ベーチェット病
ベーチェット病は従来、男性に多いといわれていましたが、最近の調査では発症にはほとんど性差はないようです。ただ、症状に関しては、男性の方が重症化しやすく、内蔵病変、特に神経病変や血管病変をつくりやすい傾向にあります。眼病変も男性に多く、特に若年発症の場合は、重症化し失明に至る例もみられます。ベーチェット病の発病年齢は、男女とも20-40歳に多く、30歳前半にピークを示します。
ベーチェット病は日本人に多くみられる原因不明のぶどう膜炎を引き起こす病気です。20代から50代の人の両目に発病し、徐々に悪化し、長い経過の後に失明することもある病気です。ベーチェヅト病は男性ではかなり重症な人が多いといわれています。ベーチェット病は日本を最多発国とし、韓国、中国、中近東、地中海沿岸諸国によくみられます。このためsilk road diseaseともいわれます。日本では北海道、東北に多いです。現在約18,000人の報告があります。
中国鍼灸院のベーチェットの治療目的は、ベーチェットの回復程度を高めることとベーチェットが完治するまでの時間の短縮することです。
当院長は二十数年前からベーチェット病の針灸治療を取り組んできました。各国のベーチェット病に対する治療法を研究し、中国鍼灸院の特殊な電気針療法を開発し、そして、多くのベーチェット病患者の口腔粘膜のアフタ性潰瘍、外陰部潰瘍、皮膚症状、眼症状を改善してきました。
治療によって、全身の症状が改善します。治癒した例、改善した例を合わせると患者の70%は経過がよいと考えられます。
ベーチェット病の原因が多様なため、当院の治療方法もそれに応じて、多岐に渡って行います。当院は中医学的な弁証論治の基本を元に、特殊な電気ハリで、最大限の効果を引き出しています。ベーチェット病の回復は患者さんの生活の質を向上させるのに役に立っています。
ベーチェット病鍼灸治療 :ベーチェヅト病患者さん120名、取穴:眼症状―新明、翳明、太陽、晴明、翳風、養老、合穀、光明、足三里。皮膚症状―風市、血海、曲池、合穀、足三里、太沖、中脘(ちゅうかん)、天枢。口腔粘膜のアフター金津、玉液、下関、迎香、風池、合穀、足三里。
ベーチェット病鍼灸治療臨床経験 :当鍼灸院では、多くのベーチェット病の症状を完治、或いは改善してきました。今も多くのベーチェット病患者が通っていらっしゃいます。ベーチェット病患者の一人一人の症状に合わせて、当鍼灸院はきめ細かい針灸治療を行っています。中国鍼灸院の針灸治療では、ベーチェット病患者の回復と予後は良好で、多くのベーチェット病患者は社会の復帰が可能になりました。
ベーチェヅト病の早期治療がとても大事です。鍼灸治療では、かなり有効率が得られます。炎症を起こさせぬこと、起こってもできるだけ軽くすませること、血管の損傷を早く回復させてやること、血管を詰まらせないことが鍼灸治療の目標です。
御蔭様でベーチェヅト病が治って、一年が経ちました。
4前から、一日中ずっと眼が赤かったり、かすんで見えたりします。眼の痛み、涙っぽい、まぶしい症状がありました。病院でベーチェヅト病と診断され、薬ではなかなか治られませんでした。
友人から中国鍼灸院のことを知り、鍼灸治療を受けました。
28回の鍼灸全身治療と眼治療した後、眼の赤みが取れ、痛みも無くなり、39回目から両眼が完全に回復し、ステロイド剤点眼剤も内服薬もやめまして、皮膚と眼の症状が出なくなりました。
今は以前よりも元気になって、風邪も引かなくなりました。本当にありがとうございます。
ベーチェット病病因は現在もはっきりしないです。何らかの内因と外因が関与して白血球の異常が生じて、ベーチェット病病態が形成されると考えられています。内因については組織適合性抗原のHLA-B51と強い正の相関をもつことから、HLA-B51あるいはその遺伝子座の近傍に本症の発症感受性遺伝子が存在すると考えられ、現在解析中です。外因としてはある種の工業汚染物質の影響を考える人もありますが、虫歯菌を含む細菌やウィルスも考えられます。
ベーチェット病主症状以外に以下の副症状があります。
ベーチェヅト病主症状がすべて出現したとき、ベーチェヅト病診断はそれほど難しくありませんが、ときに、診断の困難なことがあります。そのようなときは、厚生省研究班の診断基準を参考にします。症状の現れ方によって「完全型ベーチェヅト病」「不全型ベーチェヅト病」「疑い」と診断します。病因も病態も不明な点の多いベーチェヅト病においては、未だに症状の種類によってのみ診断づけられています。一日も早くベーチェヅト病の特異的な原因が明らかにされることが期待されています。
