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延髄梗塞

延髄梗塞と中国鍼灸 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

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延髄梗塞について

延髄梗塞後遺症の治療前|延髄梗塞後遺症の治療結果 治療前 
延髄梗塞後遺症の治療後|延髄梗塞後遺症の治療結果 治療後

延髄梗塞とは、脳を栄養する動脈の閉塞、または狭窄のため、脳虚血を来たし、脳組織が酸素、または栄養の不足のため壊死、または壊死に近い状態になる病気です。

延髄梗塞に対する当院の取り組み

当院の延髄梗塞の治療目的は、延髄梗塞患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと延髄梗塞の完全な回復までの時間を短縮することです。
近年、延髄梗塞の治療は、西洋医学以外にも新しい治療法を求める動きが世界中に広がりました。欧米、中国などの国では、鍼灸の延髄梗塞に対する有効性が再認識するようになっています。当院も延髄梗塞患者さんの期待に応えるため、30年間、延髄梗塞の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の頭皮電気針治療法【脳透穴針】を開発しました。そして良い成果を上げています。
鍼灸治療によって、治癒した例、改善した例を合わせるとの方の85%は経過がよいと考えられます。
延髄梗塞の原因が多様なため、当院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な頭皮電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
当院の針灸治療で、多くの延髄梗塞患者の後遺症を減らすことができて、、延髄梗塞患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
    

延髄梗塞鍼灸治療法

延髄梗塞鍼灸治療症例と臨床経験

延髄梗塞鍼灸治療 :延髄梗塞患者355名,【脳透穴針】取穴:百会、前頂、懸顱、後頂に頭皮針。

延髄梗塞鍼灸臨床経験 :当院では、多くの延髄梗塞の症状を完治、或いは改善してきました。今も多くの延髄梗塞患者が通っていらっしゃいます。延髄梗塞患者の一人一人の症状に合わせて、北京中医針灸院はきめ細かい針灸(鍼灸)治療を行っています。中国鍼灸の針灸(鍼灸)治療では、延髄梗塞患者の回復と予後は良好で、多くの延髄梗塞患者は普通の生活が可能となりました。
中国の病院では、延髄梗塞、脳卒中の急性期救急の場合は西洋医学的な治療を中心に、延髄梗塞、脳卒中の慢性期、或いは後遺症では鍼灸治療が主流です。慢性期の鍼灸治療が延髄梗塞、脳卒中の回復にはかなり有効です。延髄梗塞、脳卒中に罹って30日以内に鍼灸治療を受けた患者さんの回復が早く、上肢の麻痺より下肢の回復が早いです。 当院の経験から鍼灸治療は延髄梗塞、脳卒中の慢性期、後遺症にはかなり有効です。延髄梗塞、脳卒中の慢性期、後遺症は鍼灸治療がお勧めです。

延髄梗塞鍼灸治療症例

篠原さん、男性、67歳、杉並区在住。2ヶ月前、突然倒れ、意識を失い、右側の手足が麻痺し、口がうまくきけなくなりました。救急車で病院に搬送され、MRIで延髄梗塞と診断され、薬物治療で意識が戻りましたが、重い右片麻痺と構音障害が残ったままで退院されました。同じく延髄梗塞を発症し、当院の鍼灸治療で治った従兄弟が篠原さんに鍼灸治療を勧めました。篠原さんは退院して、当院の鍼灸治療を受けました。最初はあまり変化がありませんでしたが、18回目から、右側の手足の麻痺が少しずつ取れ、49回目から麻痺が無くなりましたが、構音障害が残り、鍼灸治療を根気強く続けられた半年後、言葉もスムーズになり、鍼灸治療を終了しました。最終回の鍼灸治療が終わった時に、「救急で意識が戻った時、このままでは片麻痺などの後遺症が残るではないかとすごく心配していましたが、鍼灸のお蔭で延髄梗塞も後遺症もすっかり治って、すごく嬉しいです」と篠原さんが嬉しそうな顔でおっしゃっていました。篠原さんの根気強く鍼灸治療を受けられたのが完治に結びつく最大原因だと思います。

