加齢黄斑変性
黄斑変性治療前:黄斑変性が見られる
黄斑変性治療後:黄斑変性が消失、正常の眼底に戻った 加齢黄斑変性とは、網膜の中心にある黄斑が進行性障害を起こし、視力が失われていく病気です。
網膜中心部は、黄斑といわれ、視力に最も大切な働きをしています。加齢黄斑変性は、加齢で網膜にある黄斑部が変性を起こす疾患で、失明の原因となりえます。老人性円板状黄斑変性症とも呼んでいて、ARMDともよばれた頃がありました。
黄斑変性は、高齢者がかかりやすい病気で、肌の白い人や喫煙者に多く見られます。黄斑変性は加齢黄斑変性と同じ疾患ではないです。黄斑変性の原因としては、加齢黄斑変性が一番多いです。
加齢黄斑変性は、萎縮型黄斑変性と滲出型黄斑変性の2種類があります。
萎縮型黄斑変性は網膜色素上皮が萎縮し、網膜が障害し視力が低下していく黄斑変性です
滲出型黄斑変性は脈絡膜新生血管が網膜と網膜色素上皮の間に侵入し、網膜が障害される黄斑変性です。
黄斑変性の異常な血管は、血液の成分を漏出します。血液成分が漏出すると網膜浮腫、網膜下液が起こります。そのために、網膜が正しく働かなくなり、視力が低下します。
当院の黄斑変性の治療目的は、黄斑変性患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと黄斑変性の完全な回復までの時間を短縮することです。
近年、黄斑変性の治療は、西洋医学以外にも新しい治療法を求める動きが世界中に広がりました。欧米、中国などの国では、鍼灸治療の黄斑変性に対する有効性が再認識するようになっています。
当院も黄斑変性患者さんの期待に応えるため、30年間、黄斑変性の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法【眼底透穴針】を開発しました。そして良い成果を上げています。
治癒した例、改善した例を合わせると患者の75%は経過がよいと考えられます。
黄斑変性の原因が多様なため、当院の治療方法もそれに応じて、多様に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
当院の針灸治療で、多くの黄斑変性患者の視力が戻り、黄斑変性患者の生活の質を高めるのに役に立っています。
加齢黄斑変性の鍼灸治療:黄斑変性198名、【眼底透穴針】取穴:眼底穴、球後。
加齢黄斑変性の鍼灸臨床経験 :中国鍼灸では、多くの加齢黄斑変性の視力障害を完治、或いは改善してきました。今も多くの加齢黄斑変性患者が通っていらっしゃいます。加齢黄斑変性患者の一人一人の症状に合わせて、中国鍼灸はきめ細かい針灸(鍼灸)治療を行っています。中国鍼灸の針灸(鍼灸)治療では、加齢黄斑変性患者の視力の回復と予後は良好で、多くの加齢黄斑変性患者は普通の生活が可能となりました。
黄斑変性の根本的な治療の少ない現在、多く成果を上げっている針灸治療を早く受けることがとても大事で、失明の予防にもなります。
加齢黄斑変性の症例 :渡辺様 58歳 男性
60歳の時に右目に加齢黄斑変性発症し、1年後には左目にも発症しました。 右目はレーザー光凝固術を、左目は光線力学的療法をそれぞれ施しましたが、視力低下の進行を止まりませんでした。
新聞の紹介記事を見て、中国鍼灸を尋ね、早速鍼灸治療を受けました。
鍼灸治療を始めてから1カ月後、周りの物が少しづつハッキリ見えてき、2ヵ月後ゆがんで見えた物が、まっすぐになりました。3ヵ月後暗くなっていた視界の中心が明るく見えました。
その後も両目は順調に回復し、4カ月後の眼底検査は、既に健常化になりました。
今は、物の形が良く見え、外の風景もハッキリ見え、週1回の山登りを楽しんでいます。本当に、どうも有難うございました。 もし今後体に不調がありましたら、またお世話になりたく、その際は何卒宜しくお願い致します。
当院が独自開発した【眼底透穴針】治療法:
眼球の奥にある特殊なツポに一本の針を通し、微弱電流で刺激し、電気信号は網膜にある視細胞のところで、電気エネルギーに変えて、網膜、視神経など眼球組織を活発化させます。
更に電気エネルギー信号は視神経を伝わり、後頭葉にある皮質視中枢に達し、視中枢の働きを活性化する仕組みです。
1.当院が独自開発した【眼底透穴針】
特殊なツボにハリをうちます。
2.ハリに微弱電流を流します。
3.痛みを感じない程度の治療が多いので、
寝ってしまうことがあります。
4.起きたら、治療完了です。
5.鍼灸治療が終わった後に生活注意事項を説明します。