ベーチェット病の眼症状はブドウ膜炎です。眼の中の虹彩と毛様体と脈絡膜、これを合わせてブドウ膜といいます。ベーチェット病の眼の症状はこの3つとまわりの組織に炎症がくり返しおこります。脈絡膜と網膜は解剖学的に密接に近い位置にあります。網膜に炎症がおきますと後にある脈絡膜にも炎症がおよびこの逆もあります。眼症状がなぜ重要視されるかといいますと、それは4主要症状の一つで70%位の人にあらわれ失明率が高く、30代、特に眼底型の人は視力が低下して、働けなくなってしまう、年中繰り返し発作が起きるので治療のため働きたくても働きに行けない、おまけに経過が非常に長い、眼症状が起きてから大体落ちつくまでに10年位かかります。そういった訳で眼症状は非常に重要視されています。
ベーチェヅト病眼症状が4つの主症状の中で比較的遅くあらわれます。アフタや皮膚症状が早くあらわれ、男性の場合もアフタから始まる人が90%位です。そして、男女共に皮膚症状が2番目、男性が比較的早くから眼の症状があらわれますが、女性に比べると陰部潰瘍が出ない人が多いようです。女性は眼症状が、最後の症状となる人が比較的多いようです。
ベーチェヅト病初発症状が出て眼に症状が出るまでに大体5〜6年かかります。眼は最後に近い症状であるということになります。
ベーチェヅト病眼症状の出現頻度は、全国調査によりますと大体50〜60%の人に出てきます。眼症状を欠く、いわゆる不全型と言われる眼に全く症状の出ない人が15%位おります。この眼症状を欠く不全型のうち60%位が女性で占められています。前眼部型の70%位は女性ですから、女性は眼の症状が出ても比較的軽くてすむ方が多いことになります。次に眼症状があらわれても中には片眼だけで終わる方もいますが、80%以上の人が1年以内に両眼性になり1〜2年の間に90%以上の人が両眼性になります。
ベーチェヅト病で眼底に炎症が起こる人に使用する薬は、昭和47年以前はステロイドが主流でしたが、現在はまずコルヒチンを使います。コルヒチンだけで効かない場合には、シクロスポリン(サンデイミュン)という免疫抑制薬を使ってみます。眼症状のある患者さんのうち約20%の方々では、との薬を使用しても効果がなく、失明をくい止められない状況が続いています。
ベーチェヅト病眼症状が認められない場合は、慢性的に繰り返し症状が出現するものの、一般に予後は良いと思われます。ベーチェヅト病眼症状のある場合は、網膜ぶどう膜炎の視力の予後は悪く、眼症状発現後2年で視力0.1以下になる率は約40%といわれています。中枢神経病変、動脈病変、腸潰瘍等の特殊型ベーチェヅト病の予後はいろいろな後遺症を残すことがあります。
[ 症状、ご相談内容 ] :
神経ベーチェット病により、今年の6月から声が枯れて出しにくくなってしまったのですが、こういった病気からの症状は治る可能性はあるの
でしょうか?
現在も非常にかすれているため、少しでも楽にしたいです。
[ 症状、ご相談内容 ] :
ベーチェット病腸管型から7年、1年前から神経ベーチェット病発症し現在手足のしびれと声が出にくい、注意力の低下などみられます。ステロイド25?、シムジア注射で治療中です。
当院の返事:
当院が開発した特殊な治療法で、治ったベーチェット病の方も
いらっしゃいますので、心配ないと思います。
患者様の返信:
ベーチェット病の治療で大変お世話になっております。
昨日病院でベーチェット病の検査を受けたところ、ベーチェット病は75パーセント回復したと言われました。
本当にありがとうございます。
ベーチェット病が治るかどうが不安で一杯でしたが、
こんなに早く効果が得られ、驚きました。
来週にお伺いしますので、どうぞよろしくお願いします。
[ 症状、ご相談内容 ] :
神経ベーチェット病により、今年の6月から声が枯れて出しにくくなってしまったのですが、こういった病気からの症状は治る可能性はあるの
でしょうか?
現在も非常にかすれているため、少しでも楽にしたいです。
[ 症状、ご相談内容 ] :
ベーチェット病で、視力も悪くなっており、頭痛や体の痛み病気のストレス等で最近困っております。
視力があまりよくない状況で、仕事の都合でPC使うため、肩こり、首コリなどにも悩まされています。
こういった症状を改善できればと思っているのですが、何らかの対処方法等はございますでしょうか