延髄梗塞の鍼灸治療のメカリズム

延髄梗塞の原因|延髄梗塞【神経疾患】

当院独自開発した【脳透穴針】治療法:頭部にある二つ離れている特殊なツポに一本の針を通し、微電流をかけ、これらの刺激が生物電信号に変わり、神経の伝達を通じ、脳組織と機能を健常化する仕組みです。
1.【脳透穴針】:特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.大脳大動脈、大脳中動脈、大脳小動脈の血流量が増え、脳への血流供給が増え、損傷した脳組織を修復します。
4.「確率共鳴」という現象が起き、大脳の働きを活発化させます。
5.脳組織と機能を健常化します。

延髄梗塞治療の実際様子と流れ

延髄梗塞の原因|延髄梗塞【神経疾患】

1.当院独自開発した【脳透穴針】治療法:
 特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。

中国鍼灸の新聞の紹介記事

延髄梗塞の原因|延髄梗塞【神経疾患】

『週刊文春』
 出版社:株式会社文藝春秋
『週刊実話』
 出版社:日本ジャーナル出版
『アサヒ芸能』
 出版社:徳間書店
『週刊大衆』
 出版社:双葉社
『難病、慢性疾患に最適ー欧米でも高まる評価 』『 西洋医学と東洋医学を結ぶ中国人医師の挑戦』
延髄梗塞の原因|延髄梗塞【神経疾患】

延髄梗塞と西洋医学

延髄梗塞の原因

延髄梗塞は、脳に酸素と栄養を運んでいる動脈が閉塞して起こります。最も多いのが、内頸動脈の枝の閉塞です。血のかたまりである血栓や、アテローム動脈硬化によって生じたアテローマと呼ばれる脂肪沈着物の一部が、血管の壁からはがれて血流に乗って移動し、脳の動脈で詰まってしまうのが原因です。
血のかたまりは、動脈壁の中の脂肪沈着物が裂けるとできます。こうした脂肪沈着物が大きい場合、詰まった水道管のように、血液の流れを遅くして流量を減らします。血液の流れが遅くなるほど血のかたまりができやすくなり、その血のかたまりが動脈を狭めるリスクが高くなります。血のかたまりは、他にも心臓や心臓弁膜などの場所にもできます。血のかたまりが動脈に詰まって起こる延髄梗塞は、心臓の手術を行ったばかりの人、心臓弁膜症がある人、不整脈の中でも特に心房細動がある人に多く起きています。赤血球の数が過剰になる赤血球増加症などの病気では血液が濃くなるため、血のかたまりができやすくなります。
腕や脚の骨などの長い骨を骨折し、その骨髄の脂肪の小さな破片が遊離して血流で運ばれ、延髄梗塞に似た症状が出ることがあります。小さな脂肪のかけらが寄り集まってかたまりになり動脈をふさいでしまった状態は、脂肪塞栓症候群と呼ばれています。
大量の血液を失ったり、ひどい低血圧のときのように脳に血液が十分に流れなくなっても、延髄梗塞が引き起こされます。ときには脳に流れる血液の量は正常でも、血液中の酸素が不足しているために延髄梗塞が起こる場合もあります。血液中の酸素濃度を低下させる病気には、重度の貧血による赤血球の不足、窒息、一酸化炭素中毒などがあります。このような病気によって生じる脳の障害は広範囲に及ぶことが多く、昏睡状態をもたらします。
延髄梗塞は、炎症や感染症によって脳の血管が狭められたときにも起こります。コカインやアンフェタミンなどの薬は動脈を収縮させるため、脳の動脈が狭くなって延髄梗塞を引き起こします。

延髄梗塞症状

  1. 感覚麻痺
    延髄梗塞の多くは、片麻痺が発生します。脳幹梗塞では顔面と四肢で麻痺側が異なる交代性麻痺を来すこともあります。
  2. 運動障害
    延髄梗塞で、片方の上肢・下肢・顔面が脱力または筋力低下になります。
  3. 失調
  4. 意識障害
    延髄梗塞で、脳幹の覚醒系が障害された場合、意識レベルが低下します。
  5. 構音障害
    延髄梗塞が喉頭・咽頭・舌の運動を管理する脳幹の延髄に障害を引き起こしますと嚥下や発声機能にも障害がでます。
  6. 高次機能障害
    延髄梗塞は失語症や失認証など高次機能の障害があります。 延髄梗塞の典型的な症状としては、意識障害、片麻痺、片側の手足や顔面の感覚障害、言語障害、失語症などがあります。ほかにも健忘症、同名性半盲、複視、ふらつき、嚥下障害などがあります。

