鍼灸、針灸

躁うつ病

躁うつ病と中国鍼灸 (通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

躁うつ病について

躁うつ病の原因|躁うつ病【神経系疾患】

躁うつ病とは、うつ状態と躁状態が出現する病気です。
躁うつ病は、双極性障害と呼ばれていた病気に相当します。双極とは「2つの極」という意味で、双極性障害は躁病の極とうつ病の極の両方をもつ気分障害という意味です。
躁病は、過度の身体活動や、実際に起きた出来事から考えて著しく不釣り合いなほど極端な高揚感を特徴としています。
躁状態は、概して数日間のうちに急速に発症します。躁病の早期にある人は普段より気分が良く、元気いっぱいで、非常にエネルギッシュです。
躁うつ病は、統合失調症とともに2大内因性精神病とされています。脳に何らかの異常(脳腫瘍や脳出血、あるいは脳の感染症など)があって生じる器質性の精神病や、ストレスやショックな事件などはっきりとした心理的因子によって生じる心因性の精神病と違って、脳に器質的異常がなく、またはっきりした心因がないのに生じる精神病が内因性精神病と呼ばれてきました。

躁うつ病に対する当院の取り組み

当針灸院(鍼灸院)の治療目的は、躁うつ病患者のできるかぎりの回復の機会を提供することと躁うつ病の完全な回復までの時間を短縮することです。
躁うつ病を克服のため、当針灸院(鍼灸院)は25年間、躁うつ病の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用でより良い成果を上げています。1990年4月から2008年10月の間、10年間に来院された躁うつ病患者151名を集計したところ、139名が完治しました。
当針灸院(鍼灸院)の治療は躁うつ病の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当針灸院(鍼灸院)は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。
最も興味のある点は針灸治療が躁うつ病の再発予防にも効果があることです。治った躁うつ病患者さんの多くがその後再発しませんでした。

躁うつ病の分類と症状

躁うつ病には、1型と2型の二つがあります。1型の方が躁が激しいものです。この躁の強さによって、双極1型、双極2型という分類をされます(アメリカ精神医学会の分類(DSM-IV)による)。

  1. 1型躁うつ病:非常に気分がよく、やる気もあり、自分では絶好調のつもりで新しいことを始めます。しかし、すぐ気が変わり、いろいろなものに手をつけるので、実際の仕事ははかどりません。また、ささいなことで激怒します。 何週間も不眠不休で行動したり、ひどい時には、多大な借金をしての起業や事業拡大、何百万円ものむだな買物・ギャンブルをしたり、激怒による暴力や性的逸脱行為をしたりします。また、人によっては、「自分は選ばれた特別な人間だ」とか、「自分はすごい超能力がある」「選挙に出る」などの誇大妄想、幻覚・幻聴などが出たりします。 本人は気分が高揚しているので、病識(自分が病気だという意識)は全くなく、心配して治療を受けさせようとする家族に対して反感を持ちます。躁の時のことをきれいに忘れてしまう人もおり、家族は振り回されっぱなしで、精神的にも肉体的にも大変疲れてしまいます。
  2. 2型躁うつ病:社会生活を営めるくらいの躁(軽躁)で、激しく怒ったり妄想が出たりはしません。眠らなくても平気で、気分は陽気、まわりとも活発に交流し、一見何も問題ないように見えます。 が、「軽躁」は立派な病的状態なので、注意深く見ると、「ふだんの本人」よりも少し違った感じがします。本人も、「スイッチが入って陽気になっている」というような状態で、単純に楽しいわけでは決してなく、イライラが募ったり疲れがたまったりしています。はた目からは楽しそうに見えても、実はかなりのプレッシャーがかかり、無理をしています。

躁うつ病の原因

躁うつ病の原因はいまだ解明されていませんが、うつ病と同様、疾患脆弱性をもつ人に身体的あるいは心理的負荷がかかり、脳の機能のバランスがとれなくなると発病するとされています。疾患脆弱性を規定する因子は複雑ですが、そのひとつに遺伝があり、双生児での一致率は8割ともいわれています。しかし、他の2割は遺伝以外の要因であり、遺伝と環境要因の両方で規定されると考えられています。

躁うつ病の検査と診断

躁うつ病の診断の中心は問診で、病歴などを聴取して、躁うつ病の原因を探します。双極性障害の症状は、躁病相とうつ病相で対照的です。ほとんどの症状は躁病相とうつ病相で正反対であることがわかります。時に躁病相とうつ病相の症状が混じり合って同時に現れることがあり、これを混合状態と呼びます。双極性障害は未治療の場合、躁病相、うつ病相合わせて生涯に10回以上の病相を繰り返しますが、繰り返すにつれて病相の持続期間は長くなる一方、病相と病相の間隔は短くなります。なかには1年に4回以上病相を繰り返すケースもあり、これをラピッドサイクラーと呼びます。
躁病相が確認されれば、双極性障害の診断はさほど困難ではありません。

躁うつ病の西洋医学的な治療

躁うつ病は、患者さんの結婚、職業、生活にしばしば深刻な影響を招く原因となります。離婚率も高く、健康な対照者の2〜3倍とされています。また、自殺率も高くなっています。  双極性障害の治療は単極性うつ病と同様、薬物療法、心理療法、社会的サポートの3本柱で行われますが、薬物療法は単極性うつ病と基本的に異なります。

躁うつ病の生活注意点

躁うつ病になりやすい性格としては、仕事熱心、こり性、生真面目、几帳面、正義感・責任感が強いなどの特徴があります。「No」といえないので何でも引き受けてしまい、無理を重ねた後に仕事がこなせないと「自分の責任だ」と思い込んでうつ状態になってしまうというわけです。“ちゃらんぽらん”だとうつにはなりません。 躁うつ病の生活注意点は以下の通りです。

     
  1. オーバーペースにならないようにする。
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  3. 生活のリズムを守る。
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  5. 一人で考え込まないで、誰かに相談する。
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  7. 1つのことに固執しないで、気分転換をする。
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  9. 運動・スポーツをすると頭のこりがとれる。

躁うつ病の鍼灸治療症例と臨床経験

躁うつ病の鍼灸治療臨床経験:躁うつ病患者151名、取穴:人中、足三里、下関、頬車、地倉、合穀、中脘、気海、内関、百会、三陰交。

躁うつ病の鍼灸治療臨床経験:当針灸院(鍼灸院)では、多くの躁うつ病患者の症状を回復させてきました。今も多くの躁うつ病患者が通っていらっしゃいます。躁うつ病患者の一人一人の症状に合わせて、当針灸院(鍼灸院)はきめ細かな針灸治療を行っています。針灸治療の結果、多くの躁うつ病患者は正常な生活を送ることができるようになりました。
躁うつ病は治療すれば普通は治る病気であり、人格的欠陥や精神力の弱さなどの表れではありません。
躁うつ病に対する鍼灸治療では、非常に高い治癒率と有効率があります。薬物療法、認知療法、電撃けいれん療法、高照度光照射療法、断眠療法など西洋医学的な治療をやる前、鍼灸治療を選択すべきです。

躁うつ病の鍼灸治療のメカリズム

躁うつ病患者は鍼灸治療によって、脳内に不足している脳内物質(ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンなど)の分泌を促進させる。

躁うつ病の鍼灸治療効果

躁うつ病151名、完治したのは139名、有効率は86%。

精神障害の鍼灸治療

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