加齢黄斑変性は、網膜の中心部にある黄斑が障害されることで、視力に大きな影響を及ぼす病気です。初期段階では自覚症状が少ないこともありますが、進行すると物が歪んで見える、視界の中心が暗くなる、文字が読みにくくなるといった症状が現れます。特に直線が波打って見える「変視症」は代表的な症状の一つです。
加齢黄斑変性は周辺視野が保たれる一方で、中心視力が低下するため、日常生活の質に大きく影響します。読書や運転、細かい作業が困難になることで、不安やストレスを感じる方も少なくありません。症状は片目から始まることも多く、もう片方の目で補われるため発見が遅れるケースもあります。
そのため、片目ずつ視力を確認する習慣を持つことが重要です。見え方に違和感を覚えた場合は、早めに眼科を受診することで進行を抑える可能性が高まります。
黄斑は、視細胞が密集し、色や形を正確に認識するために欠かせない重要な部位です。加齢黄斑変性では、加齢に伴う代謝機能の低下や血流障害により、黄斑部に老廃物が蓄積したり、新生血管が発生したりすることで障害が起こります。
加齢そのものが最大のリスク因子であり、喫煙や生活習慣、遺伝的要因も発症に関与すると考えられています。特に喫煙は発症リスクを高めることが知られており、進行を早める要因にもなります。
また、紫外線や酸化ストレスも黄斑に負担をかける要素です。これらの要因が重なり合うことで、黄斑の細胞が徐々にダメージを受け、視力障害が進行していきます。
加齢黄斑変性の診断では、眼底検査や光干渉断層計(OCT)といった検査が行われます。これにより、網膜や黄斑の状態を詳しく確認し、病気の有無や進行度を評価します。必要に応じて蛍光眼底造影検査が行われることもあります。
加齢黄斑変性には「滲出型」と「萎縮型」があり、診断によって治療方針が大きく異なります。滲出型は新生血管が原因となり急速に視力が低下することが多く、萎縮型はゆっくりと進行する傾向があります。
早期に正確な診断を受けることで、適切な治療や経過観察が可能となり、視力をできるだけ維持することにつながります。
現在の医療では、加齢黄斑変性を完全に治す治療法は確立されていませんが、進行を抑え、視力を維持するための治療が行われています。滲出型では抗VEGF薬の硝子体注射が主な治療法として用いられています。
治療は継続することが重要であり、自己判断で中断すると視力低下が進行する可能性があります。萎縮型の場合は経過観察が中心となりますが、生活習慣の見直しや栄養管理が重要です。
治療と並行して、定期的な検査を受けることで病状の変化を早期に把握し、必要に応じて治療方針を調整していきます。
加齢黄斑変性と診断された後も、日常生活の工夫によって生活の質を維持することが可能です。明るい照明を使う、拡大鏡や音声機器を活用するなど、視力低下を補う方法を取り入れることが有効です。
禁煙やバランスの取れた食事、紫外線対策は、病気の進行を抑えるために欠かせません。特に抗酸化作用のある栄養素を意識した食生活は、目の健康維持に役立ちます。
不安や悩みを一人で抱え込まず、医療機関や周囲と相談しながら向き合うことが、加齢黄斑変性と長く付き合っていく上で大切です。
『夕刊フジ 』: 『黄斑変性症、緑内障、網膜色素変性症、網膜剥離の最新治療』
加齢黄斑変性の診断・程度判定・最適な治療を考えるうえで多くの検査が必要ですが、眼底検査と蛍光眼底造影検査の二つが特に重要です。
乾性黄斑変性の場合、中心視力の低下が起こります。ものがぼやけて見えたり、細かい部分が見えなくなっていきます。
湿性黄斑変性では、急速に視力低下の進行する傾向があり、新生血管が出血した場合は特に、急激な視力低下が起こります。
加齢黄斑変性の進行度や重症度には個人差があります。
湿性黄斑変性は新生血管が発育し、出血や滲出が起こります。やがて収まっても黄斑の組織の傷害は永久に残ります。
加齢黄斑変性は加齢による病気ですので、加齢に伴い増加し、70歳以上に多くみられます。
滲出型加齢黄斑変性は、男性に多くみられます。加齢黄斑変性の約20%は両眼性に発症し、高齢になるほど両眼性の人が多くなります。
喫煙と遺伝が関係あることがわかってきました。
加齢黄斑変性の西洋医学治療は、対症療法です。
[ 症状、ご相談内容 ] :
24年1月に眼底出血をし糖尿病網膜症・黄斑変性症・白内障といわれました。
改善の兆しが見えないの悩んでいます。
手術をせずに治したいのでどうすればいいか教えてください。よろしくお願いします。
当院の返事:
当院の鍼灸治療は糖尿病網膜症・黄斑変性症と