延髄梗塞の検査

  1. 血液検査
  2. 画像検査

延髄梗塞はまず脳出血との鑑別が必要です。延髄梗塞では初期(早期)虚血変化が出ます。MRIではより早期から所見を捉えることができます。血栓性延髄梗塞の場合、頚部血管のエコーで、血管内壁の粥腫(プラーク)による狭小化を確認できることがあります。

延髄梗塞の診断

延髄梗塞の場合、心原性脳塞栓症、アテローム血栓性延髄梗塞、ラクナ梗塞、その他梗塞のいずれであるかの臨床病型診断を行います。
第1段階の検査のほかに、頭部MRI検査、脳血管の検査(血管超音波検査、MRアンギオグラフィー、CTアンギオグラフィー、脳血管造影)、心臓の検査(超音波検査、ホルター心電図)、血液凝固・血小板機能検査などの精密検査を必要に応じて行います。

延髄梗塞の西洋医学的な治療

  1. 血栓溶解療法
    アテローム血栓や塞栓症の場合、発症直後(3時間以内)であり、ウロキナーゼを局所動脈内投与する血栓溶解療法が可能です。
  2. 薬物治療
  3. 開頭減圧術
    70歳以下の延髄梗塞患者で、進行性意識障害でCT上脳幹圧迫所見のある中大脳動脈潅流域を含む一側大脳半球梗塞の場合、薬剤による脳圧制御は困難で、開頭による外減圧術の必要があります。
  4. 血管治療
    マイクロカテーテルで血管を拡張する血管拡張術やステントを留置するステント留置術、詰まった場所までカテーテルを進め血管を拡張させる薬を注入する血管拡張術やその部位の血栓を溶かす薬を注入する血栓溶解療法などの脳血管内治療行われています。
    脳が正常に働くためには十分な血液の流れが必要ですので、延髄梗塞に対してはできるだけ早く治療を開始して血液の流れを良くすることが重要です。

延髄梗塞の予防

延髄梗塞が起きやすいのは高齢者です。また男性に多いのですが、他の危険因子である高血圧、糖尿病、高脂血症、心臓病、ストレス、喫煙、大量飲酒、脱水、肥満などは、いずれもいわゆる生活習慣に関係したものです。
延髄梗塞の予防はまず生活習慣を正し、かかりつけ医の指導に従って、治療すべき生活習慣病を早めに治すように努力することが必要です。

延髄梗塞患者の質問

延髄梗塞H様

[ 症状、ご相談内容 ] :
延髄梗塞を発症しました。4ヶ月の入院とリハビリ後、自宅療養しています。現時点で、下記の後遺症が、あります。 ・左半身の運動失調 ・右半身の温痛感覚麻痺 ・平衡感覚麻痺 ・複視 ・左手の痺れ この中でも、平衡感覚を一番直したいと思っています。今は、愛知県に住んでいるため、県内の脳梗塞専門の鍼灸院に通っていますが、なかや か改善がみれません。そちらに行きたいのですが、通うことが難しいです。返事が、難しいかもしれませんが、この平衡感覚は治るものですか ? 短期間で、例えば、2週間ぐらいで成果がでるのであれば、近くにホテルをとり、毎日通うことも出来ます。 ご返事、お待ちしております。よろしくお願いします。

当院の返事:
今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。
同じ症状で治った方がたくさんいらっしゃいますので、心配ないと思います。
 

患者様の返信:
3か月前より延髄梗塞の治療をしていただいております。
おかげさまで、左半身の運動失調は改善され、治療前よりかなり回復しています。
右半身の温痛感覚麻痺も弱くなりました。
本当に有難うございました。
引き継ぎ宜しくお願いします。

延髄梗塞の治療相談

[ 症状、ご相談内容 ] :
延髄梗塞があり、どの位の治療で治癒するのでしょうか。

延髄梗塞の治療相談

[ 症状、ご相談内容 ] :
ご連絡ありがとうございます。 これはスゴい奇跡です。私も助けを求めたくご連絡をしようかと悩んでいた所でした。 メールの返信をいただいた後、何度もそちらへ伺うチャンスを図っていたのですが 容態が不安定で抜け出すことができませんでした。 現在の状態と経緯を説明します。 診断名)脊髄梗塞 5/29 全身の脱力で転倒後、起きれなくなり 救急搬送で山梨医科大学に入院中です。
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