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アレルギー性肉芽腫性血管炎

アレルギー性肉芽腫性血管炎(通院困難な方は、漢方相談にも。院長のお勧め⇒)

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アレルギー性肉芽腫性血管炎について

アレルギー性肉芽腫性血管炎の治療前|アレルギー性肉芽腫性血管炎の治療結果 治療前

アレルギー性肉芽腫性血管炎とは、気管支喘息やアレルギー性鼻炎を有する人に、白血球の一種である好酸球の著明な増加を伴って、細い血管に血管障害(血管炎)を生じる病気です。
アレルギー性肉芽腫性血管炎は、全身の動脈に壊死性血管炎を生じる病気でチャーグ・ストラウス症候群とも呼ばれています。アレルギー性肉芽腫性血管炎は症状が出る前に気管支喘息や副鼻腔炎などのI型アレルギー性症状が先行する事が多く、血管炎症状として多彩な臓器症状を引き起こします。
アレルギー性肉芽腫性血管炎は好酸球が異常に増加する全身の血管炎で、体重減少、発熱、多発性神経炎、消化管出血、多発関節炎、筋肉痛、筋力低下などを来たします。結節性動脈周囲炎と同様の難治性の経過をとる疾患です。
アレルギー性肉芽腫性血管炎は30〜60歳に好発し、男:女 = 4:6でやや女性に多い病気です。気管支喘息やアレルギー性鼻炎を有する人に発症します。気管支喘息は治療に抵抗性のことが多く、かつ血液中に好酸球増多を認めます。これらの症状が数年間持続した後に、血管炎が発症します。

脊髄性筋萎縮症に対する当院の取り組み

当鍼灸院のアレルギー性肉芽腫性血管炎の治療目的は、アレルギー性肉芽腫性血管炎患者にできるかぎりの回復の機会を提供することとアレルギー性肉芽腫性血管炎の完全な回復までの時間を短縮することです。
アレルギー性肉芽腫性血管炎はなかなか治療方法がない現状の中、当針灸(鍼灸)院は30数年前からアレルギー性肉芽腫性血管炎の針灸治療を取り組んできました。当鍼灸院は25年間、アレルギー性肉芽腫性血管炎の治療に力を入れて、試行錯誤の末、独自の電気針治療法を開発しました。特殊な鍼と電気の併用で良い成果を上げています。多くのアレルギー性肉芽腫性血管炎患者さんの症状の回復が見られました。
当鍼灸院の治療はアレルギー性肉芽腫性血管炎の頑固さに応じて、多岐に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気針治療法を組み合わせることで、最大限の効果を引き出します。そしてアレルギー性肉芽腫性血管炎の症状の回復で、アレルギー性肉芽腫性血管炎患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。

アレルギー性肉芽腫性血管炎の原因

アレルギー性肉芽腫性血管炎は男性ホルモン(アンドロゲン)を受け取るアンドロゲン受容体という蛋白質の遺伝子に異常が原因です。アンドロジェン受容体の遺伝子にCAGの3塩基繰り返しの増大がみられます。

アレルギー性肉芽腫性血管炎の病理

アレルギー性肉芽腫性血管炎の病理は周囲組織に著明な好酸球浸潤を伴う細小血管の肉芽腫性、又はフィブリノイド壊死性血管炎の存在、血管外肉芽腫の存在が認められます。

アレルギー性肉芽腫性血管炎の症状

アレルギー性肉芽腫性血管炎の症状は気管支喘息発作、手足のしびれ(末梢性神経炎)、出血斑(紫斑)、関節痛・筋肉痛、腹痛・消化管出血(胃・腸の潰瘍)、体重減少、発熱などです。時には、脳出血・脳梗塞、心筋梗塞・心外膜炎、消化管穿孔を生じることもあります。

          
  1. 気管支喘息又はアレルギー性鼻炎
  2. 血管炎に起因する以下の臓器障害:単神経障害・多発性単神経障害・多発神経障害)、消化管出血、紫斑、多発関節痛、心病変(心筋梗塞、心筋炎、心膜炎)、眼病変(上強膜炎)
  3.     

