパシー)とは、1本の末梢神経だけに起こる障害です。
単神経障害の原因で最も多いのは、物理的な怪我です。ひじ、肩、手首、膝などの、骨が隆起している部分の体の表面近くを走る神経が長時間圧迫されると、単神経障害が起こります。特にアルコール依存の人などは、熟睡していて神経の圧迫が長びくために、神経障害を引き起こしてしまいます。他にもサイズが合わないギプス、松葉づえの誤った使い方、長時間の無理な姿勢(ガーデニングや、テーブルにひじを乗せたままトランプゲームを続けるなど)も、神経を圧迫する原因になります。圧迫による損傷は、手術の麻酔がかかっている人、特に高齢者で寝たきりの人、体が麻痺している人にも起こります。頻度は少ないですが、激しい運動、事故、冷気や熱気に長時間体がさらされる、癌の放射線療法などでも神経の損傷が起こります。小型工具を強く握り締める、掘削機の振動を過剰に受けるなど圧迫の繰り返しでも神経の損傷は起こりえます。ハンセン病やライム病などの感染症が神経を破壊して単神経障害を起こすことがあります。癌は神経に直接浸潤して単神経障害を引き起こします。一部の有毒物質や薬も、単神経障害の原因となります。
末梢神経の中には、外傷を受けやすい神経があります。たとえば手根管症候群が起こる手首の正中神経、ひじの尺骨神経、上腕の橈骨神経、膝近くの腓骨神経などです。
関節リウマチの患者さんは関節の変形により、これらの誘因がなくても下垂足がみられることがあります。

下垂足と腰髄神経根障害

下垂足は第5腰髄神経根の障害と症状が似ているケースがあります。
下垂足ではチネル様徴候があり、5腰髄神経根の障害ではお尻の筋肉が弱くなるなどの違いがあります。

下垂足患者の質問

下垂足患者IP様

[ 症状、ご相談内容 ] :
下垂足には装具と週2回1時間程度のマッサージと1日3回20分の低周波治療器よるリハビリをしております。 少しでも神経回復が早まるなら先生のはり治療を受けたいと思います。 もし必要なら主治医の紹介状を持参します。よろしくお願いします。

当院の返事:
当院が開発した特殊な治療法で、治ったヒ骨神経麻痺の方がたくさん いらっしゃいますので、心配ないと思います。 

患者様の返信:
下垂足の治療で大変お世話になっております。
おかげさまで、今は装具着けなくても、普通に歩けるようになりました。
昨日病院で腓骨神経の検査を受けたところ、神経麻痺は95パーセント回復したと言われました。
本当にありがとうございます。
下垂足が治るかどうが不安で一杯でしたが、 こんなに早く効果が得られ、驚きました。 来週最後にお伺いしますので、どうぞよろしくお願いします。

下垂足患者の治療相談

[ 症状、ご相談内容 ] :

下垂足患者の治療相談

[ 症状、ご相談内容 ] :

下垂足患者の治療相談

[ 症状、ご相談内容 ] :
脊柱管狭窄症で手術を施しましたが術前から下垂足で術後も変わらずです。 腓骨神経麻痺でそちらで治療させて頂こうと思います。 付いては治療に保険が適用されますでしょうか? よろしくお願い致します。

下垂足患者の治療相談

[ 症状、ご相談内容 ] :
セカンドオピニオンの先生の診断で、私の症状は、脊椎分離辷り症の手術の際に、難しい症状だった為医療事故が発生し右側第5神経根が損傷を受け「下垂足」になったとのことです。 その為、一度傷付いた神経は元には戻らないとのことで「下垂足」は治らないとの診断です。 お手数おかけしました。

下垂足患者I様

[ 症状、ご相談内容 ] :
左大腿後面のしこりに気付く。5月下旬に圧迫にて左下腿に激痛が現れ整形外科を受診、MRIにて多房性の膿砲性病変と医 者 より告げられる。5月末、しゃがんで農作業後に疼痛増強し、整形外科へ疼痛は下腿外側から足甲にあり、足先の持ち上げが出来なくなる。6 月、大学病院でCT、MRI、他検査後、8月中旬、左大腿軟部腫瘍手術、麻痺(下垂足)改善されずに以後整形外科にてリハビリ中です。 3ヵ月すぎましたが下垂足の改善にいたっていません。 先生、力を貸して下さい。元の足に戻りたいです。 どうかよろしくお願いいたします

神経麻痺の鍼灸治療

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