白内障にはかなり有効です。
2か月前に、一人糖尿病網膜症・黄斑変性症患者が、当院で暫く鍼灸
治療を受け、歪視の症状がなくなり、視力も0.1から0.5まで上がりました。
手術をせずに治したいなら、鍼灸治療の方が効果的だと思います。
当院が開発した特殊な治療法で、治った方も
患者様の返信:
黄斑変性症で大学病院で3年以上お世話になりましたが、なかなか治りませんでした。
そんなある日、インターネットで「中国鍼灸」さんのサイトに出会いました。
「黄斑変性症」について、他のどこよりも、詳しく又わかり易く解説されていました。「ここならば」と期待を込めて、通院することに決めました。
週に3〜4日間くらいのペースで約1月治療して頂いた結果、眼は完全に回復し、平常の生活に戻ることができました。
先生に出会えたおかげで黄斑変性症が治りました。本当に感謝しています。ありがとうございます。ぜひ、同 じ悩みをお持ちの方がいたら鍼治療をおすすめします。
[ 症状、ご相談内容 ] :
黄斑変性症で3か月に1度眼科に通っています。(6年前人間ドッグで色素上皮剥離を発見されてから)2年前から、複視を感じるようになり
、その話をしたところ、黄斑変性症が原因で、そちらを早く治すのが先だ」と言われました。しかし、わたしとしては、複視のほうが気にな
るので、何とかしたいと思っています。複視は右端を基準に左へ水平線がずれ、最大20度くらい開きます。焦点を絞らずにぼっとしている
と開きます。目をぱちくりすると、ずれが一時的に緩和されます。こんな症状ですが黄斑変性症のせいでしょうか。本当のことが知りたくメ
ールしました。よろしくお願いします。
[ 症状、ご相談内容 ] :
左目、黄班変性で注射をし治癒しましたが、その後、線が曲がったり尖ってみえ、
曲がりは近視が強いため、尖りは脳の異常、とのことでした。
2年ほど前から両眼複視の症状が出て、線の尖りはなくなりましたが、最近、複視の症状がひどくなり、眼や脳に良いということを色々と試し
ても効果がなく、大変困っております。
遠方ですので、頻繁に通うのは困難ですが、漢方治療とあわせて、ということも可能でしょうか。
御多忙中、誠に恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
[ 症状、ご相談内容 ] :
右側の目が黄斑変性を患っております。先生の鍼灸で症状が良くなること可能でしょうか?恐れ入りますが、お教
えください、よろしくお願いいたします。
[ 症状、ご相談内容 ] :
数年前より、右目に関して黄斑変性症があるのは指摘されていましたが、見え方に支障が無かったため、コロナもあり特に何も施さないできま
した。
*緑内障は10年ぐらい前から点眼を続けています。
3月末に急に右目に曇りと歪みを発症。眼科に行ったところ右目に白内障も出ているとのこと。「白内障は手術での回復は見込めるが、黄斑変
性症は元には戻らない可能性が高い。」と言われる。
実績のある貴院をネットで発見。眼科手術はせずに、貴院に通院するとなると、黄斑変性症の場合「どのくらいの頻度」で「どのくらいの期間
」の通院になるのか目安を教えていただけますでしょうか?
[ 症状、ご相談内容 ] :
[ 症状、ご相談内容 ] :
一年半前に加齢黄斑変性と診断され、アイリーアという注射を2ヶ月に1回ぐらいのペースで打っていましたが、今年に入って新生血管から
出血し、視野が狭まり視力も落ちました。
実は、年末に心不全を起こし入院。僧帽弁閉鎖不全症と診断され、3月はじめに手術で弁を機械弁に交換。そのためワーファリンという血液を
さらさらにする薬を飲んでいます。
そのせいかわかりませんが、今月に入って再度、黄斑の新生血管から出血。現段階ではアイリーア注射しか対処法はないと言われ、本日も注射
をする予定です。
現在は黄斑変性になった右目の90%が暗いと言っています。今のところ左目は無事ですが白内障になり始めています。
そちら様の治療は、目の周囲の深いところに鍼をさすようですが、心臓病を抱えていてワーファリンを飲んでいることは妨げにならないでしょ
うか。出血しやすく、血が止まりにくくなっています。
このような状態ですが、治療法はあるでしょうか。
よろしくお願いいたします。
[ 症状、ご相談内容 ] :
お忙しい中、早々のご返信誠にありがとうございます。この加齢性黄斑変性症は書かれたように治る病気なのでしょうか。病院では進行を抑えることしか出来ないと言われました。宜しくお願いいたします。