アレルギー性肉芽腫性血管炎の検査所見

アレルギー性肉芽腫性血管炎の検査所見:

       
  1. MPO-ANCA陽性、P-ANCA陽性
  2. PR3-ANCA陽性、C-ANCA陽性
  3. 白血球増加(10,000/μl以上)
  4. 血清IgE増加(600U/ml以上)
  5. 血小板増加(40×104/μl以上)

アレルギー性肉芽腫性血管炎の診断

アレルギー性肉芽腫性血管炎の診断は3大主要徴候を認められ、さらに:
先行する気管支喘息、血中の好酸球の増加(800/μL以上)、血管炎症状を認めることによりさらに病理組織所見が存在すると確実になります。参考所見として、血沈亢進、血小板増加、IgE高値、抗MPO抗体、ECPの上昇などが重要です。

アレルギー性肉芽腫性血管炎の西洋医学治療

アレルギー性肉芽腫性血管炎の西洋医学治療はステロイド薬で治療します。プレドニン30 −60 mg/日で初期治療を行ない、症状が改善したら漸次減らしていきます。一年間以上にわたり治療する必要があります。早期に治療を中止すると、再発をきたしますので注意が必要です。また、脳・心臓・腸に病変を有する場合は、免疫抑制薬のエンドキサンを少量(50 -100mg/日)併用して治療を行ないます。

アレルギー性肉芽腫性血管炎の予後

アレルギー性肉芽腫性血管炎の約80%の症例は、喘息発作、紫斑、末梢神経炎、筋肉・関節痛、腹痛などの症状がみられますが、適切な治療によって治癒に至ります。しかし、約20%の症例では、脳出血・脳梗塞や心筋梗塞・心外膜炎、腸穿孔を生じ、重篤となることがあります。又、一度治癒しても、再発を来すことがありますが、その頻度は10%以下と推定されています。

アレルギー性肉芽腫性血管炎の鍼灸治療法

アレルギー性肉芽腫性血管炎の鍼灸治療症例と臨床経験

アレルギー性肉芽腫性血管炎の鍼灸治療症例 :アレルギー性肉芽腫性血管炎患者23名、取穴:前頂、懸顱、後頂に頭皮針。他の取穴:大椎、肩髃(ケング)、曲池、手三里、合穀、魚際、太淵、足三里、伏兎、風市、環跳、陽陵泉、絶骨。電気針、20分間後、吸い玉20分間。

アレルギー性肉芽腫性血管炎の鍼灸治療臨床経験 :当鍼灸院では、多くのアレルギー性肉芽腫性血管炎患者の症状を回復、或いは改善してきました。今も多くのアレルギー性肉芽腫性血管炎患者が通っていらっしゃいます。アレルギー性肉芽腫性血管炎患者の一人一人の症状に合わせて、当鍼灸院は具体的な針灸治療方法で対応しています。

アレルギー性肉芽腫性血管炎の鍼灸治療効果

治療によって、全身の症状が改善します。治癒した例、改善した例を合わせると患者の73%は経過がよいと考えられます。

アレルギー性肉芽腫性血管炎患者の質問

アレルギー性肉芽腫性血管炎患者ZH様

[ 症状、ご相談内容 ] :
アレルギー性肉芽腫血管炎の疑いと診断されました。
3/21〜9/15まで入院し、治療回復の進展があまりなく先日退院しました。
現在の症状は、(1)左上肢麻痺(2)声帯麻痺(左反回神経麻痺)(3)左目瞳孔が縮小(4)左顔面の発汗麻痺(5)大腸穿孔(回 腸ストーマ)(6)左耳耳鳴りなどがあります。特に、(2)声帯麻痺は、6ヶ月程度経過すると回復する場合があると言われたのだが、未だ 嗄声状態で今後誤嚥性肺炎が心配だから声帯を戻す手術を勧められました。ご相談したいのは、この左反回神経麻痺の改善が鍼で改善できるか 、あるいは、病原のアレルギー性肉芽腫血管炎が改善できるかです。今はステロイド薬で自己免疫力を抑えている(プレドニン17.5m g服用)治療だけの状態です。私の症状で何かしら治療効果が期待できるものがあるでしょうか?よろしければご回答お願いします。

当院の返事:
私の経験から、当院の鍼灸治療はアレルギー性肉芽腫血管炎による 反回神経麻痺には、かなり有効です。
最近、一人のアレルギー性肉芽腫血管炎による反回神経麻痺患者が、 当院で暫く鍼灸治療を受け、発声障害の症状がかなり良くなりました。 今の症状は、鍼灸治療の方が効果的だと思います。
当院が開発した特殊な治療法で、アレルギー性肉芽腫血管炎と 反回神経麻痺両方には有効です。

患者様の返信:
ご無沙汰しています。
以前にアレルギー性肉芽腫血管炎を治療して頂いた者です。お陰さまでアレルギー性肉芽腫血管炎の方は本当に良くなりました。心より感謝し ています。
最近疲れやすくて、先生の治療を受けたいですので、 お休みがわかり次第来月の予約をさせていただこうと思います。宜しくお願いします。

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